私のシミは何のシミ?!シミの種類を知って、自分に合う治療を見つけよう。
みなさんこんにちは、ひめ先生です。
頬や額にできた色むらを一言でシミと言ってしまうことが多いのですが
実はシミにはたくさん種類があり、
治療法もその種類によって変わります。
このブログを読んでいただき
ぜひ自分のシミが何のシミか理解してみましょう!
今回紹介するシミは大きく分けて6種類!
ADM Acquired Dermal Melanocytosis(後天性真皮メラノサイトーシス)
他のシミが表皮などの皮膚の浅い層に生じることがほとんどであるのに対し
ADMは真皮という深い層にできるため、色味は灰色〜青みがかって見えることも。
頬に両側性に生じるため、肝斑と間違われることも多いので
レーザートーニングを複数回受けても変化がない方はADMである可能性が高いです。
肝斑 Melasma
30代後半から50代の女性に好発し、ホルモンの影響が強いとされています。
稀に男性でも発生します。
両頬のトップの辺りに左右対称でできることが多いです。
レーザーによっては悪化するものもあるので、治療前の診断がとても大事です。
雀斑斑(そばかす)Freckles
主に遺伝的な要素が大きいので10代の頃から目立つことが多いです。
ただ紫外線によって濃くなることがあります。
鼻の上から両頬にかけてベールをかけたように広がっています。
老人性色素斑/日光黒子 Age Spots
いわゆる紫外線浴びるとできると言われるシミであり
最もみなさんのイメージのシミに近いものです。
大きさも濃さもできる部位も様々です。
脂漏性角化症 Seborrheic Keratosis
老人性イボとも言われます。 老人性色素斑が進行し、膨らみを持つことが多いです。 全身にできます。
PIH post-inflammatory hyperpigmentatio 炎症後色素沈着
虫刺されやニキビなどの皮膚のあらゆる炎症の後に起こる可能性があります。
過度な摩擦による洗顔やメイク落としでもリスクは上がります。
どうでしょうか。
ご自分のシミが何のシミか分かりましたか?
混合している場合もあるので
診断は一度ドクターと相談しましょう!
次回はそれぞれのシミに対する治療も紹介していきます。