脂肪吸引のダウンタイムはどんな感じ?術後7日間の経過を医師が解説
「お腹の脂肪吸引をしたいけれど、ダウンタイムが心配…」「仕事はどれくらい休まないといけないの?」
そんなお声をよくいただきます。
脂肪吸引は1回の施術で見た目の変化が大きく、非常に満足度の高い治療のひとつです。
一方で、術後の痛みや腫れ、仕事への影響が気になって一歩踏み出せない方も少なくありません。
今回は、BIANCA CLINIC(ビアンカクリニック)雜賀俊行医師が、「お腹の脂肪吸引」後のダウンタイムを7日目まで日ごとにご紹介します。
【お腹の脂肪吸引】ダウンタイムの経過を写真付きで解説
実際のお写真とともにご覧いただきましょう。
手術当日(施術直後)
術直後は内出血、浮腫みはまだピークではありません。
当日は安静にお休みください。
鼠径部の2カ所、腰1カ所の傷口は解放しており、麻酔液や血液を1日かけて排出する事で浮腫みを減らします。
(スポンジ圧迫、ガードル、防水パット、オムツを着用していただきます。)
術翌日
傷口を縫合します。
シャワーが浴びられるようになりますが、スポンジ部分は出来る限り濡らさないでください。
痛みはありますが、痛み止めで十分にコントロールできる範囲です。
日常生活は問題なく送れるでしょう。
術後3日目
浮腫みはこの頃がピークです。
アブクラックスデザインの場合、術後3日目までスポンジ圧迫を行います。
圧迫着で押さえつけるため、ボリュームはそこまで気にならないでしょう。
写真でご覧いただけるとおり、内出血は赤〜紫色です。
(全体に出ることは少ないですね。)
術後7日目
抜糸日です。
(通常傷は臍、鼠径部、腰に作成しています)
内出血は薄くなり、黄色に変化しています。
浮腫みが残っているので、アブクラックスラインは隠れている状態です。
この後時間をかけて完成形に近づいていきますので、ご安心ください。
instagramでは動画で術後経過が見れます。↓↓↓
https://www.instagram.com/saiga_toshiyuki_/
事前に知っておきたい!ダウンタイム中の過ごし方
できるだけ快適にダウンタイムを乗り越えるために、以下の点に注意しましょう。
・初日は安静に過ごす
・圧迫ガードルを正しく着用する(サポート力のある専用品を使いましょう)
・シャワー時は濡らさないようにスポンジ部分を保護する
・腫れや痛みが強い場合は無理をせず、しっかり休む
ビアンカクリニックのスタッフの中には、翌日から通常勤務に戻る方もいますが、あくまでご自身のペースで調整するのが大切です。
術後3日間程度はお休みを確保しておくことをおすすめします。
脂肪吸引のダウンタイムを正しく理解して、安心の一歩を
脂肪吸引はダウンタイム中のケアが仕上がりを左右します。
術後の経過や注意点を正しく理解しておくことで、心に余裕を持って治療に臨めるでしょう。
ご不安な点があれば、ぜひカウンセリングでご相談ください。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の疾患の診断、治療、予防を目的としたものではありません。健康上の懸念がある場合は、必ず医師にご相談ください。