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Dr’s BLOG / 先生のブログ一覧

2024-08-31

「牛乳は骨を丈夫にする」は間違い?牛乳と骨の関係性を美容内科医が解説

みなさんこんにちは。

BIANCA美容内科指導医の前田陽子です。

 

美容内科指導医 前田陽子医師プロフィール

沖縄県立南部医療センター・こども医療センターで初期研修、京都府立医科大学放射線科、美容クリニックでの勤務を経て点滴療法研究会のセミナーで高濃度ビタミンC点滴と出会い、アメリカリオルダンクリニック リサーチフェローとして留学。米国抗加齢医学会の専門医試験に最年少で合格するなどの実績を持つ。

 

現在はBIANCA (ビアンカ)に美容内科指導医として在籍。美容内科指導医の役割は、身体を内側からケアして健康的な美しさにアプローチすること。身体の内側から老化を治療するエイジングケアのプロフェッショナルとして、ナチュラルホルモン補充療法やペプチド療法、サプリメント治療など、患者様に合わせた治療の提案により、体質を改善しいつまでも若々しく過ごすサポートを行う。

 

<所属学会・資格等>

・日本美容内科学会理事

・米国抗加齢医学会(A4M)専門医

・A4Mアンチエイジング・代謝・機能性医学フェローシップ

・米国先端医療学会キレーション専門医

 

<前田陽子先生の美容内科にまつわる情報はこちらからもチェック>

前田陽子医師のInstagramアカウントはこちら

BIANCAの公式Instagramアカウントはこちら

BIANCAの公式YouTubeアカウントはこちら

 

みなさんは、牛乳=骨が強くなるというイメージありませんか?

 

私も子どものころ、背を高くしたり骨を丈夫にしたりするために牛乳を飲んでいました。

 

たしかに、牛乳には骨粗鬆症予防に欠かせないカルシウムが多く含まれています。しかし、牛乳を飲むと骨が強くなるというのはちょっと違うかもしれないということが最近分かってきました。

 

牛乳と骨の関係

「牛乳は骨を丈夫にする」は間違い?牛乳と骨の関係性を美容内科医が解説

 

骨の健康と牛乳の関連性の研究は多数発表されています。そのうちの1つが、1980年にアメリカで行われた大きな研究です。

 

この研究で調査されたのが、牛乳と骨折の関係性。牛乳が骨密度を増やす、骨の形成に役立つなら、多く飲んでいる方ほど骨折率が低くなるはずというわけです。

34~59歳の77,000人以上を対象に、牛乳を飲んだ量と骨折率を12年にわたって調査されました。

 

調査の結果判明したのは、牛乳に骨折を予防する効果はないということ。牛乳をしっかり飲んだからといって、骨折を防ぐことはできませんでした。

 

それどころか、むしろ牛乳や乳製品をたくさん摂る方が骨折の確率が高くなったのです。

 

牛乳を摂ると骨折の確率が高まるのはなぜ?

「牛乳は骨を丈夫にする」は間違い?牛乳と骨の関係性を美容内科医が解説

 

なぜ、牛乳を多く摂った方の骨折の確率が高まったのでしょうか。

 

さまざまな理由がありますが、カルシウムとマグネシウムのバランスの差が原因になっているケースもあると考えられています。骨にはカルシウムだけでなく、マグネシウムも必要です。牛乳はカルシウムが豊富に含まれています。しかし、マグネシウムの含有量はすごく低く、カルシウムとマグネシウムがバランス良く摂取できるわけではありません。

 

牛乳のカルシウムとマグネシウムのバランスの悪さが、骨の健康につながらなかった理由と考えられています。

 

骨を丈夫にしたいなら何を摂取するのがおすすめ?

「牛乳は骨を丈夫にする」は間違い?牛乳と骨の関係性を美容内科医が解説

 

では、骨を丈夫にしたいなら牛乳ではなく何を摂取すれば良いのでしょうか。

 

骨を強くする効果を高めるには、カルシウムとマグネシウムをバランス良く摂取することが大切です。私は、牛乳をたくさん飲むよりもカルシウムとマグネシウムのバランスが良い小魚や海産物、苦みのある野菜をおすすめします。カルシウムとマグネシウムを良いバランスで摂取することが、健康な骨を作るためのポイントです。

 

普段の食事でしっかり栄養が摂れていないと感じる方は、サプリメントもおすすめ。骨を作る栄養素の1つであるビタミンDを摂取すると良いでしょう。

 

牛乳でおなかの調子が悪くなるのはなぜ?

「牛乳は骨を丈夫にする」は間違い?牛乳と骨の関係性を美容内科医が解説

 

なかには、「牛乳を飲むとおなかがゴロゴロする」という方もいるでしょう。これは、牛乳に含まれるカゼインという乳たんぱく質が原因。カゼインがおなかを刺激して腸内環境が悪くなったり、ひどいときは下痢を引き起こしたりすることも珍しくありません。

 

牛乳をはじめとする乳製品には健康的なイメージがありますが、実際は骨を弱くする、おなかの調子を荒らすなどの可能性があることも知っておきましょう。

 

牛乳はどんなときに摂取する?

「牛乳は骨を丈夫にする」は間違い?牛乳と骨の関係性を美容内科医が解説

 

「骨を強くするために牛乳を飲みなさい」というのは、昔の話。「健康になるために」という理由で牛乳やヨーグルトなどの乳製品をたくさん食べたり飲んだりするのはおすすめしません。

 

乳製品=特別なときにおいしく召し上がるものという認識に変わりつつあります。

 

私も毎日飲むコーヒーに乳製品を入れたいときは、牛乳ではなく植物性の代替品を使うようにしています。植物性の代替品にあたるのは、豆乳やアーモンドミルク、ココナッツミルク、ライスミルクなど。このように牛乳の代替品も多いので、お好みに合わせて選んでいただけるでしょう。

 

美しさを保つには、体の中からの健康も大切です。どんなサプリメントを摂ったら良いか悩んだら、カウンセリングにお越しください。それぞれにぴったりのエイジングケアを提案させていただきます。

 

まえだ

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