ボトックスが効きすぎてしまったら…
みなさん、こんばんは。
BIANCAのDr.ひめです。
BIANCA 明石仙姫医師プロフィール
幼少期を中国で過ごし中国語と韓国語と日本語を話すトリリンガル。名古屋大学医学部医学科を卒業後、糖尿病・内分泌内科を中心に内科に従事し内科専門医を取得しているため内科学に詳しい。その後大手の美容外科で外科手術や注入治療などを5000件以上経験し、都心部の院長を経験。手術では特に二重埋没やクマ治療などの目周り手術を得意とする。 現在はBIANCAクリニックで、美容外科・美容内科・美容皮膚科の全てを通して、外見だけでなく内面からもトータルにナチュラルに美しく輝くサポートをしている。
<所属学会・資格等>
・日本内科学会 内科専門医
・日本糖尿病学会
・日本美容外科学会
・日本抗加齢医学会
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ボトックスシリーズ第三弾でーす!
みんな大好きボトックスですが、効きすぎるのが怖いという声もよく聞きます。
適切な部位に適切な量を打てば最高の治療ですが、
量が多かったり、注入する部位が間違っていたりすると
眉が吊り上がる、目が重たくて開けにくいなど不具合をきたすことがあります。
そのためBIANCAでは、初めてボトックスを打つ箇所は少なめの量で打っていただき、
患者様の状態を見ながら、その都度少しずつ量を調整しております。
それでも万が一効きすぎてしまった場合はどうすれば良いのでしょうか。
1. 待つ。
なんてこと言うんだ!って感じですが、ボトックスは良くも悪くも3−6ヶ月でその効果が切れます。
なので待てばいつかは元には戻ります。
2. アセチルコリン塩化物を注射する
ボトックスはアセチルコリン放出抑制によって、筋弛緩を起こすので、ならばそのアセチルコリンを足してあげよう!という治療です。
ただこれはめちゃめちゃ効くぅ!というわけでもありません。
3. 温める
ボトックスは熱に弱いです。なので効きすぎている箇所を直接温めたり、サウナに入って体温を上げるという方法があります。
ただし、ボトックスが効きすぎていると気づく頃には、既に熱によるボトックスの失活を期待できるタイミングは過ぎている可能性が高いです。
これやれば大丈夫!!というものはなかなかないので
初回は無理しないで弱めに打つのがポイントになります。
少しは役に立ちましたでしょうか。
ボトックスは本当に素晴らしい治療なので、自分に合うようにカスタマイズして
適度にシワを取りつつ、美しさを保っていきたいですね♡