黄金比は不要?その人に合ったヒアルロン酸注入で横顔の美しさを引き出す。
— 正面だけでなく、ふとした横顔まで美しく —
みなさん、こんにちは!
自然で上品な若返りを提案する、形成外科専門医のありす先生です。
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↓以前、鼻ヒアルロン酸について、黄金比を提示しつつお話しました。
鼻のヒアルロン酸注入で世界を変えようとするお話 | 日本を代表する美容健康再生医療のクリニック|BIANCAGINZA
鏡を見るとき、私たちはつい「正面の顔」ばかりを気にしがちです。
でも実は、他人から見られる時間が多いのは横顔。写真や会話中、歩いているときなど、横からの印象はその人の洗練度や若々しさを大きく左右します。
近年、「横顔の黄金比」という考え方が注目されています。骨格やパーツの配置バランスを整えることで、派手に変えなくても自然に美しく、品のある印象に近づけることができるのです。

横顔の黄金比とは?
横顔の美しさを語るうえで、よく使われるのが次のような指標です。
・Eライン:鼻先と顎先を結んだラインの内側に唇が軽く収まる
・鼻唇角:鼻柱と上唇の角度が約90〜100度
・鼻柱のライン:鼻の根元から鼻先までが滑らかで自然なカーブを描いているか
・顎先の位置:引きすぎず、出すぎず、フェイスラインと調和している
これらが整うことで、横顔は立体的で洗練された印象になります。重要なのは、「高くする」「尖らせる」といった変化ではなく、全体のバランスです。
ヒアルロン酸が横顔デザインに向いている理由
横顔の黄金比に近づける治療として、ヒアルロン酸は非常に相性が良い方法です。
・メスを使わず、ダウンタイムが比較的少ない
・ミリ単位で調整でき、微妙なバランス設計が可能
・足りない部分を補う「引き算ではなく足し算の若返り」
年齢とともに骨や脂肪が減少すると、鼻下が間延びして見えたり、口元が前に出た印象になったりします。ヒアルロン酸は、こうした加齢による立体感のロスを自然に補うことができます。

横顔にアプローチできる主な部位
①鼻
鼻高さや角度、鼻尖の向きなどを整えることで、口元の突出感を和らげ、横から見たときのバランスが改善します。ほうれい線予防の観点でも重要な部位です。

②唇
ボリュームを出しすぎず、上下の厚みと前後位置を調整することで、女性らしく上品な横顔に。唇はEラインの印象を大きく左右します。
③顎(あご)
顎先に適度なボリュームを出すことで、フェイスラインが引き締まり、Eラインが整います。横顔全体がシャープになり、「大人っぽさ」「知的さ」が際立つポイントです。

「やりすぎない」が一番美しい
横顔のヒアルロン酸治療で大切なのは、全体を整えることで、入れたと他人が気付かないくらいその方の顔に馴染む仕上がりにすること・だけど患者様自身の満足度は高い結果を目指すことだと思います。
黄金比はあくまで目安ですから、必ずしもそこにとらわれ過ぎることなく、その人の顔全体の骨格・年齢・雰囲気に合わせた調整が不可欠です。個性を活かすことで本来の個々の美しさが際立つのです。
「自分に何が足りないのかわからない」「顔の造形を変えたいわけではないけれど、なんとなく老けて見える」——そんな方ほど、横顔から見直すことで、驚くほど印象が変わることがあります。
まとめ
ヒアルロン酸による横顔デザインは、派手な変化ではなく、本来の美しさを底上げするような治療です。真正面だけでなく、ふとした瞬間の横顔まで自信が持てるようになると、表情や立ち居振る舞いまで変わってきます。
まずは、ご自身の横顔を客観的に見つめることから。**「あなたにとっての黄金比」**を、一緒に見つけていきましょう。

執筆者:幡手 亜梨子(はたで ありす)
形成外科専門医/美容外科医
九州大学医学部卒業後、大学病院や関連施設で形成外科・美容外科の診療に従事し形成外科専門医を取得。
顔面・体幹の再建手術から美容外科領域まで幅広い症例を経験し、解剖学的知識に基づいた自然で美しい仕上がりを大切にしています。
学生時代にはアイドルとして活動していた経験もあり、“見られる美しさ”と“医療としての美しさ”の両面を理解する立場から、患者様一人ひとりに合わせたオーダーメイドな美容医療を提案できるのが強み。
プライベートでは旅行とグルメが好きで、美容やライフスタイルに関する情報をInstagramで発信中。
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経歴
九州大学医学部医学科 卒業
新東京病院 初期研修
自治医科大学附属病院 形成外科 勤務
ルーチェクリニック 勤務
新小山市民病院 形成外科 勤務
帝京大学医学部附属病院 形成外科 勤務
JR東京総合病院 美容外科・形成外科 勤務
有明ひふかクリニック 勤務
所属学会・資格
日本形成外科学会 専門医
専門分野
美容外科手術(目元・フェイスライン・婦人科形成など)
注入治療(ヒアルロン酸、ボトックス、脂肪注入)
レーザー・スキン治療
再生医療・エイジングケア







