みなさんこんばんは、ひめ先生です。

今日はペリカン手術について、その適応や効果についてお話ししていきます。

 

顎下がぷっくりしていて、二重顎が気になる場合まずは

脂肪が過剰についていることや、皮膚のたるみを第一に疑います。

そこで行うのが、顎下の脂肪吸引や、エンブレイスによる皮膚のタイトニングです。

しかしこうした手術を行なっても、症状が改善しない方が一部いらっしゃいます。

（脂肪の取り残しはさておき。）

 

そもそも顎下の部分は外側の層から順番に

皮膚→皮下脂肪→広頚筋→脂肪層→顎二腹筋

と並んでおります。

脂肪吸引でとるのは、皮下脂肪にあたるため

その更に奥にある脂肪層の厚みが原因の場合や、

皮膚がだるだるすぎてエンブレイスのタイトニングでは限界がある場合はペリカン手術の適応となります。

 

ペリカン手術では、顎下に3cm程度の切開を入れ

余剰皮膚の切除、奥の脂肪層の切除、広頚筋を縛ることによって

顎下をスッキリ見せることが可能です。

 

効果は確実ですが、唯一のデメリットは

顎下に3cmの切開の傷跡が残ることです。

なので様々な手術をやっても効果が得られなかった方、

なんとか顎下をスッキリさせたい方は一度考えてみてはいかがでしょうか。