おでこにヒアルロン酸を注入したらボコボコに!対処法や注意点を解説
「おでこにヒアルロン酸を打ってみたいけれどボコボコになるのが心配…」とお悩みの方へ。
おでこへのヒアルロン酸注射は、BIANCA CLINIC(ビアンカクリニック)でも多くの方が選択される施術の1つ。メスを使わず注射だけで顔の印象を大きく変えられるところが大きな魅力です。
今回は大久保 由有医師が、ヒアルロン酸注射後におでこがボコボコになる原因と対処法を解説。
ビアンカクリニック独自の注入法“BIANCA式ヒアルロン酸メソッド”についてもご紹介します。
ヒアルロン酸注入とは?
ヒアルロン酸注射とは、顎・目の下の涙袋・鼻・ほうれい線など、気になる部位へヒアルロン酸製剤を注射器で直接注入し、シワの改善や輪郭形成などを行う治療法です。
メスを使わず、施術時間はおよそ10分。
ダウンタイムが短い、副作用リスクが低い、施術直後から変化を実感できるといった点から多くの方に選ばれています。
ヒアルロン酸注射についてはこちら。
おでこにヒアルロン酸を入れるメリット

まあるいおでこは美人の証!
おでこの形は、顔全体の印象を左右しているんです。
おでこにヒアルロン酸注射を行うことで期待できる効果は以下のとおり。
- 丸みのある女性らしいおでこに整う
- 凹凸のないなめらかなラインになる
- 加齢によるおでこのボリュームダウンを補える
- シワの予防・改善が期待できる
- 横顔の美しさや立体感が増す
ヒアルロン酸注射は即効性があるため、おでこの悩みやコンプレックスを早く解消したいという方に喜んでいただいています。
ヒアルロン酸製剤は時間が経つにつれて自然と体内へ吸収されていくため、脂肪注入をする前のシミュレーションとして行われる方もいらっしゃいます。
おでこにヒアルロン酸を入れるとボコボコになる?
多くのメリットを持つおでこへのヒアルロン酸注入ですが、ネットで見かけるレビューの中には「施術後におでこがボコボコになった」との声も。
調べてみると不具合を訴える口コミは少なくないようで、不安に思われる方も多いのではないでしょうか。
ヒアルロン酸注入は気軽に受けられる反面、仕上がりの質が担当医の技術によって大きく左右される施術でもあります。
なかでもおでこは脂肪層が薄いため比較的難易度が高く、よりハイレベルなスキルを求められる部位。
経験の浅い医師が担当すると、不自然な凹凸やカーブが生じてしまうケースもあるようです。
おでこにヒアルロン酸を入れるとボコボコになってしまう理由
施術後のおでこにボコつきが現れたとしても、必ずしも失敗とは限りません。
ヒアルロン酸注入によっておでこがボコボコになるのには、次のような理由が考えられます。
薄く均一に注入できていなかった
おでこヒアルロン酸注射を滑らかに美しく仕上げるポイントの1つが、全体のバランスを見ながら必要最低限の量を薄く均一に注入すること。
特定の箇所に多くの量を入れると、体内へ吸収されなかったヒアルロン酸製剤がしこりのようになってしまいます。
おでこのヒアルロン酸注入には高い技術が求められるのです。
注入量が適切ではなかった
ヒアルロン酸注射は、部位によって適正な注入量が異なります。
おでこの場合、注入量が少なすぎると均一に広がらずに不自然な凸凹が生じやすくなります。
一方、多すぎると一部分だけが膨らんでしまい、きれいなラインが形成されなくなるでしょう。
ヒアルロン酸製剤がおでこに合っていない
ヒアルロン酸製剤にはさまざまな種類があり、硬さや持続期間、なじみやすさなどが違います。
