クマ改善にはどの治療がいいの?脱脂・脂肪注入・ハムラ法の違いを医師が解説

施術:目の下クマたるみ取り コンデンスリッチフェイス 目の下 💴 598,000円 😷 腫れ・内出血 10日間前後 ⚠️リスク: しこり・左右差・血腫・凹凸・感染など
クマ改善といっても、選ぶ治療法によって仕上がりや適応が大きく変わるのをご存じですか?
「脱脂」「脂肪注入」「ハムラ法」といった治療名を耳にしても、自分に合っているのか判断するのは難しいものです…。
今回はビアンカクリニックの明石仙姫医師が、それぞれのクマ治療の特徴・仕組み・適応タイプを解説します。
どの治療がベストか迷っている方の参考になれば幸いです。
クマの種類を解説!あなたのクマはどのタイプ?
クマには、原因によって大きく3つのタイプがあります。
・黒クマ:目の下の脂肪が前に出て影になるタイプ
・青クマ:皮膚が薄く血管が透けて見えるタイプ
・赤クマ:眼輪筋の色味や炎症によって赤みが出るタイプ
このように「クマ=疲れ」ではなく、構造や血流によって異なる色味・影が出現しています。そのため、クマ改善には“原因に合った治療選び”が重要です。
脱脂|脂肪のふくらみが原因の黒クマに

💴二重全切開 327,800円 💴目頭切開 272,800円 💴脱脂 327,800円 😷DT: 腫れ・内出血 2週間程度 ⚠️リスク: 瘢痕・左右差・拘縮など
目の下に脂肪のふくらみがある方に適しているのが、経結膜脱脂(けいけつまくだっし)という治療法。
これはまぶたの裏から脂肪を除去する方法で、皮膚表面に傷を残さずに行えるのが特徴です。
【脱脂が適しているのはこんな方】
・目の下の膨らみが気になる
・皮膚のたるみはほとんどない
・ふくらみの下にくぼみが少ない(ティアトラフが浅い)
ふくらみという「盛り上がり」が影を作っているタイプでは、脱脂のみで自然な仕上がりになることもあります。
脂肪注入|くぼみや青・赤クマへアプローチ!

目の下クマ・たるみ取り+CRF(目の下・ゴルゴ)セット税込602,580円 DT:腫れ・内出血 10日間前後 リスク:しこり・左右差・血腫・四凸・感染など
目の下にくぼみがある、または皮膚が薄く血管や筋肉が透けて見えるタイプのクマには、脂肪注入が有効です。
とくに「ナノファット(脂肪細胞をさらに微細にしたもの)」は、血流や筋肉の透けをカバーする“壁”となり、皮膚の厚みを自然に補ってくれます。
【脂肪注入が向いているケース】
・ティアトラフ〜ゴルゴラインのくぼみが目立つ
・青クマ・赤クマ(透け感)が気になる
・脱脂後にボリュームを補いたい
くぼみの改善と同時に、皮膚質の向上にも効果が期待されるでしょう。
ハムラ法|膨らみとくぼみを“移動”で同時に解消

💴表ハムラ(Hamura)法 税込602,580円 💴眉下リフト(眉下切開) 税込421,080円 😷DT: 腫れ・内出血 2週間程度 ⚠️リスク: 左右差・拘縮・外反など
目の下の脂肪が目立ち、なおかつくぼみもある方の場合には、ハムラ法が選択肢に入ります。
ハムラ法の特徴は脂肪を単に取り除くのではなく、“移動”させてふくらみとくぼみの段差をならすことです。
目の下がフラットになるのに加えて、血管や眼輪筋の透けも抑える効果も期待できます◎
ハムラ法は表と裏があります。
それぞれの特徴を簡単にまとめると…。
・表ハムラ:皮膚表面を切開する方法。たるみが強い方向け。
・裏ハムラ:まぶたの裏側からアプローチする方法。皮膚表面に傷が残りません。
黒クマ・青クマ・赤クマを同時にカバーしたい方には、非常に合理的な治療法です◎
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まとめ|クマの改善は“タイプ別アプローチ”がカギ
クマを改善したい!と思ったとき、「何の治療を受ければいいのか」と悩むのは当然です。
大切なのは、クマの種類や原因を正しく見極めたうえで、自分に合った治療を選ぶこと。
脱脂・脂肪注入・ハムラ法は、それぞれ異なるアプローチでクマを整えてくれます。
ビアンカクリニックでは患者さまの不安やお悩みに寄り添いながら、理想の目元へ導く最適なご提案をいたします。
まずは一度、ご相談ください。
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※本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の疾患の診断、治療、予防を目的としたものではありません。健康上の懸念がある場合は、必ず医師にご相談ください。