名器形成は永久に効果が続く?ビアンカの美容婦人科指導医 宮本亜希子が解説!
加齢とともに気になり始める膣のゆるみや乾燥。お風呂の後のお湯漏れや、膣内に空気が出入りする際に音が鳴る“ちなら ”の他、性交時の痛みや密着感の無さから自覚する方も多いようです。
そんな女性のデリケートなお悩みにアプローチできるのが、膣ヒアルロン酸注射や膣縮小術などの膣美容医療。「名器形成」とも呼ばれ、フェムケアの流行とともに日本でも少しずつ広まりつつあります。
ただ、名器形成で気になるのは「効果は永久に続くの?」ということではないでしょうか?デリケートな部位だけに注射やメスを入れるのは勇気のいること。できれば、「1回の施術で完了してほしい!」というのが本音ですよね。
結論からお伝えすると、長期的に続くものもあれば、定期的なメンテナンスが必要なものもあります。それぞれの施術について、効果の持続期間を解説しましょう。
名器形成の効果は永久に続く?施術ごとの持続期間
今回は、ビアンカクリニックで行っている“名器形成”、膣ヒアルロン酸注射と膣縮小術の効果の持続について解説します。
膣ヒアルロン酸注射
膣ヒアルロン酸注射とは、膣壁にヒアルロン酸を注入することで膣内を狭め、膣のゆるみや乾燥、弾力にアプローチする施術。注入する製剤にもよるものの、施術後から9ヶ月~1年半の期間を経て 、少しずつ元の状態へと戻っていきます。
そのため、効果を持続させるためには定期的な再注入が必要な場合も。しかし、施術中の痛みが少なく、ダウンタイムもほとんどないことから、継続しやすい施術でもあります。施術時間は約30~40分 。
日常生活への影響を出来るだけ少なくしたい方、忙しくてなかなか時間の取れない方にも受けていただきやすいでしょう。さらに、将来の妊娠・出産に影響がないという点も喜ばれています。
▷ビアンカクリニック「膣ヒアルロン酸注射」詳しくはこちら
膣縮小術(膣壁形成・膣口形成)
膣壁形成とは、膣内側から膣壁の粘膜を一部切除、剥離し、その下にあるダメージを受けて弱ってしまった筋膜などとの結合組織を縫縮することで、膣内部を縮小する手術です。一方、膣口形成は、膣入り口の皮膚や膣粘膜を切開・縫合し、膣口の大きさを整える手術。産後に膣の外から中の粘膜が見える方など、どちらも出産や加齢による膣のゆるみや外見が気になる方に選ばれている施術です。
これら膣縮小手術の効果は、一度受けると長期的に続きます 。メスを使った切開を伴うため不安や恐怖を感じる方もいらっしゃいますが、何度も施術を受けなくて良い点は大きなメリットではないでしょうか。当院の術式(膣壁形成)では施術後の抜糸も不要です。
ただ、膣縮小術は、今後妊娠・出産の可能性がない方におすすめの治療です 。施術をご検討される際は、将来のライフプランに合わせた検討も大切です。施術のご提案も可能ですのでお気軽にご相談ください。
膣ヒアルロン酸注射と併せて「膣トレ」も!
膣のゆるみ改善を目的に膣ヒアルロン酸注射を受けられる方には、膣トレもおすすめしています。膣トレとは、骨盤底筋を鍛えるトレーニングのこと 。“ケーゲル体操”という名前で聞いたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
骨盤底筋は、ふだんあまり意識することはないかもしれませんが、排尿を止めたり、肛門を締めたりすると分かりやすいはず。
骨盤底筋を鍛えると、膣圧(膣を締める力)が高まるため、膣のゆるみに効果が期待できます。
【基本の膣トレ】
1.仰向けになる、または椅子に座ってリラックスする
2.肛門・膣・尿道をギューッと締める(お腹やお尻、太ももには力を入れない)
3.そのまま5~10秒ほどキープする(慣れるまでは3秒程度でもOK)
4.ゆっくり力を抜いて、10~20秒休憩する
膣トレは膣のゆるみだけでなく、性交痛や頻尿にも効果が期待できるとされています。継続的に行うことで、締まりの良い膣を目指せるでしょう。
ちなみに、ビアンカで行っている無料の膣健康指数測定によって「収縮時(膣を締めている時)の膣圧(オックスフォードスケール)が低い」と結果が出たとしても、「膣ヒアルロン酸注射が適応」とは限りません。
膣ヒアルロン酸注射は収縮していない状態の膣圧を高めることを目的とした方法。一方、膣トレは収縮時の膣圧を高める方法。そのため双方を併用することで、相乗効果が見込めます。
名器形成のことは産婦人科専門医による施術が受けられるビアンカクリニックへ!
名器形成の効果は、担当する医師の技術や知識に大きく左右される場合もあります。ビアンカクリニックでは、私自身が診察・施術を担当いたします。
膣の解剖や機能を熟知した産婦人科専門医が名器形成を行うクリニックは日本でもそう多くはありません。
初めての美容婦人科で不安な方、せっかく施術を受けるならしっかりと効果を実感したい方は、ぜひビアンカクリニックのカウンセリングへお越しください。
宮本 亜希子医師プロフィール
https://biancaclinic.jp/doctor/miyamoto/
大学卒業後、一般産婦人科で不妊治療や周産期医療などの保険診療に従事する。その後、自身の闘病を契機にキャリアを見つめなおし、「女性が女性であることを楽しめる人生をサポートしたい!」という想いから自由診療・婦人科美容の道へ。産婦人科医として培った深い知識と確かな技術は、美容婦人科領域においても高く評価され、特に名器形成をはじめとする女性器医療においては日本国内でも一目置かれる存在に。BIANCA CLINIC入職後は、女性の美と健康をサポートする美容婦人科指導医として、多くの患者様のさまざまなお悩みに向き合っている。また、さまざまなメディアでの性教育やHPVワクチン普及、女性のQOL向上にも力を注いでおり、専門書『美容外科医になったら最初に読む 美容手術の基本』第7章「腟ヒアルロン酸注入」を執筆するなど、医療知識の啓発活動にも積極的に取り組んでいる。
▷BIANCA CLINIC|宮本医師による「婦人科形成」についてはこちら
<宮本亜希子医師の診療内容>
◆膣の引き締め・黒ずみ治療(膣ハイフ、高周波治療など)
◆小陰唇縮小術
◆副皮除去術
◆クリトリス包茎術
◆膣縮小術(膣壁形成)
◆膣口形成
◆膣ヒアルロン酸
◆膣育®注射
<所属学会・資格等>
◆日本産婦人科学会
◆日本生殖医学会
◆日本美容外科学会(JSAS)
◆日本専門医機構認定 産婦人科専門医
◆日本性科学学会
◆日本女性心身医学会認定 更年期指導士
◆日本女性心身医学会
◆AVプロダクションMine’S(マインズ) 専属顧問医師
◆日本女性骨盤底医学会
◆Medytox社認定 膣ヒアルロン注入指導医(KOL:キーオピニオンリーダー)
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