そのため各部位に合ったものを適切に使い分けることが大切。
おでこに適していないヒアルロン酸製剤を注入すると、上手くなじまず不自然なボコつきになってしまう可能性があります。
注入した皮膚の層が浅い
おでこは皮下の脂肪層が薄いうえに、そのすぐ下には頭蓋骨があります。
そのため、皮膚の浅い層に多くの量を注入してしまうと、ボコボコ感が目立ちやすくなるでしょう。
しかし、深い層に製剤を入れたとしても、筋肉の厚みの違いによって不自然な段差ができてしまうケースもあります。
そのため、注入する層を見極めて施術することが大切。
もともと皮膚が薄い方は、とくに注意が必要です。
おでこや眉間の筋肉が動いて形が変わる
ヒアルロン酸は施術から時間が経つと、少しずつ形が変化します。
もちろん、ヒアルロン酸が体内へ吸収されるにつれて徐々にボリュームダウンしていきますが、それだけではありません。
おでこや眉間の筋肉の動きによってボコボコすることも。これは皮膚の深い層に注入すると起こりにくくなりますが、筋肉の動きが強い方だとボコボコ感が目立ちやすい傾向にあります。
まだヒアルロン酸がなじんでいない
ヒアルロン酸が完全になじむまでには時間がかかります。
また、施術中に出血した部分が血腫になったり、注射針が通った部分が浮腫になったりすることでボコボコになることも。
時間が経ちヒアルロン酸製剤がおでこになじめば、目立たなくなることがほとんどです。
おでこがヒアルロン酸注射でボコボコになったときの対処法

ヒアルロン酸注射の施術後、おでこのボコボコが気になった場合、焦りは禁物です。
ヒアルロン酸製剤がおでこになじむまで様子を見る
個人差はあるものの、注入したヒアルロン酸が周りの組織へ完全になじむまでには1~2週間程度必要です。
血腫は患部の腫れが引くとともに目立たなくなり、浮腫も2日程度で消えていきます。
1ヶ月もすれば、ボコボコ感が気にならなくなるケースが多いようです。
おでこのボコつきが現れても、慌てず数日は様子をみましょう。
強い刺激やマッサージを控える
おでこのボコつきが気になるからといって強くこすったり、揉んだりするのはNG。
ビアンカクリニックを含め多くの美容クリニックでは、ヒアルロン酸注射直後のマッサージは推奨していません。
ヒアルロン酸注入後におでこを強くマッサージしてしまうと、ヒアルロン酸が不自然に移動してしまったり、体内へ早く吸収されやすくなったりすることも。
自己判断での強い刺激やマッサージは控えた方が安心です。
ヒアルロン酸を追加で注入する
ヒアルロン酸製剤がなじむまで待ってみたものの、それでもボコつきが気になる場合には、ヒアルロン酸製剤を追加注入して凹凸を整える方法もあります。
しかし、すでに注入済みのヒアルロン酸とのバランスを見ながらおでこのラインを整えていくには、高度な技術が必要です。
ヒアルロン酸注射の経験豊富な医師を選びましょう。
ボトックスを打つ
おでこを動かしたときボコボコ感が目立つ方には、ボトックス注射との併用が有効なケースも。
ボトックス注射で、おでこや眉間の筋肉の過剰な動きを抑制するのです。
注入したヒアルロン酸を溶解する
ヒアルロン酸注射後に修正する場合には、ヒアルロニダーゼ(ヒアルロン酸を分解する酵素)を注射することで患部の製剤を溶かすことができます。
さらにその後72時間経てば、再注入することも可能です。
ボコつきだけでなく、全体のバランスやデザインから修正したい場合には、この方法が向いているでしょう。
ヒアルロン酸注射後おでこのボコボコを避けたい!クリニック選びのポイントは?
