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Dr’s BLOG / 先生のブログ一覧

2024-08-31

カビ毒が体内に入るとどんな影響があるの?症状と対策を美容内科医が解説

みなさんこんにちは。

BIANCA美容内科指導医の前田陽子です。

 

美容内科指導医 前田陽子医師プロフィール

沖縄県立南部医療センター・こども医療センターで初期研修、京都府立医科大学放射線科、美容クリニックでの勤務を経て点滴療法研究会のセミナーで高濃度ビタミンC点滴と出会い、アメリカリオルダンクリニック リサーチフェローとして留学。米国抗加齢医学会の専門医試験に最年少で合格するなどの実績を持つ。

 

現在はBIANCA (ビアンカ)に美容内科指導医として在籍。美容内科指導医の役割は、身体を内側からケアして健康的な美しさにアプローチすること。身体の内側から老化を治療するエイジングケアのプロフェッショナルとして、ナチュラルホルモン補充療法やペプチド療法、サプリメント治療など、患者様に合わせた治療の提案により、体質を改善しいつまでも若々しく過ごすサポートを行う。

 

<所属学会・資格等>

・日本美容内科学会理事

・米国抗加齢医学会(A4M)専門医

・A4Mアンチエイジング・代謝・機能性医学フェローシップ

・米国先端医療学会キレーション専門医

 

<前田陽子先生の美容内科にまつわる情報はこちらからもチェック>

前田陽子医師のInstagramアカウントはこちら

BIANCAの公式Instagramアカウントはこちら

BIANCAの公式YouTubeアカウントはこちら

 

体の中にカビ毒が蓄積するとさまざまな健康上の被害を起こす可能性があることをご存じですか?

 

今回は、カビ毒による症状について解説していきます。

 

カビ毒とはいったい何?

生活しているだけでカビ毒が体内に?どんな影響がある?症状と対策を美容内科医が解説

 

カビ毒はあまり聞きなれない言葉という方も少なくないでしょう。

 

カビというと食品や医薬品の製造に利用されるなど必ずしも有害なものではありませんが、カビ毒とは、カビが作り出す代謝物のうち人や動物に悪影響を及ぼすものを指します。

 

カビにはいろんな種類があり、湿り気のあるところを好むカビもいれば乾燥したところを好むカビもいます。

 

今回はアメリカの農務省と食品医薬品局FDAで毎年発表されている残留農薬が多い食品と少ない食品を紹介します。

 

<カビの一例>
黒カビ…空気中に多く浮遊しており、発生しやすい
青カビ…お菓子やパンに最初に発生する
白カビ…食べられるものもあるが毒を持っているものもあり注意が必要
赤カビ…人体に影響を及ぼす
緑カビ…吸い込むと体調を崩す恐れがある
黄カビ…乾燥を好み青カビが発生しない食品にも発生する

 

不衛生な生活環境やカビの生えやすい食品など、カビ毒に暴露される可能性がある場面はたくさんあります。

 

カビの発生しやすい食品は?

生活しているだけでカビ毒が体内に?どんな影響がある?症状と対策を美容内科医が解説

 

注意した方が良い食材は以下の通りです。

 

 <カビが生えやすい食材>

◆米
◆コーヒー
◆ナッツ
◆カシューナッツ
◆ブラジリアンナッツ
◆胡桃
◆ピーナッツ
◆ドライフルーツ

 

このように、普段私たちが口にしている食材にはカビが生えやすいものがたくさんあります。

 

適切な温度や湿度で食品を保存する、消費期限を守るといったことも大切ですが、収穫前、収穫後、保存中と、どのタイミングでもカビが発生する可能性はあります。

さらに、一度発生したカビ毒は、調理や加工の過程でも除去されにくいのが特徴です。

 

普段から安全に気を配っていても、知らず知らずのうちにカビ菌の症状が出ている可能性もあるでしょう。

 

カビ毒によりどんな症状が出るの?

生活しているだけでカビ毒が体内に?どんな影響がある?症状と対策を美容内科医が解説

 

<カビ毒による症状>
◆記憶力の低下
◆集中力の低下
◆ADHD
◆鬱症状
◆慢性疲労
◆筋肉・関節痛
◆下痢・便秘

 

このように、カビ毒の症状は多岐にわたります。カビ毒がきっかけとなりほかの病気を引き起こす恐れもあるでしょう。呼吸器系の持病がある、アレルギー素因がある、免疫力が低下しているといった方は、特に注意が必要です。

 

体内に蓄積したカビ毒による不調はどう対処する?

生活しているだけでカビ毒が体内に?どんな影響がある?症状と対策を美容内科医が解説

 

◆活性炭
◆クロレラ
◆シリカ
◆ベントナイトクレイ

 

消化官でカビを吸着して、体の外に出すのを助ける働きが期待できます。

 

カビを使用した食材でもカビ毒の症状が出る?

生活しているだけでカビ毒が体内に?どんな影響がある?症状と対策を美容内科医が解説

 

「カビを使用した食材でも症状は出るの?」という質問をいただきました。例えば青カビによって熟成するブルーチーズを思い浮かべる方も多いでしょう。

 

元気で健康に問題がない方が食べるには問題はありません。ただし、もともとアレルギー体質がある、認知機能の低下などの症状が出ているといった方は、気を付けた方が良いでしょう。

 

エイジングケアは、健康な体を目指すことも大切です。内科的なエイジングケアに興味がある方は、ぜひカウンセリングまでお越しください。美容内科医の観点から、おすすめの治療方法を提案させていただきます!

 

まえだ

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