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Dr’s BLOG / 先生のブログ一覧

2025-07-11

ニキビ治療・ニキビ跡(赤み)にはピーリングをお試しください。

こんばんは、ニキビ治療にもニキビ跡にも、その他、くすみ治療にも必要なピーリング。

本日は化粧品でも私が大切にしている角質ケアの施術、ピーリングのご紹介をさせていただきます。

皮膚科専門医の葉山愛弥です。

 

ピーリングとは、薬剤を用いて肌表面の古い角質を除去し、肌のターンオーバーを促進する施術法です。

ピーリングは以前から行われてきた施術ですが、時代とともにより安全で効果的な方法に変化してきています。

 

 

マヌカピール

乳酸グルコール酸サリチル酸マヌカハニーを配合したピーリング剤です。

皆様もご存じかと思いますが、オーストラリア、ニュージーランドに生息するマヌカの木の花から採取したマヌカハニーの含有するメチグリオキサールは、強い殺菌と抗菌作用が高く、ハチミツによる保湿作用により肌環境を整えてくれます。

 

配合されている酸の特徴

乳酸・・・分子が大きく、主に皮膚の浅い層に作用します。角質層のセラミド生成を促進することで、肌のバリア機能を向上させ、美白効果も期待できます。また、細胞の結束力を強め、肌の凹凸を改善し、キメを整えます。表皮の保湿効果としてセラミドは重要な成分でもあります。

グリコール酸・・・サトウキビやブドウから抽出されるフルーツ酸で、分子が小さいため皮膚の奥深くまで浸透し、組織の活性化を促進します。これにより、肌のキメを整え、ハリやツヤを引き出し、小じわの改善にも効果を発揮します。さらに、保湿効果も期待できます。

サリチル酸・・・角質溶解作用により皮膚の保湿力を向上させ、毛穴の角化を抑制します。また、不要な皮膚組織を除去し、乳酸やグリコール酸の浸透を促進します。ピーリング作用としても強いものになります。

マヌカハニー・・・前述の通り、含有されるメチルグリオキサールの持つ特性としての抗菌作用があります。

 

https://biancaclinic.jp/treatment/skin-care/skin/manukapeel/

 

プロフェッショナルピール

 

フランスのPROFESSIONAL SKIN SOLUTIONS社が開発した最新のケミカルピーリング、プロフェッショナルピールは、同様にグリコール酸、乳酸、サリチル酸を最適な配合割合で調合しております。

これにより、それぞれの酸が持つ特徴や効果を最大限に引き出し、従来の単剤では実現困難だった高い効果を実感できます。

また、高い効果を保ちながらリスクを最小限に抑え、施術後のダウンタイムも短いのが特長です。

プロフェッショナルピールは4週間に1回、5回1クールの施術を推奨しています。

 

https://biancaclinic.jp/treatment/skin-care/skin/professionalpeel/

 
ララピール

ララピールとは、化粧品会社であるロレアル社が開発した成分LHA(カプリロイルサリチル酸)にアルカリを結合させた韓国発のピーリングで、最近人気なのではないでしょうか。

角質を剥がすのではなく、LHAを肌に浸透させることでターンオーバーを促進する方法で、肌の不要なたんぱく質を溶かして余分な角質を除去するため、肌の負担が少ないのが特徴です。

 

 

従来のピーリングは「Peeling(剥く)」に重点が置かれていましたが、新概念のピーリングであるララピールはさらに「Filling(満たす)」にもフォーカスしているため、内側からふっくらとした肌に導きます。

 

肌を育てる第4世代ピーリング
  • 第1世代 AHA(乳酸やグリコール酸などのアルファヒドロキシ酸)
  • 第2世代 BHA(サリチル酸とも呼ばれるベータヒドロキシ酸))
  • 第3世代 PHA(AHA由来のポロヒドロキシ酸)
  • 第4世代 LHA(カプリロイルサリチル酸)

第1世代と第2世代は、AHAやBHAを塗布することによる化学反応で、少しずつ皮膚を剥離するケミカルピーリングでした。

第3世代はピーリング剤が肌にとどまり水分量を増やしつつ、ピーリング効果を発揮する剥がさないピーリングですが、やはり多少はピリピリとした刺激や施術後の赤み、皮剝けが出やすいというデメリットがあります。

ララピールが該当する第4世代ピーリングは、LHAにより肌にたまった角質やメラニンを溶かしながら有効成分を肌の深部に届ける施術です。

自然な角質剥離に近いプロセスで角質を除去するため、これまでのピーリングと比べて刺激が少なく肌に優しいのが特徴です。

皮膚を薄くするのではなく厚くなるよう促して、ふっくらとした肌に導きます。

ララピールは角質を除去するLHAにアルカリ成分のP-solTM、脂質成分のLipidsと、3つの成分で構成されています。成分それぞれの効果と役割は以下のとおりです。

配合の特徴

LHA(カプリロイルサリチル酸)・・・化粧品会社であるロレアル社が開発した新しい成分。ケミカルピーリングで使われる酸とは異なり、親油性で肌に刺激を与えずゆっくりと均一の角質を除去します。

P-solTM(ピーソル)・・・韓国の特許 天然オイル由来のアルカリ。コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸など肌のハリとなる成分を生成し、肌にハリを与えます。

Lipids(リン脂質)・・・角質層に似た天然皮膚構造材。損傷した皮膚が回復するまでの間、皮膚の役割を担い、肌のバリア機能を強化します。

 

ララピールの主成分であるLHA(カプリロイルサリチル酸)は、肌と同じ弱酸性(Ph5.5)であるため、塗布したときの刺激が少なく、敏感肌の方も施術することができます。

https://biancaclinic.jp/treatment/skin-care/skin/lhalhapeel/

 

バブルピール

バブルピールは抗酸化、皮脂分泌抑制などのエイジングケア効果が期待でき、様々な肌タイプに施術ができるフルーツ酸ピール&酵素療法を用いたビタミンCプログラムピーリングです。
さらに肌トラブルに合わせてニキビ、美白・シミ、エイジング、肌再生促進など3つのコースから選ぶことができます

低分子ポリグルタミン酸(γ-PGA)アルギニンの配合により、酸の浸透性は高まりますが刺激は少なく、水分保持による保湿効果で刺激を軽減し、ピーリング後の肌の乾燥を防ぎ、こちらも低刺激なピーリングです。

また一般的なケミカルピーリングは肌の中間層へアプローチするのに対し、バブルピールは浅い層へのアプローチでソフトピーリングとも呼ばれています。

 

 

https://biancaclinic.jp/treatment_category/skin-care/skin/bubblepeel/

 

ここで皮膚科専門医の私個人のつぶやき・・・

というわけで、様々な角質ケアのピーリングがありますが、いずれも皮膚の代謝を更新してくれるため、ニキビ治療になるだけでなく、ニキビ跡の赤みを早く良くしてくれます。

これまでのブログでもご紹介したように、自費治療としてイソトレチノインや、ハイドラフェイシャルで新生をとめ、ピーリングとメソナJを組み合わせることで、さらに効果があがります。

イソトレチノイン https://biancaclinic.jp/blog/42995/

ハイドラフェイシャル https://biancaclinic.jp/blog/42714/

メソナJ https://biancaclinic.jp/blog/42882/

 

気になる方は是非お試しください。

 

 

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