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Dr’s BLOG / 先生のブログ一覧

2025-11-05

「エンブレイス」という名の優しきリフトアップ

〜私がときめいた若返り治療〜

みなさん、こんにちは!

形成外科専門医の幡手亜梨子です。

今日は私が一目惚れした美容機器のお話をしようと思います。

 

___

「エンブレイス」と聞いて、何を思い浮かべますか?

 

“Embrace” には「抱きしめる」「受け入れる」「優しく包み込む」といった意味があるのですが、海外ではスキンケアやマインドフルネス、セルフケアの文脈で使われることも多く、どこか“癒し”や“肯定”を感じさせる柔らかい言葉です。

ある日そんな言葉を冠した医療機器に出会って、私は心を奪われました。

今から約2年前、ある美容学会の講演後、ふと立ち寄った展示ブースで一枚の症例写真にであったのですが、それがエンブレイスRF(EmbraceRF)によるビフォーアフターでした。

写真の中の女性の顔立ちは変わっていないのに、明らかにすっきりとして、引き締まり、若々しく明るく見えるのです。

 

 

たるみが改善することでフェイスラインが整い、まさに若返ったという感じ。

話を聞くと、これはイスラエルの企業InMode社のエンブレイスRFという機械で、「まだ今は日本に入ってきたばかりです」とのこと。

この仕上がりは…絶対に広がっていくだろうなと確信しました。

 

若返り医療に「優しさ」という選択肢を

美容医療での若返り治療には、さまざまな選択肢があります。

ヒアルロン酸やボトックスなどの注入治療、ハイフ(HIFU)やレーザーといった照射治療。さらにスレッド(糸)リフト、そして最終的には切開を伴う外科的フェイスリフト。

もちろん、外科的フェイスリフトは劇的な変化が得られる分、それなりのダウンタイムが必要であり、施術側にも高い技術と全身麻酔管理が求められます。

患者さんにとっても心理的なハードルが高く、「そこまでの手術はまだちょっと…」という方も多いです。

そんなとき選択肢にあがるのがこのエンブレイスRFです!

これは「切らずにフェイスリフトのような結果を出す」という新しいコンセプトの施術機器なので

 ・小さな針穴レベルの切開のみ

 ・内部からRF(高周波)で脂肪をタイトニング(FaceTite)

 ・表面からもRFで肌の引き締めと再構築(Morpheus8)

つまり、皮膚の内外から熱エネルギーを与え、肌を“包み込むように”リフトアップする施術が可能なのです。

名前の「エンブレイス(Embrace)」の意味が、まさにそのまま体現されていると思います。

 

 

多くの症例から得られた確信

当院でエンブレイスRFを導入してから、約1年半が経ちました。

これまでに多くの症例を積み重ねいろいろな適応を見てきましたが、はっきり言って、全てのたるみや加齢に万能というわけではありません。

特に重度の皮膚のたるみや、皮膚が非常に薄く張りが失われている場合は、他の施術と併用した方が良いケースも多いです。

しかし、軽度〜中等度のフェイスラインのもたつきや、ほうれい線周囲の緩みに対しては非常に高い効果を発揮します。

“切っていないのにここまで変わった”のが嬉しいという声は多いです。

完成施術後のダウンタイムのメインは腫れとむくみで、熱が加わっているので派手な内出血は出にくいのも良いところです。

 

 

エンブレイスRFの「意味」と魅力

繰り返しになりますが、「エンブレイス」には「抱きしめる」「受け入れる」といった意味があります。

この機器がもたらすのは、「無理に若く見せる」のではなく、“その人らしさ”を肯定したまま、自然に印象を引き上げるアプローチです。

たとえば30代〜50代の女性で、

 ・フェイスラインがぼやけてきた

 ・二重あごやマリオネットラインが気になる

 ・ハイフでは物足りなくなってきた

 ・脂肪吸引したらたるみが気になるようになった

こういった方にぴったりです。

 

また、他の治療との組み合わせも非常に相性がよいため、

スレッドリフトで立体的に支えながら、エンブレイスRFで引き締めたり

脂肪吸引してそのままフェイスラインの引き上げまで叶えたり…

あるいはヒアルロン酸でボリューム補正をしつつ、輪郭を整えたりも可能です!

こういった“戦略的若返り設計”にも活用できるのも強みです。

 

 

さらに嬉しいのは持続期間

一般的に、エンブレイスRFの効果は3〜5年持続するとされています。

もちろん肌質や年齢、生活習慣により個人差はありますが、「半年で元に戻る照射系施術」と比べると、明らかに“投資対効果”が高いと思います。

 

まとめ|自然に、でもしっかり変わりたいあなたへ

 ・大掛かりな手術には抵抗がある

 ・でも糸リフトや照射だけでは物足りない

 ・自然に、でも確実にフェイスラインを整えたい

 ・ダウンタイムは最小限にしたい

 ・できれば持続期間が長い方がいい

自分らしさを残したまま若返りたい…

でも切開リフトはこわい…

——そんな方に、ぜひ知っていただきたい施術です。

 

興味を持たれた方は、ぜひ一度カウンセリングでお話ししましょう。

あなたにとって本当に必要な施術かどうか、何を組み合わせたらベストな結果になるか、一緒に見極めていきますので楽しみにお越しください!

 

 

執筆者:幡手 亜梨子(はたで ありす)

形成外科専門医/美容外科医

九州大学医学部卒業後、大学病院や関連施設で形成外科・美容外科の診療に従事し形成外科専門医を取得。

顔面・体幹の再建手術から美容外科領域まで幅広い症例を経験し、解剖学的知識に基づいた自然で美しい仕上がりを大切にしています。

学生時代にはアイドルとして活動していた経験もあり、“見られる美しさ”と“医療としての美しさ”の両面を理解する立場から、患者様一人ひとりに合わせたオーダーメイドな美容医療を提案できるのが強み。

プライベートでは旅行とグルメが好きで、美容やライフスタイルに関する情報をInstagramで発信中。

経歴

  • 九州大学医学部医学科 卒業
  • 新東京病院 初期研修
  • 自治医科大学附属病院 形成外科 勤務
  • ルーチェクリニック 勤務
  • 新小山市民病院 形成外科 勤務
  • 帝京大学医学部附属病院 形成外科 勤務
  • JR東京総合病院 美容外科・形成外科 勤務
  • 有明ひふかクリニック 勤務

所属学会・資格

  • 日本形成外科学会 専門医

専門分野

  • 美容外科手術(目元・フェイスライン・婦人科形成など)
  • 注入治療(ヒアルロン酸、ボトックス、脂肪注入)
  • レーザー・スキン治療
  • 再生医療・エイジングケア

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