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Dr’s BLOG / 先生のブログ一覧

2025-07-17

PN製剤とは?PDRNって何?

こんばんは!

最近流行りの広義の肌育製剤の中でも人気なのがPN(ポリヌクレオチド)製剤。主にプルリアルやリジュランをいう言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?

皮膚科専門医の葉山愛弥です。

いずれもポリヌクレオチドは、鮭やマスの精巣から抽出した成分(DNA断片)から抽出した成分から生成したもので、真皮内に注入することで、細胞や組織の修復・再生、血管の新生を促す作用があるスキンブースターです。皮膚組織における多様な成長因子の生成を助け、細胞増殖に好ましい環境を整えます。DNA断片を注入することで、細胞は損傷を受けたと勘違いし、組織の修復機構が活性化されます。このプロセスにおいて、抗炎症作用が発揮され、サイトカインが放出され、同時にコラーゲンの増生が促進され、結果として組織の再生や肌の修復が進行します。皮膚の自然治癒能力を高め加齢や乾燥などでダメージを受けた皮膚を根本から修復することで、単なるボリュームアップにとどまらない自然な若返りが期待できる治療です。

PN製剤は、他の肌育製剤と比較すると痛みがやや強いと言われますが、 BIANCA CLINICでは、 効果はそのままに、注入時の痛みによるストレスをできるかぎり軽減できるよう薬剤の配合を独自に研究。麻酔薬をバランス良く組み合わせ、痛みを無くすように考慮しております。。さらに34Gの細い針を使用することで痛みと内出血を抑え、より正確に狙った層へ薬剤を注入できるよう4mm針と2mm針を施術に応じて使い分けています。

 

リジュラン(サーモン注射)

線維芽細胞を刺激し、皮膚を再生することで表皮や真皮に厚みを持たせ、肌のハリ改善や引き締め、弾力・ボリュームアップといった効果をもたらします。血管内皮成長因子(VEGF)を増加させ血管形成を促すため局所的な血流改善作用もあり、目元のうっ血によるクマの改善や、異常血管を抑えることでの赤ら顔に改善にも期待できます。抗炎症作用があり、ニキビ痕や傷痕の修復、紫外線ダメージの軽減にも寄与。皮脂のバランスを整える、肌の保湿力を向上させるといった作用で肌のキメを整えるなど、多様な働きで肌を若々しい印象に導きます。

 

また、目元の施術に適したリジュランi (リジュランアイ)を患者様のお悩みや施術部位、肌の状態に応じて使い分けています。通常のリジュランはおもに顔全体、おでこ、首、デコルテにおいて、たるみ、ハリの改善や毛穴の開き、ほうれい線や額のシワ、ニキビ痕など幅広いお悩みにマルチに適応するのが特徴ですが、リジュランiは目元に特化した製剤で、粘度が低くなじみやすいため、皮膚が薄い目の周りの小ジワや目の下のクマの治療に適しています。皮膚がデリケートな口の周りにも使用できます。

ヒアルロン酸注入のように1度の注入でシワを持ち上げる、パーツのボリュームを整えるといった劇的な変化はありませんが、肌の弾力・ハリを取り戻すことでヒアルロン酸注入やボトックス注入では改善が難しいシワや小ジワにもアプローチでき“やった感”のない自然な仕上がりをもたらします。

https://biancaclinic.jp/treatment/skin-care/skin/rejuran/

 

プルリアル

リジュラン同様にサケから抽出したGNA断片を用いて肌細胞の活性化やコラーゲンの生成を促進し、肌の弾力性やハリを向上させるとされ、抗酸化作用や炎症の軽減なども期待されている製剤です。予防と修復に焦点を当て、肌の再生を促進する肌育注入治療です。単に肌の水分量を増やすだけでなく、コラーゲンの生成を刺激し、肌自体の自己修復能力をサポートすることで、肌の健康を向上させることを目指しています。

当院ではポリヌクレオチド(PN)と非架橋のヒアルロン酸、マンニトールを組み合わせた「Pluryal Densify(プルリアルデンシファイ)」を導入しております。
プルリアルの治療効果には、全体的な肌のくすみの改善、小じわの軽減、肌のハリと輝きの向上、また色素沈着や赤み(慢性炎症に伴う赤み)の改善が含まれています。主成分として、ポリヌクレオチドを使用しており、ヨーロッパでの製造に際してはEUの規制を遵守し、CE認証を取得しています。

 

 

2回の治療で、肌年齢は右半顔が44歳、左半顔が44歳となり、治療前と比較して13~15歳若返りました

 

2回の治療で、肌年齢は右半顔が32歳、左半顔が29歳となり、治療前と比較して6~9歳若返りました

 

特徴
・予防と修復を意識し、再生に特化している
・ヨーロッパで製造され、EU規制を遵守しCE認証を受けた製品である
・ポリヌクレオチド純度を高め、タンパク質を完全に除去しアレルギーリスクが低い
・肌年齢が平均7歳若返ったデータが出ているなど効果を感じやすい(VISIAデータ)

プルリアルは、肌再生に焦点を当てた革新的なバイオスティミュレーター(生体刺激)製剤で、MD Skin Solutions社がルクセンブルクで開発し、CE承認を受けています。20か国以上で使用されている実績のあるフィラーです。伝統的なフィラーとは異なり、単に水分やコラーゲンを肌に供給するだけでなく、肌の水分量を向上させ、コラーゲン生成を促進し、肌独自の自己修復能力にアプローチすることと、赤みなどの色調改善にも期待できることが特徴です。プルリアルは皮膚に高い適合性をもつサーモンのDNAから抽出した分子であるポリヌクレオチドを基剤としています。2週間ごとに3回繰り返していただくことを推奨しております。
カウンセリングでは高性能肌診断機“VISIA(ビジア)”を使用し、適切な施術プランのご提案から、施術前後の詳しい解析をすることが可能です。 VISIAの詳細はこちらからご覧いただけます。

https://bianca-omotesando.jp/medical-spa/fillers-injectables/pluryal/

 
ここで皮膚科専門医の私個人のつぶやき・・・

では、よく化粧品でPDRN(ポリデオキシリボヌクレオチド)という製品を聞くようになったかと思いますが、こちらは化粧品のタイプのため、PN製剤と比較すると純度は少し落ちます。ただ、分子量を細かくしていることで、日頃の化粧品でも皮膚のアップデート(皮膚の代謝を正常化し、ハリ艶のあるキメの細かい肌に💕)しよう!というものです。

さまざまなものがでておりますが。個人的にはLekarkaから新製品で発売された

⭐モイストバリアリペアミスト⭐

肌育注射の持続性や効果を高めるうえでも非常に有効で、プルリアルにように注射では入らない深い部分にも、従来のPDRN(分子量約5000)を10分の1のサイズに微細化した特別製法で作成されているため、深い浸透度が期待できます。また、サケのDNA断片の抽出にもかなりこだわっており、高い技術での製造となっているようです。

内側からはPN製剤、外からはPRDNミストで、ビタミンC同様角層から浸透しやすく、肌を補い続けることができます。

クリニック施術との相乗効果が期待できる化粧品、大好きな私としては一推しです!!

なお、こちらも会長こだわりにより過去最大純度のEGFがはいっています。

最後は私の推しの話でした💕

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