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Dr’s BLOG / 先生のブログ一覧

2025-07-06

肌育の時代!!王道スネコスとジャロプロスーパーハイドロの違い

こんばんは、『肌育』という言葉を生み出した師匠にも、直にご指導、ご鞭撻いただいている、皮膚科専門医の葉山愛弥です。

昨今では肌に様々なものを注入する時代になり、それらの注入材をまとめて肌育注射とくくっているようですが、実は少し違うのです。

肌育=肌を育てる のであって、創傷治癒の効果とはまた別の機序になります。(とにかくリジュランやプルリアルなどのPN製剤とは違うよーと言いたいです。)

仮に、単に分子の異なるヒアルロン酸を注入しても、水分の保持力とハリ艶が一時的に持続するだけです。

また、PN製剤を注入するだけでは、創傷治癒の効果で肌が若返ることは期待できますが、厳密には肌を育てているとは言い切れません。

肌を育成するには、その肥料である成分が必要で、これがアミノ酸であることが大事なのではないかと思っております。

数年前、日本にイタリア生まれのスネコス(SuneKOS)を日本に取り入れ、沢山のデータをとって、様々な学会でご発表されてきた偉人を私は知っております。その師匠に恥じない文章が書きたいと思い、肌育注射について今宵は語らせていただけますと幸いです。

 

スネコス

主な成分は、非架橋結合ヒアルロン酸と6種のアミノ酸であり、国際特許取得の特殊な比率で配合されています。

そして、スネコス(suneKOS)はシンプルな組織の製剤で、副作用が非常に少ないという特徴があります。

従来ボリュームを出すために使われるようなヒアルロン酸とは異なり、この注射に使われているヒアルロン酸は「架橋されていない=非架橋」もので、さらっとしているため、近年ヒアルロン酸注射の合併症として問題となっている血管閉塞のリスクが極めて低いこと。また、アレルギーなどのリスクも少ないと考えられます。

架橋されたヒアルロン酸では、どうしても血管閉塞のリスクから注入できなかった、顔や首全体の浅い層である、真皮内に注入できることが特徴です。

しかし非架橋のヒアルロン酸だからといって、注入したらすぐにヒアルロン酸が消えてしまうわけではなく、ここでアミノ酸が入っていることで、これがスキンブースターとして線維芽細胞を活性化し、コラーゲンやエラスチンの合成を同時に促進してくれるので、つまりは自身でコラーゲンやエラスチンを産生できるようになるという、画期的なアンチエイジングのための新世代注射なのです。

これらの効果としては、眼回りの小皺、眉間の小皺などにもアプローチできるため、アミノ酸を介したECM(細胞外マトリックス)のバイオリジェネレーションで、小ジワやハリ感など、従来のヒアルロン酸やボトックスでは叶えられなかった自然な若返り効果が期待できるのです!!

眼回りの小皺の改善

 

カーテン皺と呼ばれる頬の皺の改善、水分保持力もあがるため、顔全体の触り心地も格段に変化します。

 

この製剤は非架橋ということ、顔の皮膚には(顔だけではございませんが)代謝があることを踏まえると、一度の施術よりは、1クール2週間に1度の頻度で3回がおすすめで、直後より効果を実感していただける場合もありますが、肌育だけに、さらに2か月後がより効果が出ることもあります。そのため、その後のメンテナンスは半年に1度の注入でよいと思っております。

スネコス200からバージョンアップしたスネコスパフォルマは、アミノ酸量だけでなく、1アンプルの量も増えていますので、しわが気になるおでこ、眉間、眼まわり、頬、ほうれい線、薄く刻まれたしわでなどほぼ顔全体に注入することができます。も目元の張りも自然な感じででますので、くぼんだ感じのクマにも効くことになります。

また、方法としても、全顔に細かく真皮内に注射していきます。そのため、ダーマペンのような、細かい針であえて傷をつけることでの肌の創傷治癒能力を用いて、さらなる美肌を目指すこともできるのです。

スネコス(suneKOS) | 日本を代表する美容健康再生医療のクリニック|BIANCAGINZA

 

ジャロプロ

実は最近流行りのジャロプロ。実はこちらもは肌育製剤です!!

