2024-01-25
ハム、ベーコン、ソーセージががんの原因に!
とっても美味しいベーコンやソーセージなど加工肉は、がんの原因となることが多くの研究で報告されています。
これはかなり確かなエビデンスとなっており、喫煙とアルコールとともにグループ1の発がん物質として分類されています。
ハムやソーセージががんの原因となる理由は主に以下の3つで、
- ヘム(主に赤身の肉に含まれる赤い色素)
- 硝酸塩と亜硝酸塩(加工肉の保存剤)
- 複素環アミン、多環アミン(高温で調理したときに生成される物質)
これら3 つすべてが腸内の細胞に損傷を与える可能性があり、それが蓄積されると、がんのリスクが高まると考えられています。
ただもちろん同じくがんのリスクとなることが知られているタバコと比べると、その影響の大きさには大きな違いがあります。
↑の図にもある通り、タバコが原因で肺がんになっている人は72%ですが、加工肉が原因で大腸がんになっている人は全体の13%です。(13%って多く感じますか?少なく感じますか?)
タバコと比べると全然ましという感じですが、日常的にハムやソーセージなどを召し上がっている場合は、その量を半分にしたり、毎日食べるのは辞めてたまに召し上がる程度にするのが良いかもしれません。