エクソソーム(exosome)
<p>いつまでも若々しく綺麗な肌を保ちたいと願う多くの患者様へ、当院ではBIANCA METHODS(ビアンカメソッド)という独自の熟練技術を用いて、しみ・シワ・ニキビ・ニキビ跡・肌荒れ・毛穴など代表的な肌トラブルのお悩みから、美白、美肌を目指す様々な施術を提案いたします。お一人お一人のお悩みに合わせたカスタマイズ治療も行なっています。他院でなかなか結果の出なかったという方も、長年のお肌の悩みを克服したい方も、BIANCA METHODSで理想のお肌を目指しましょう。</p>
幹細胞エクソソームとは
エクソソームとは幹細胞が分泌するカプセル状の物質で、臓器同士のメッセージ物質とも呼ばれ体中のあらゆる細胞から出されています。私たちの体の中にはエクソソームが100兆個以上流れていると考えられています。
エクソソームは抗炎症と組織の修復作用をもたらすことから、脳卒中、肝硬変、がん、リンパ浮腫、関節疾患といった様々な疾患の治療への応用が検討されています。再生医療と呼ばれる、幹細胞による美容施術もこのエクソソームが重要なファクターとなっています。
エクソソームを用いた施術は、点滴による血管の若返りと血管新生を促し、身体と脳のパフォーマンスを最大限に引き出す全身のアンチエイジングや、ダーマペン、ポテンツァ、医師による手打ちのメソセラピーなどで、悩みを改善したい箇所に局所注射を行う方法があります。
点滴の場合は、術後のダウンタイムの軽減、疲労回復、不眠改善、関節痛、集中力UPなどに効果が期待され、局所注入の場合は、皮膚の炎症、シミ・シワの改善、薄毛の改善などの効果が期待できます。
エクソソームの血管新生作用
エクソソームの投与後、毛細血管の数は脂肪由来幹細胞と同程度に増加しました。また、血管新生を促す各種因子も有意な増加が認められました。このことから、エクソソームは投与後数週間で組織の血管新生を改善することが示唆されます[1]。
選ぶべきは「M2」を増やすエクソソーム
炎症にはM1、M2という2つのマクロファージが関与しています。M1は炎症反応を担い、炎症の元となる細菌や病原体を攻撃・排除する働きがあります。一方、M2には炎症後の組織を修復する働きや、抗炎症作用があります。したがって、老化の進行を抑え、より優れたアンチエイジング効果、さらにその先のリバースエイジング(若化)を期待するのであれば、M2マクロファージが優位の状態を目指すことが重要になります。
エクソソームはマクロファージの産生に影響することが知られていますが、M1、M2といったマクロファージの働きを踏まえると、アンチエイジングという観点ではM2マクロファージの比率を上げるエクソソームの投与が理想的だと考えられます。実際、最近の研究ではM1マクロファージの投与が老化の進行に拍車をかけることが明らかになっています。M1マクロファージの培養上清液を添加することで、線維芽細胞に含まれる老化細胞の割合が大きく上昇したのです
治療の特徴
◆アンチエイジング機能の主体である抗炎症作用に着目
エクソソームは単一の成分ではなく、その由来の細胞や培養条件により、異なる性質を持つことが分かっており、ターゲットとする働きを明確にする必要があります。当院で使用するエクソソームは日本を代表する幹細胞加工技術が、老化と炎症の関係に着目し、アンチエイジング機能の主体である抗炎症作用に着目した技術研究を進めてきたものです。
◆M2Pとは
幹細胞から放出されたエクソソームは、マクロファージという免疫細胞に働きかけ、その性質を変更します。マクロファージには、炎症性のM1と抗炎症性のM2というタイプがあり、この性質をエクソソームが切り替えることができます。
たとえば老年者の皮膚組織は炎症性のM1になっており、逆に若年者の皮膚組織はM2が優位になっていることが分かっています。全身の組織、臓器でも炎症の回復が間に合わず炎症が慢性化して組織の老化や肺、脳、心臓、肝臓、腎臓など加齢性の疾患の原因になっています。M2Pとは、マクロファージの性質をM1からM2に切り替える作用を言います。M2P活性の高いエクソソームは、このようにマクロファージの性質を抗炎症作用に切り替えることにより、全身の組織を細胞レベルで若返らせるように作用します。