なぜならばスネコスのお父様の会社。

イタリアではスネコスよりもジャロプロの方が有名なようです。親子で切磋琢磨、新しい製品を開発、販売してくださるので、より良いものを残しながら治療に当たれるのも有難い話です。

 

ジャルプロ・スーパーハイドロ(Jalupro Super Hydro)

ジャロプロにもジャロプロ・クラッシックというスネコスに似た製剤がありますが、今回おすすめなのがこちらのジャロプロ・スーパーハイドロ

ジャルプロ・スーパーハイドロとは、高濃度の非架橋ヒアルロン酸・アミノ酸・ペプチド配合の製剤であり、7種のアミノ酸で配合された独自の「アミノ酸クラスター」を配合。保湿効果の高い低分子・高分子の非架橋ヒアルロン酸に加え、肌の土台を整える3種の機能性ペプチドも配合されており、年齢とともに失われがちなハリや弾力を内側から補います。

 
そのため、スネコスのように表面の真皮内に注入するというよりは、やや深めの肌の支えの部分に注入し、肌の深部からハリ・弾力、引き締め効果をもたらす、まさに肌育治療です。
 
皮膚を骨に固定する役割を担う 「リガメント(支持靭帯)」は加齢とともにゆるんでいき“たるみ”の原因に。
ジャルプロ・スーパーハイドロは、この皮下組織までアプローチしてコラーゲン・エラスチン生成を手助けします。

また、リガメントを再生・強化し、肌を深層から引き締めることで、弾力のある若々しい印象に導くとともに、自然にリフトアップさせる効果が期待できます。

肌質ケアとともに、注入治療でありながら、たるみの原因の1つであるリガメントの再生を促し、顔全体の自然な引き締め・リフトアップ効果をもたらすことが期待されるため、たるみを改善して若々しい印象を保ちたい方におすすめです。

こちらも個人差はありますが、まずは、1ヶ月に1回のペースで2~3回施術を受けていただくことを推奨しています。その後は6ヶ月に1回のペースで施術を継続することを推奨いたします。

 

※〈 アミノ酸クラスターと期待できる働き〉
・グリシン:コラーゲンの主成分で、肌の柔軟性とハリを維持
・プロリン:コラーゲンの構造を安定させ、肌の組織修復を促進
・リジン:コラーゲン合成と創傷治癒をサポート
・ロイシン:バリア機能を強化して、乾燥を防ぐ
・アラニン:保水力を高め、肌のうるおいをキープ
・バリン:細胞の修復・再生を助け、肌荒れ予防
・アルギニン:血流促進と肌ダメージの修復をサポート

※〈3種の機能性ペプチド〉
・アセチルデカペプチド-3:細胞の再生と修復を促し、コラーゲン・エラスチンの合成をサポート。皮膚の弾力性を高めて、小ジワを目立ちにくくする効果も。
・オリゴペプチド-24:繊維芽細胞の活性化をサポートし、肌の質感・トーンを向上。
・アセチルテトラペプチド-5:抗酸化作用により、肌老化の原因にアプローチ。注入後の浮腫みの軽減にも効果を発揮するといわれています。

ジャルプロ・スーパーハイドロ(Jalupro Super Hydro) | 日本を代表する美容健康再生医療のクリニック|BIANCAGINZA

 
ここで皮膚科専門医の私個人のつぶやき・・・

個人的にもどちらも大好きな製剤。ジャロプロヤングアイという眼回り専用の注入材も好きですし、スネコスを顔から首までしっかり注入するようにしています。

私はそろそろリガメントを心配する年ごろなので、崩れてくる前にぜひ入れたいジャロプロスーパーハイドロ!

同時施術も可能です!

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