肝斑を理解し、肝斑に打ち勝つ!①
こんばんはみんさん。
BIANCAのひめ先生です。
”シミを取りたい”患者様はたくさんがいらっしゃいますが
”肝斑を取りたい”という患者様はほとんどいないのはなぜでしょう。
おそらく肝斑という言葉は知っているけどちゃんと理解している方は少ないかもしれません。
ただ肌診察でお肌を拝見すると、本当に多くのが方が肝斑があるにも関わらずそれを認識していないことが多いです。
敵を知らなければそれを攻略することもできません、ので
本日は肝斑について説明していきます。
BIANCA 明石仙姫医師プロフィール
幼少期を中国で過ごし中国語と韓国語と日本語を話すトリリンガル。名古屋大学医学部医学科を卒業後、糖尿病・内分泌内科を中心に内科に従事し内科専門医を取得しているため内科学に詳しい。その後大手の美容外科で外科手術や注入治療などを5000件以上経験し、都心部の院長を経験。手術では特に二重埋没やクマ治療などの目周り手術を得意とする。 現在はBIANCAクリニックで、美容外科・美容内科・美容皮膚科の全てを通して、外見だけでなく内面からもトータルにナチュラルに美しく輝くサポートをしている。
<所属学会・資格等>
・日本内科学会 内科専門医
・日本糖尿病学会
・日本美容外科学会
・日本抗加齢医学会
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まずは肝斑の定義について。
・メラノサイトにおけるメラニン生成の亢進
・生まれつきのものではなく、頬や額、こめかみなどに左右対称に現れる。
・褐色で、びまん性(ベターと広がっているイメージ)または網目状で、
境界は不明瞭だが、部分的に明瞭な箇所もある。
・脂漏性角化症、後天性メラノサイトーシス、老人性色素斑などを除外する必要がある。
これらの特徴を見ていかがでしょうか。
ご自分のシミが肝斑か否か判断できそうでしょうか。
また厄介なのは、肝斑と老人性色素斑や脂漏性角化症が併発しているケースも多いです。
肝斑が悪化する理由は
・紫外線
・摩擦や刺激(ゴシゴシ洗顔するなど)
・女性ホルモンの影響(妊娠、更年期など)
が有名です。一つが悪さをするのではなく、互いを悪さをするので、可能な限りこれらの悪化因子を全て除去することが大切です。
どうでしたか、今回は肝斑とは何か、またその悪化因子について話してまいりました。
なかなか自分のお顔の色素が肝斑かどうかわからない方は、一度クリニックで診察させてください。
次回は肝斑をどうしたら薄くできるか、について話していきますね。
お楽しみに☆