美人は肌が厚い?
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皮膚の状態を決めるのは『真皮』
真皮は手で触れる表皮の0.1~0.3mm下にある層であります。
表皮は外部刺激から皮膚を保護します。病原菌の侵入を防ぎ、皮膚内の水分蒸発を防ぎます。
表皮には血管はなく根本的な栄養は真皮を通してから貰えます。
真皮は部位によって0.6~4mmまで多様な厚さを持っており、毛嚢、血管、神経、汗腺などは全部真皮内にあります。
表皮は化粧品でカバーできるソフトウェアとしたら、真皮は年齢、栄養状態などで変わるハードウェアと言えます。
その為、真皮は頑張って化粧品を塗ってもドラマチックな変化が見られない理由ですね。
悲しい事に年をとると真皮の厚さは薄くなります。
真皮は90%がコラーゲンです。コラーゲンはタンパク質の一種ですが、
皮膚、軟骨、髪の毛を含め、体の色な所を形成しております。
小さくは細胞と細胞を繋げ、大きくは筋肉を包む皮膚を固定しております。
コラーゲンが肌の弾性に関わる理由が分かりましたね。
僕達の体は自分自身でコラーゲンを作っております。
しかし、20代後半からはコラーゲンが毎年1%ずつ減少して行きます。
40代になると20代の半分くらいになってしまいます。
美肌の秘訣は真皮の厚さを維持する事と言っても過言ではありません。
次のブログでは真皮の構成について話したいと思います。