毛穴開大には原因に合った治療選択を
毛穴開大、気になる方が多いと思います!
その原因は遺伝的な素因もありますが、年齢やホルモンバランスによっても変化します。
10-30代では皮脂分泌も多く、ホルモンバランスや気候によっても皮脂分泌の量が増えるため、特に余剰分の皮膚がない鼻の毛穴なんかは特に開大しやすいです。
皮脂が多ければ物理的に押し広げられ、毛穴開大、角質が毛穴を塞ぐと表面が酸化し、さらに黒くなり目立つこともあります。
そしてその毛穴を放置するとそのまま開大してしまうことも。
また、30代以降では加齢性変化としてたるみによる毛穴開大もでてきますので、それぞれに適した施術や肌管理が必要と考えています。
皮膚科専門医の葉山愛弥です。
これまで、BIANCAで治療できる製剤を紹介してきましたが、ここで症状に合わせた治療をご提案してみたいと思います。
まず毛穴開大について。
皮脂貯留の改善、角質ケア
皮脂分泌が過剰で、角質によって毛穴が詰まってしまっている場合には、定期的に除去する必要があります。
ここでおすすめなのは勿論ピーリング。
化粧品では医療専売品の乳酸やグリコール酸、サリチル酸、あるいはLHAで代謝を向上してくれるようなものをお勧めします。
施術としてはララピール、マヌカピール、バイオリピールなど、ハイドラフェイシャルは軽いピーリングをしながら陰圧をかけつつ圧力で洗浄してくれるため、良い治療と考えます。
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真皮コラーゲン産生
開大したままの毛穴が戻らない場合、たるみによる毛穴開大に、毛穴を引き締める必要があります。
多くは真皮の線維芽細胞を刺激し、コラーゲンを産生させる方法が効果的です。
マッサージピールやバイオリピールに含まれるTCA(トリクロロ酢酸)は侵襲が最も少ない施術です。
他には直接創傷治癒(自然治癒)能力を用いた、ダーマペン、ポテンツァ、ジュベルックやリジュラン、スネコスの注入がおすすめです。
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皮脂分泌抑制
皮脂分泌をそもそもコントロールするのは難しいですが、ビタミンB2、B6の内服や、イソトレチノインの内服は効果がありますが、イソトレチノインは乾燥や肝障害、脂質異常がでやすく、避妊期間も必要ですので内服中は注意が必要です。
化粧品としてレチノールを化粧品としてうまく使うのも有用だと思います。
ビタミンC
個人的には上記治療をした場合、コラーゲンの原料として必要なビタミンCは化粧品にしても、メソナJでの導入、点滴での投与、1日3000㎎を目標とした摂取がおすすめです。
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