メーラーファット除去

ビアンカクリニックでは小顔脂肪除去施術としてメーラーファット除去に加え、バッカルファット除去の施術も行っております。いずれもお顔の脂肪に除去する施術であり、口腔内から処置を行う点では共通していますが、取り除く脂肪の位置や目的に違いがあります。
メーラーファット除去は、頬骨の高い位置からほうれい線にかけて存在する脂肪を対象とした施術です。中顔面にボリュームが出やすい方、ゴルゴラインやほうれい線にお悩みの方に適しており、頬の重心を整えることですっきりとした若々しい印象へと導くことを目指します。

一方、バッカルファット除去は、頬の中央部の深い部分にある咬筋周辺の脂肪を取り除く施術です。この脂肪は加齢とともに下垂しやすく、たるみが進行するとほうれい線やマリオネットライン、ブルドッグラインが目立つ要因になります。そのため、フェイスラインをすっきり見せたい方や、下ぶくれが気になる方に検討されることが多い施術です。
いずれの施術も小顔効果が期待される点では共通していますが、アプローチする脂肪の層や得られる印象が異なるため、顔立ちやお悩みに応じて適切な施術を選択することが大切です。ビアンカクリニックでは丁寧な診察とカウンセリングを通じて、患者様と仕上がりのイメージを共有しながら、施術の適応可否を慎重に判断いたします。どちらの施術が自身に適しているのかわからないという方も、ぜひお気軽にご相談ください。

メーラーファット除去は、皮膚のハリや弾力が低下してきた・シワやたるみが気になっている・ほうれい線やゴルゴ線が目立ってきたなど、エイジングサインを感じ始めたタイミングで検討される方が多い施術です。特に、メーラーファットは加齢とともに下垂していきやすい脂肪であり、中顔面のもたつきや老け見えにつながることもあります。

そのため、老化予防の一環として、20代後半〜30代前半頃にメーラーファット除去の施術を希望される方も少なくありません。この年代は脂肪がしっかりしていて皮膚にハリもあるため、除去後のたるみリスクが少なく済む点もメリットに挙げられます。ただし、年齢に関わらず、脂肪を取り過ぎることで頬がコケて見えるリスクはあるため、個々の顔立ちに合ったデザイン設計が欠かせません。医師による適切な診断のもと、慎重に施術のタイミングを見極めることが重要となるでしょう。

メーラーファット除去は、切開を伴う美容整形手術ではあるものの、ダウンタイムが比較的短い点が特徴です。術後は、腫れや痛み、内出血などが生じることもありますが、いずれも時間の経過とともに落ち着いていきます。個人差はあるものの、ダウンタイム期間の目安は10日前後とされています。

しかし、術後の過ごし方によっては、回復が遅れて目安より長引いてしまう恐れもあるため注意が必要です。特にメーラーファット除去は口腔内を切開する施術であり、傷口を清潔に保つことが重要となります。感染症リスクを抑えるために、こまめなうがいや口腔ケアを心掛け、術後1週間は熱いものや、辛いもの、炭酸などの刺激物の飲食は避けるようにしましょう。大きく口を開けるような動きも傷口へ負担がかかってしまいます。また、施術当日はシャワーで済ませ、長時間の入浴や飲酒、激しい運動など血流を促す行為についても術後1週間はお控えください。術後の注意点を正しく守ることで、よりスムーズな回復と自然な仕上がりを目指すことができます。