二重埋没が外れやすい人の特徴
こんにちは、印象設計家/美容外科医の夏目隆太郎です
埋没しても10年以上持っている方もいれば、1年足らずで後戻りする方もいます。
せっかく勇気を出してダウンタイムの時間を取りつつ埋没を受けるなら長持ちさせたいですよね。
今回はどのような方が埋没が外れやすいのか解説し、その予防法などご紹介いたします。
埋没二重の原理は、二重ラインの折れ込みを糸玉で作ることです。
目を開け閉めする際に、糸玉に負荷がかかるほど外れやすくなります。
①皮膚が瞼が厚ぼったい
瞼の皮膚の厚みは睫毛側が薄く、眉側が厚くなります。
二重が折れ込む皮膚が瞼が厚ぼったいと外れやすくなります。
元々皮膚が厚いだけでなく、幅広二重が希望で皮膚が厚い眉側で埋没しても外れやすくなります。
②脂肪が多い
折れ込みを作る際に脂肪が絡むと瞼を開ける抵抗になって外れやすくなります。
③目の開きが悪い
元々目の開きが悪いと、二重を作る力も弱く、埋没をしても綺麗な二重にならないことがあります。
その場合、早く二重も消えてしまいがちです。
この場合では、目の開きをよくする処置を追加して二重を作る必要があります。
軽度であればMT法という切らない施術、中等度以上では切開による手術をおすすめしています。
④目をよく擦る
花粉症やアトピーなどで目を擦る癖があると外れやすくなります。
瞼に炎症を起こしやすいタイプだと思うので、糸玉周囲に炎症による肉芽という固い組織がまとわりつくとボコッとした糸玉が表面から触れる原因にもなります。
そのため痒い時は痒み止めの点眼をしたり、乾燥からくる痒みが原因であれば保湿をしたり、痒みのコントロールが大切になります。
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埋没が外れやすそうな場合の対応策
①,②,④の場合では、糸玉が外れやすいので、外れても持つように複数の糸玉を作っておくことが大事です。
最近人気の自然癒着法は1本の糸で作るので、それが切れたら完全に元に戻ってしまいます。
そのため個人的にはこのようなケースにはあまり向いていないと考えています。
複数の点どめやクロスさせながら二重形成することで、1箇所が外れても残りの糸で二重ラインを維持できるような埋没方法を選択すべきです。
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まとめ
今回はどのような方は埋没法が外れやすいか解説しました。
特に瞼が厚ぼったくて二重幅が広いケースは要注意です。
埋没法の糸の止め方でも長持ちさせることができます。
何回も外れる場合、二重を作るときに内部処理が必要な場合は切開も承っています。
お気軽にご相談ください。
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※美容医療にはさまざまな考え方があり、医師によって意見や方針が異なることもあります。発信内容はあくまで一つの参考としてお読みいただき、ご自身に合った納得のいく医療を選んでいただけたらと思います。
また、意図せず不正確な情報や誤解を招く表現が含まれていた場合は申し訳ありません。その際は適宜修正・補足させていただきます。
【プロフィール】
美容外科医 Dr.夏目隆太郎
https://biancaclinic.jp/doctor/natsume/
形成外科で特に目元や顔面骨を中心としたお顔の手術を多数執刀
目元の治療に関しては、見た目の美しさだけでなく、眼科的な機能面も非常に重要だと考え、より安全かつ確かな治療を提供するため、現在は眼科医としても研鑽を重ねている
メスを使う治療だけでなく、ヒアルロン酸注入などの切らない施術を積極的に取り入れ、
美容外科・美容皮膚科・形成外科・眼科といった多角的な専門的視点から
日本を代表する美容健康再生医療クリニックであるBIANCA CLINICにて最新美容医療を提供している
【経歴】
2020年 東京医科大学卒業 東京都済生会中央病院
2022年 東京慈恵会医科大学附属病院形成外科
2023年 東京慈恵会医科大学附属柏病院形成外科
2024年 BIANCA CLINIC
【所属学会/資格】
日本美容外科学会(JSAS)
日本形成外科学会正会員
日本頭蓋顎顔面外科学会正会員
日本眼科学会正会員
日本美容内科学会正会員
【SNS】
Instagramアカウント
https://www.instagram.com/dr.natsume?igsh=OHBvd3VtajV1bmY1&utm_source=qr