◆M2Pはエリート幹細胞のみから得られるエクソソーム
このようなM2P活性の高いエクソソームは、若い幹細胞から得られます。 若いといってもこれは細胞の性質の話で、若いドナーから得られた幹細胞 でも若い細胞から老化細胞まで様々です。老化幹細胞は、他の細胞に影 響し、老化させますから、細胞の培養に際してはこれら老化細胞を取り除 く必要があります。エクソソームを抽出する元の細胞になる幹細胞は、若く て健康なドナーから得られた幹細胞から選ばれますが、その中でも約 5000個に一つの割合で存在するいわばエリート幹細胞というものが存在します。このエリート幹細胞は、細胞が2倍に増殖するスピードが通常 の細胞より非常に速く、培養を繰り返しても細胞老化が進みづらい性質があります。M2Pエクソソームは、このエリート幹細胞のみを培養で増や し、特定の環境で得られるエクソソームを厳選したものです。
◆老化細胞からは悪いエクソソームが放出
驚くことに老化細胞は、若い細胞に比べて約30倍多くのエクソソームを放出することが知られています。 治療に用いる際は、エクソソームとしてどれくらいの量が入っているかの確認はもちろん、その性質がどのようなエクソソームなのかも気に留め る必要があります。一般の培養幹細胞には老化細胞も含まれていますから、培養を繰り返すたびに細胞集団も老化が進んできます。そのような 老化幹細胞の集団から得られたエクソソームは、組織をM1優位、つまり炎症の方向へ導く可能性もあるので、単純にエクソソームは数が多け れば良いというわけではありません。若いエリート集団の培養から分泌されるエクソソームは、一般の培養から得られるエクソソーム量より少なく 貴重ですが、これらのみを1バイアルあたり50億個含有するのが当院で使用しているM2Pエクソソームです。
◆エクソソームの安全性
▶️幹細胞による異所性腫瘍の形成、肺微小血管系の巻き込み、免疫拒否反応を回避できる。
▶️miRNAは核内に取り込まれないので、遺伝子改変は起きない。他家の物を使っても拒否反応がない。
▶️エクソソームは体内で1〜2日で消滅する。
こんな人におすすめ
肌の老化が気になる
なかなか疲れが取れない
睡眠が浅い・熟睡できない
関節痛がある
薄毛が気になる
性欲の減退
ダウンタイムを軽減したい
効果・メリット
全身のアンチエイジング
集中力UP
シミやしわの改善
毛髪再生
免疫力向上
アレルギー疾患の改善
脳卒中・心筋梗塞・認知症の予防
不眠改善
抗炎症作用
治療の流れ
医師の診察・カウンセリング
施術
ダウンタイム
点滴部位に一時的な痛み、内出血が見られる場合がありますが数日で消失します
アレルギー反応を生じることがあります
悪性腫瘍を治療中の方、または寛解から間がない方については施術をお断りすることがあります
施術箇所
腕からの点滴、顔、頭皮など
料金
点滴 1V 55,000円
点滴 2V 88,000円
点滴 4V 154,000円
点滴 6V 224,400円
点滴 12V 363,000円
点滴 24V 660,000円
経皮オプション 1V 27,500円
動画
Q&A・注意事項
Q.
1回の治療でも効果を実感しますか?
A.
エクソソーム治療は繰り返し受けていただくことでより大きな効果をご実感いただくことができます。 まず1~2週間ごとに3ヵ月(計12回)の投与をおすすめしています。
Q.
投与したエクソソームによって癌を誘発する可能性や癌化するリスクはないでしょうか?
A.
エクソソームには癌化に直接関連するシグナルはありません。よって、正常な細胞を癌化することはありません。ただ癌細胞が体内にある場合にはそれを活性化する可能性はあります。
Q.
どのようなドナーからエクソソームを抽出していますか?
A.
若く健康なドナーから抽出します。 若いドナーから抽出したエクソソームは、幹細胞自体を若返らせるとの研究結果もあります。