ターゲットクールで痛みのない肌治療
ターゲットクールは、スキンブースターでの痛み、ダウンタイムに抵抗がある方に朗報な施術方法です!
こちらでも同様の製剤を表皮真皮境界部まで導入することが可能ですので、ご紹介したいと思います。
皮膚科専門医の葉山愛弥です。
ターゲットクールは、韓国、ヨーロッパを中心とした世界30ヶ国で活用され、美容分野のトレンドとなりつつある美容医療機器です。低温のCO₂ガスを高速で噴射し、冷却温度と時間を瞬時に、かつ精密にコントロールできるのが特徴です。薬剤を瞬時に微細な氷の針状にして皮膚内へ導入するほか、冷却による炎症緩和、CO₂導入による肌質改善などさまざまな目的で使用されています。
先端のノズルを付け替えることで、肌へCO₂ガスとともに薬剤を噴射して導入するBoosting(ブースティング)モード、CO₂冷媒を噴射し痛みや炎症を緩和するCooling(クーリング)モード、極低温のCO₂冷媒を噴射して病変組織を破壊するFreezing(フリージング)モードの3機能を搭載。
BIANCA CLINIC(ビアンカクリニック)ではBoostingモードとCoolingモードによる施術を提供しています。
Boostingモード
ターゲットクールの機能のなかでも特に注目なのが、ブースティングモードです。
*治療間隔の目安は薬剤により異なります。




Cooling モード
*治療間隔はニキビ治療の場合週1回が目安です。
*Bohr(ボーア)効果…血液中の酸素と二酸化炭素の濃度に応じて、ヘモグロビンが酸素を結合または放出する能力が変化する現象のこと。CO2が増加するとヘモグロビンは酸素を放出しやすくなり、結果として酸素が必要な組織により多くのO2が吸収されます。
・肌育注射や肌治療の痛みが苦手
・ダウンタイムを気にせずに肌治療を受けたい
・先進的な医療機器での治療に興味がある
・即時的な肌質改善を目指したい
・スキンブースターを効率良く皮内へ浸透*させたい
・ニキビ肌を改善したい
*浸透…冷却された薬液の微細粒子がDEJ(表皮真皮接合部)に高濃度に蓄積、その後真皮層まで浸透する
肌の変化を施術直後から実感しやすい!ボーア効果にも注目
ターゲットクールでの薬剤導入は、皮膚表面から深さ約0.3~0.4mmの真皮まで直接薬剤を届けます。これは手打ちよりも浅い層なため、施術直後から肌の変化を感じられます。また、ターゲットクールは表皮・真皮から毛細血管へCO₂を非侵襲的に導入できるのもポイント。ターゲットクールにより毛細血管内にCO₂が届くと、赤血球内のpHが変化し、ヘモグロビンから酸素が解離しやすくなります。これがBohr効果です。酸素が組織に多く放出されるようになると、新陳代謝や再生の促進、抗炎症効果が期待できます。
ダウンタイムの心配がない!痛みが苦手な方にこそおすすめ
ターゲットクールでの薬剤導入はダウンタイムがありません。 ブースティングモードによるアイス・ニードリング導入は、スキンブースター治療の痛みや施術後の腫れ、内出血といったダウンタイムを懸念してこれまで施術を避けてきた方にご検討いただきたいです。
*ただし、薬剤に対するアレルギー、寒暖差アレルギーのある方は赤みや痒みを生じる恐れがあります。
https://biancaclinic.jp/treatment/skin-care/skin_conditions/targetcool/