そのエラボト、本当に必要ですか?頬こけ、たるみに注意⚠️
こんにちは、印象形成する美容外科医 夏目隆太郎です
小顔治療=エラボトックスではありません!
エラボトックス50単位◯◯円!とクーポンを出しているクリニックなどで特に注意していただきたいです。
適応を間違えると頬こけやたるみの原因になります。
エラボトックスのターゲットは咬筋です。咬筋の動きを抑えて、ボリュームを少なくすることで輪郭を整えます。
エラボトックスに効果があるのは、咬筋の下の部分です。
咬筋の上の方はコケやすいのでボトックス注射は避けます。
上の図のように元々頬コケがあるけれど咬筋の膨らみも気になる方!エラボトックス要注意です!!⚠️
エラボトックスで膨らみを減らすと頬コケと繋がって、よりげっそりした印象になります。
大体患者様が気づくのは、げっそりしてからです。
このような方は、頬コケにヒアルロン酸注入をして滑らかな輪郭を作ると小顔になります。
ボリュームを足すのに小顔になるのです。視覚的効果によるものです。
咬筋の動きが気になるのであればごく少量のエラボトックス注射で綺麗に整います。
そして、このようにエラの部分の皮膚を大きく摘んでみると、口元のもたつきが改善するのがわかります。是非やってみてください。
つまり、エラが張っていることで皮膚が外側に引っ張られている状態になっています。
エラボトックスでエラが張らなくなると、たるみの原因になります。
こめかみや頬、エラにヒアルロン酸注入をしてリフトアップを狙うヒアルロン酸リフトという手技もあるので、それと逆行した変化が起きてしまうのです。
エラのボリュームが気になるのではなく、歯軋りが気になってエラボトックスを検討されている方には…
側頭筋ボトックスの併用をおすすめしています。
咬む動作は咀嚼筋群という側頭筋・咬筋・外側翼突筋・内側翼突筋の4つの筋肉で構成されています。外側翼突筋・内側翼突筋には骨の裏側にあるので直接アプローチが難しいため、側頭筋、咬筋両方にボトックスをすることで効果的に歯軋りを抑えることができます。
咬筋自体のボトックス投与量も減らせるので頬コケ予防にも有効です。
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まとめ
小顔治療=エラボトックス、という誤った認識が広がってしまっています。
エラボトックスも適応あればいい治療なのですが、闇雲に多すぎる量を投与された結果げっそりした顔になって相談いただくこと多いです。
ちなみに私自身には右20単位、左10単位投与しています。
適応を見極め、適応あれば個々の患者様に合った投与量をご提案しています。
小顔治療は、HIFU、ボルニューマ、糸リフト、脂肪吸引、ヒアルロン酸注射など多くの選択肢があります。
是非一度お気軽にカウンセリングにいらっしゃってください。
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※美容医療にはさまざまな考え方があり、医師によって意見や方針が異なることもあります。発信内容はあくまで一つの参考としてお読みいただき、ご自身に合った納得のいく医療を選んでいただけたらと思います。
また、意図せず不正確な情報や誤解を招く表現が含まれていた場合は申し訳ありません。その際は適宜修正・補足させていただきます。
【プロフィール】
美容外科医 Dr.夏目隆太郎
https://biancaclinic.jp/doctor/natsume/
形成外科で特に目元や顔面骨を中心としたお顔の手術を多数執刀
目元の治療に関しては、見た目の美しさだけでなく、眼科的な機能面も非常に重要だと考え、より安全かつ確かな治療を提供するため、現在は眼科医としても研鑽を重ねている
メスを使う治療だけでなく、ヒアルロン酸注入などの切らない施術を積極的に取り入れ、
美容外科・美容皮膚科・形成外科・眼科といった多角的な専門的視点から
日本を代表する美容健康再生医療クリニックであるBIANCA CLINICにて最新美容医療を提供している
【経歴】
2020年 東京医科大学卒業 東京都済生会中央病院
2022年 東京慈恵会医科大学附属病院形成外科
2023年 東京慈恵会医科大学附属柏病院形成外科
2024年 BIANCA CLINIC
【所属学会/資格】
日本美容外科学会(JSAS)
日本形成外科学会正会員
日本頭蓋顎顔面外科学会正会員
日本眼科学会正会員
【SNS】
Instagramアカウント
https://www.instagram.com/dr.natsume?igsh=OHBvd3VtajV1bmY1&utm_source=qr