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Dr’s BLOG / 先生のブログ一覧

2025-07-18

高濃度ビタミンC点滴は日焼け前後こそ!

高濃度ビタミンC点滴はよくご存じかと思います。ビタミンCが美容に良いことも、毎日とらないと水溶性であることから、体外に排出されてしまうこともご存じかと思います。皆さんはビタミンCをどう取り入れていますでしょうか?

日差しも強くなり、海に行くことも増えると思います。紫外線ケアは勿論していても、海からの反射や日焼け止めが落ちてしまったり、完全に防ぐことは難しい。

そんな時の私のおすすめレスキューが、強い抗酸化作用を持つ高濃度ビタミンC点滴です。

皮膚科専門医の葉山愛弥です。

 

ビタミンC

そもそもビタミンCは健康面にも美容面もとても良いビタミンです。

ところがその量が違うことをご存じでしょうか。健康にいいとされる1日のビタミンCは800-1200㎎

ビタミンCはアスコルビン酸ともいわれ、骨や腱などの結合タンパク質であるコラーゲンの生成に必須の化合物です。

ビタミンCが不足すると、コラーゲンが合成されないために、血管内皮細胞が作られず、もろくなるため出血を起こします。

また、10㎎/日を下回ると壊血病を生じることがあります。←昔の船乗りに多いやつ。

壊血病のそのほかの症状としては、いらいらする、顔色が悪い、貧血、筋肉減少、心臓障害、呼吸困難などがあります。

また、毛細血管・歯・軟骨などを正常に保つ働きがあるほか、皮膚のメラニン色素の生成を抑え、日焼けを防ぐ作用や、ストレスやかぜなどの病気に対する抵抗力を強める働きがあります。

最近はビタミンCの抗酸化作用が注目され、がんや動脈硬化の予防や老化防止にビタミンCが有効であることが期待されています。

https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/vitamin-c.html 健康長寿ネットより

 

厚生労働省も2025年の報告で、ビタミンCには抗酸化作用があり、L-アスコルビン酸は体内の参加を引き起こすラジカルを捕捉し、自らが酸化されてL-でヒドロアスコルビン酸に変化することにより、ラジカルを消去してくれると記載されています。

ビタミンCはコラーゲン合成において水酸化反応に関与しており、欠乏すると上記の通りコラーゲン生成が抑制されるため、血管がもろくなり、壊血病のリスクがあります。

また、ビタミンCは食事摂取とサプリメントからの摂取との消化管での吸収率はほぼ変わらないとされ、200㎎/日が最も高く、1g/日になると50%程度まで落ち込みます。また、酸化型のsでヒドロアスコルビン酸も生体内で還元酵素により速やかにアスコルビン酸に返還されるため、生物学的な効力を持ちます。体内のビタミンCは消化管からの吸収、体内における再利用、腎臓からの未変化体の排泄により調節されており、血漿濃度はおよそ400㎎/日で飽和するとされています。

https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/001316467.pdf 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会報告書より

 

こう調べてみると、一生懸命ビタミンCを摂取しても、水溶性であることからも1日で排出してしまいますし、ほとんどが健康のために維持されてしまうため、美容に向けたビタミンCの濃度はかなり必要なことがよくわかるとともに、コラーゲン生成には必須であることもご承知おきください。

 

ここで、われらがBIANCA CLINICの美容内科専門医の前田先生もご紹介させていただきたいです。

美容と関係のない、同期内科・他科Dr.の中でも有名なほど聡明で、美容内科の知識が豊富な憧れの先生です!!

診察日が重ならないのが残念でなりません。。。でも私も密かに?美容内科学会に入会しました

💕💕    💕💕

 

https://biancaclinic.jp/doctor/maeda/

そんな前田先生の言葉を少しお借りして私も高濃度ビタミンCについて述べてみたいと思います。

 

高濃度ビタミンC

高濃度ビタミンC点滴の効果は、水分が体内に入るという意味では元気になることに間違いはないのですが、健康な方に高濃度ビタミンC点滴を行った場合と生理食塩水を点滴した場合では、高濃度ビタミンC点滴のほうが明らかな疲労感の改善がみられたことが論文で発表されています。

高濃度ビタミンC点滴とは、静脈点滴で高濃度のビタミンCを直接血管内に注入し、高濃度のビタミンCの血中濃度を上げることができるため、体各所に届けることができます。健康面だけでなく、肌悩みへのアプローチが可能になっています。また、前述の通り、疲労回復やストレスの緩和、免疫力アップを図るインナーケアを行える治療です。
人は 体内でビタミンCを作り出せないため、意識してビタミンCを摂取する必要があります。

肌のエイジングケア効果は、高濃度ビタミンC点滴のメリットの1つ。
ビタミンCにはシミのもととなるメラニンの合成を抑える作用があり、シミ・肝斑の改善や予防に効果が期待できます。また、コラーゲン生成を促して肌の弾力を維持する作用もあり、肌の老化が進むことで起こるシワ・たるみにも効果を発揮します。

 

高濃度ビタミンC点滴の効果は、また、製剤の品質に左右されます。。BIANCAの高濃度ビタミンC点滴は、ビタミンCの濃度が高い製剤を使用していることが特徴です。さらにたんぱく質のほか、代謝の働きを助けるマグネシウムやカルシウム、現代の食生活では不足しやすいビタミンB群もバランス良く配合。ビタミンB群には、細胞の修復を助ける働きがあり、健やかな肌を保つ効果が期待できます。

ビタミンCには、壊血病とまではいかなくとも、やはり疲労や老化の原因とされる活性酸素を抑制する抗酸化作用があることも特徴です。なかなか疲れがとれないというお悩みや、加齢に伴う体調面の変化に高い効果が期待できます。また医療機関では、悪性腫瘍などの補助療法としても用いられるケースもあります。

高濃度ビタミンC点滴の料金はクリニックによって幅がありますが、国産メーカーのビタミンC点滴製剤は、高濃度ビタミンC点滴に使用することを想定されていないことから2gと少量の製剤に防腐剤が添加されています。この製剤を使って25gの高濃度ビタミンC点滴を行うと防腐剤の量が多くなり、アレルギーなどのリスクが高まります。対して海外から輸入した製剤は、輸送量が含まれるため原価は高いものの、防腐剤は含まれていません。よって、送料等どうしても高額になってしまいますことご容赦ください。

https://biancaclinic.jp/treatment_category/skin-care/skin/bitamin/

 

 

ここで皮膚科専門医の私個人のつぶやき・・・

毎日点滴は無理…と思うのは当たり前。

ですので、紫外線の多い時、あるいは紫外線が落ち着いてから美白を目指したい時、疲労がたまった時。そんな期間を決めた点滴でも良いと思いますし、レジャー等で日焼けの前後で数日投与するとも良いと個人的には思っております。

また、ハリが苦手な方は、化粧品やメソナJ、ビタミンCパックなどもおすすめです!!

Puremer – ピュアメル – BIANCA CLOSET

Lekarka – レカルカ – BIANCA CLOSET FVC5バブルパック

など❤

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