時代はGLP-1戦国時代?!GLP-1の種類と使い分けについて。
みなさんこんにちは、ひめ先生です。
ここ最近一気にGLP-1ブームに拍車がかかっていますが
種類がありますぎて、どれがいいのかわからない!
結局は一番効果が高いのはどれなのか?
など、現在日本で流通しているGLP-1受動体作動薬(GLP-1)を解説していきます。
まずは唯一の飲み薬である”リベルサス”(セマグルチド)。
飲み薬なので、効果はやや低めです。
また、他のGLP-1は全て注射薬であるので
自己注射が難しい方は飲み薬が良いですね。
しかし、内服の仕方はやや面倒で、空腹時に内服し、その後30分は飲食ができないので
朝の時間などは調整が難しい可能性があります。
次に同じセマグルチドの仲間である”オゼンピック”と”ウゴービ”。
セマグルチドは肥満大国アメリカの中でもシェア1位を誇っています。
日本ではウゴービは2024年2月に発売が開始されたばかりですので
まだあまり流通しておらず、使用されている方もまだ少ないですが、
ウゴービはGLP-1の中でも特に肥満症に特化しているのでダイエット効果も高いと期待されています。
一方のオゼンピックは長らくGLP-1ダイエットの一角の担っていたのではないでしょうか。
また1週間に1回で良いので手間も減らせますね。
次はリラグルチドの仲間である”ビクトーザ”と”’サクセンダ”。
ビクトーザは血糖コントロール目的、サクセンダは体重コントロール目的になります。
この理由は主に用量の違いになりますが
ビクトーザは保険診療での使用が基本であり、ダイエット目的にはサクセンダが流通していますね。
サクセンダは毎日打つ必要があるのですが、
その日の体調や、会食などの予定から用量を細かく調整できるというメリットはあります。
最後はチルパゼニドである”マンジャロ”と”ゼプバウンド”
GLP-1受動体作動薬にプラスして、GIF受動体作動もあるため、
満腹感や、体重減少作用は特に高いです。
ゼプバウンドは年内にも日本に入ってくると言われております。
その他にもトルリシティやリキスミアなどGLP-1は多数あるますが
血糖コントロール目的が大きく、体重減少作用はそれほどでもない印象です。
次回はひめ先生がおすすめするGLP-1、3選をお届けします☆