ピコスポットでのシミ治療
ピコスポット
ピコスポットとは、従来のナノ秒レーザー(10億分の1秒)よりもさらに短いピコ秒(1兆分の1秒)でレーザー光を照射して、シミやそばかすのもととなるメラニン細胞より生成された、メラニン顆粒を破壊する治療方法です。
ピコシュアの他の治療方法
医療用レーザー機器「ピコシュア(PICOSURE®)」は、照射モードを使い分けることで、ピコスポット以外にも様々な肌悩みへの効果が期待できます。
ピコレーザーといえばシミ取り治療のピコスポットのイメージが強いですが、肝斑などの薄い色素にアプローチするピコトーニング、肌質改善が見込めるピコフラクショナルなど、3つのモードがあります。
◆ピコスポット…気になるシミやあざにレーザーを照射し、メラニン色素を分解。濃いシミやあざ、タトゥー除去に適している。
◆ピコトーニング…低出力のレーザーを広い範囲に照射し、少しずつメラニン色素を分解。薄いシミや肝斑治療に適している。
◆ピコフラクショナル… 点状のレーザーを照射し肌質の改善を図る。毛穴やニキビ跡など幅広い肌悩みに効果が期待できる。
※後日またご紹介します
施術経過



タトゥーやアートメイクの除去
また、ピコスポットは、色素にレーザーを集中的に照射することができる治療のため、タトゥーやアートメイクの除去にも適した治療方法です。従来のレーザー治療では黒い色にしか反応せず、他の色素を除去するには強い痛みを伴うレーザーや、メスを用いて切除するケースもありました。その点ピコスポットは、黒に加えて除去が難しいとされていた茶、青、緑、 色素にもアプローチできます。
さらに、ピコスポットは小さなインクの粒子も破壊が可能なため、カラフルなタトゥーやアートメイクを消したい、できるだけ短期間でタトゥーやアートメイクを除去したいと希望される方は、ピコスポットで除去することもご検討ください。
https://biancaclinic.jp/treatment_category/skin-care/freckles/picospot/
ここで皮膚科専門医の私個人のつぶやき・・・
⭐肝斑はしみと混在していることも多く、肝斑の悪化を危惧しすぎてシミ治療がすすまない方は正直もったいないと思いますので、ピコトーニングでの治療を複数回行い肝斑が薄くなったタイミングで、気になる濃いシミにピコスポットを照射したり、反対にピコスポット後にピコトーニングを行ったりなど、患者さまの肌状態に合わせてそれぞれのモードを併用した治療を行うこともおすすめしたいです。
⭐これは裏技??