ヒアル顔注意⚠️ほうれい線の原因別治療法を解説!
こんにちは、印象形成する美容外科医 夏目隆太郎です
“ほうれい線が気になる” 、1日1回は相談される内容です
深いほうれい線をヒアルロン酸だけで埋めようとすると”ヒアル顔”になることがあり要注意です⚠️
今回はほうれい線の治療戦略について解説します!
ほうれい線の原因
①元々骨が発達していない/加齢で萎縮している(=凹の変化)
②ほうれい線上の脂肪が多い/たるみが強い(=凸の変化)
③表情筋の動きが強い(=凹凸を強くさせる変化)
原因ごとの治療方法
①元々骨が発達していない/加齢で萎縮している(=凹の変化)
鼻翼基部のボリュームを増やす治療になります。
・ヒアルロン酸注入
・鼻翼基部プロテーゼ
・粉砕肋軟骨注入
②ほうれい線上の脂肪が多い/たるみが強い(=凸の変化)
脂肪を減らす、引き締める、引き上げる治療になります。
・引き締める治療:ボルニューマなどのRF(ラジオ波治療)
・減らす治療:脂肪吸引、脂肪溶解注射
ほうれい線の上はナゾラビアルファットという脂肪があり、そこを口角から細い吸引管を用いて吸引します。
・引き上げる治療:糸リフト
特に中顔面バーティカルリフトというテクニックを用いてほうれい線上のたるみを垂直に引き上げます)
③表情筋の動きが強い(=凹凸を強くさせる変化)
主に表情筋を抑える治療になります
・ボトックス
上唇鼻翼挙筋、上唇挙筋、小頬骨筋の合流部であるYonsei Pointに注射します
・鼻翼基部ヒアルロン酸
ヒアルロン酸自体が上唇鼻翼挙筋、上唇挙筋の動きを抑えます。
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①-③がある程度解決した状態でもほうれい線が残っている場合
ここでようやくほうれい線自体を薄くする治療になります。
・ほうれい線ヒアルロン酸注射
・脂肪注入
①-③がある状態で、ほうれい線を全て埋めるくらいヒアルロン酸を入れたら、ほうれい線周りがパンパンになっていわゆるヒアル顔になってしまいます。
もちろん、①-③が予算的に厳しくて、少しでもほうれい線を薄くしたい場合、ナチュラルにヒアルロン酸を少量入れるのはアリです!
その匙加減はご相談しながら決めていきましょう。
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まとめ
今回は今回はほうれい線の治療戦略について解説しました。
原因ごとの治療を組み合わせることで上品に改善することができます。
ほうれい線=ヒアルロン酸注射と思ってしまうと、注入量が多すぎてヒアル顔になってしまうので注意してください。
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※美容医療にはさまざまな考え方があり、医師によって意見や方針が異なることもあります。発信内容はあくまで一つの参考としてお読みいただき、ご自身に合った納得のいく医療を選んでいただけたらと思います。
また、意図せず不正確な情報や誤解を招く表現が含まれていた場合は申し訳ありません。その際は適宜修正・補足させていただきます。
【プロフィール】
美容外科医 Dr.夏目隆太郎
https://biancaclinic.jp/doctor/natsume/
形成外科で特に目元や顔面骨を中心としたお顔の手術を多数執刀
目元の治療に関しては、見た目の美しさだけでなく、眼科的な機能面も非常に重要だと考え、より安全かつ確かな治療を提供するため、現在は眼科医としても研鑽を重ねている
メスを使う治療だけでなく、ヒアルロン酸注入などの切らない施術を積極的に取り入れ、
美容外科・美容皮膚科・形成外科・眼科といった多角的な専門的視点から
日本を代表する美容健康再生医療クリニックであるBIANCA CLINICにて最新美容医療を提供している
【経歴】
2020年 東京医科大学卒業 東京都済生会中央病院
2022年 東京慈恵会医科大学附属病院形成外科
2023年 東京慈恵会医科大学附属柏病院形成外科
2024年 BIANCA CLINIC
【所属学会/資格】
日本美容外科学会(JSAS)
日本形成外科学会正会員
日本頭蓋顎顔面外科学会正会員
日本眼科学会正会員
【SNS】
Instagramアカウント
https://www.instagram.com/dr.natsume?igsh=OHBvd3VtajV1bmY1&utm_source=qr