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Dr’s BLOG / 先生のブログ一覧

2024-02-25

最新のアンチエイジングサプリメントプロトコル

ライフスパン

みなさんこんにちは。BIANCAクリニック 美容内科指導医の前田陽子です。

本日は、『LIFE SPAN 老いなき世界』で有名なハーバード大学のデビッド・シンクレア教授が実際に自分で飲んでいると言われているサプリメントの2024年プロトコルについての情報が、NAD.comのページに掲載されていたため、ご紹介いたします。

このプロトコルには、NMNやフィセチン、リポ酸、魚油など、老化プロセスを遅らせる可能性があるとされるさまざまな成分が含まれています。(シンクレア教授は、最新の研究に基づいてプロトコルを更新し、健康最適化に向けた個別化されたアプローチを行うことを強調しています。)

 

詳細なリストや各サプリメントに関する説明は、元の記事でご確認いただきたいですが、何を飲んでいるのか、結果が気になる方もいらっしゃると思いますので、下にまとめて記載します。

 

・フィセチン:500mg

・リポ酸:300mg

・魚油 (EPA/DHA): ?

・L-タウリン:2g

・ニコチンアミドモノヌクレオチド (NMN): 1 g

・レスベラトロール:1g

・スペルミジン:1~2mg

・ビタミンD3: 4,000-5,000 IU 

・ビタミンK2: 180-360 mcg

・トリメチルグリシン(TMG):500~1,000mg

・低用量アスピリン: 83 mg

・メトホルミン:1g

・ラパマイシン: ?

 

この記事でとても興味深いと思ったのは、以前は飲んでいたようであるケルセチンを、新しいプロトコルでは含んでいないということです。(最近のプロトコルではケルセチンの言及を避けています。)

 

ケルセチンは老化細胞除去の効果で注目されているフラボノイドの一種で、アンチエイジングに興味がある方なら、内服を考えたこともあるかもしれません。かく言う私も以前はケルセチン、以前は欠かさず飲んでいましたが、

ケルセチン研究の第一人者であるリモン・ルモン博士によると、ケルセチンは食事から十分に摂取可能で、ケルセチンの過剰摂取はサーチュイン6、NRF-2、還元型グルタチオンの阻害といった潜在的な影響をもたらす可能性があるため、60歳未満では補給を控えるべきであると分析されています。

ケルセチンをプロトコルから外した(と思われる)一方で、シンクレア博士はフィセチンは引き続き摂取しているようで、その効果には注目されているようです。

 

科学はどんどん進歩していますので、以前に良いと考えられていたことがひっくり返ることはよくあります。最新の情報に常にアクセスし、効果的なアンチエイジングを実践してください。

 

まえだ

ja Japanese