ヒアルロン酸注射でおでこがボコボコにならないためには、優れた技術のドクターに依頼することが大切。
ここからは、おでこのヒアルロン酸注入をご検討中の方へ、美容クリニック選びのポイントをご紹介します。
おでこへのヒアルロン酸注入や他院修正の実績が豊富
まずチェックしたいのは、ヒアルロン酸注入施術の症例の多さ。
とくに、おでこへのヒアルロン酸注入は難易度が高い施術のため、症例数の多いクリニックを選ぶと安心です。
また、他院修正の実績が豊富にあるかどうかも重要なポイント。
注入済みのヒアルロン酸をどう修正していくのかは、担当医の経験値やスキルが問われる部分でもあります。

ビアンカクリニックでは、独自のヒアルロン酸注射法“BIANCA式ヒアルロン酸メソッド”にて、これまでに多くのお客様のヒアルロン酸注射や他院修正を行ってきました。
堀田理事長が10年かけて培ってきたこの注入法は、ビアンカクリニックが多くの方から選ばれる理由の1つ。
痛みをできる限り軽減し、解剖学にもとづいた方法で、自然かつ美しいおでこを作り上げます。
「信頼できる医師にヒアルロン酸注射をお任せしたい」「以前受けたヒアルロン酸注射の不自然な仕上がりを修正したい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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おでこの形成に適したヒアルロン酸製剤を使用している
どの部位にどのヒアルロン酸製剤を使用するかは、クリニックによっても違います。
使用している製剤について丁寧に説明してもらえるか、またその説明を聞いて納得できるかは判断基準の1つとなるでしょう。
ビアンカクリニックでは、顔の複数部位へヒアルロン酸を注入し、顔の全体的なバランスを美しく整える“カスタマイズヒアル ”を行っています。
注入部位によって適した硬さ・なじみやすさの製剤を使い分けており、おでこには中程度の硬さの製材を使用。
緻密なデザインによる顔立ちに合わせた美しい仕上がりに、多くの方からご好評いただいています。
カウンセリングやアフターフォローが丁寧
おでこがボコボコになってしまった場合や、施術から時間が経っても上手くなじまない場合のことも考えて、アフターフォローの手厚さも見て選ぶと安心です。
とくに美容医療が初めての方は、施術前のカウンセリングから施術後のフォローアップまで丁寧に対応してもらえるクリニックを選びましょう。
ビアンカクリニックでは、高性能肌診断機「VISIA(ビジア)」などを用いて施術前に肌の状態を分析。
お客様一人ひとりの状態に合わせた治療法を検討します。
施術後のフォローアップにも力を入れ、患者様が安心して治療を受けられる体制を整えています。
「おでこへのヒアルロン酸注射後はボコボコが不安!」という方はビアンカクリニック へ
気軽に受けられる反面、担当医の技術力に仕上がりが大きく左右されるおでこへのヒアルロン酸注射。
とくにおでこへのヒアルロン酸注射は難易度が高く、施術後のボコボコ感が気になってしまう方も少なくありません。
「質の高いヒアルロン酸注射を受けたい」という方は、ビアンカクリニック へ。
ご不明点はお気軽にご質問ください。
施術詳細
ヒアルロン酸製剤の注入
施術にかかる時間:10分程度
効果持続期間の目安:
当院採用のヒアルロン酸製剤は約12か月程度持続のものが多いですが、涙袋などの柔らかい部位に使用するものは約6〜8か月の製剤を使用することもございます。持続期間には個人差がございますので、ご了承ください。
入浴・洗顔:シャワーや入浴は施術後当日より、長時間の入浴やサウナは翌日以降であれば問題ありませんが、腫れや浮腫みが気になる場合は1週間程度お控えください。
メイク:施術後当日より可能。注入部位の圧迫・マッサージ・摩擦はお控えください。
禁忌:次の方は、治療をお受けいただけません。
・本品の成分又はアミド型局所麻酔剤に対し過敏症の既往歴のある患者
注意事項:次の方は施術を受ける前に必ず医師にお申し出ください。
・注入剤を使った治療を過去に受けている方
・施術部位に感染や炎症がある方
・ヒアルロン酸配合化粧品などで過去に肌トラブルがあった方
・妊娠中および出産直後、授乳中の方・アナフィラキシー既往、アレルギー体質の方
・肝障害・心疾患・腎障害・糖尿病・重症の高血圧の既往歴がある方
・免疫機能の既往歴、免疫抑制療法を受けている方
・ポルフィリン症の方
・自己免疫疾患の方
・ケロイド体質の方・出血傾向がある方
・抗凝固剤・抗不整脈剤などの薬剤を使用している方
・レーザーやケミカルピーリングなどの治療を受けた、または受ける予定の方
副作用・リスク:感染症、血流障害、血管塞栓、凹凸など
使用製剤について:
・ヒアルロン酸注射注入には、国内未承認の薬剤および薬事承認された使用目的とは異なる治療が含まれます。
・治療に用いる医薬品および機器は当院の医師の判断のもと、個人輸入手続きを行ったものです。
・ジュビダームは厚生労働省により製造販売承認を受けた製品でアメリカFDAも認定しています。
・レスチレンは厚生労働省承認品で非動物由来の安定化ヒアルロン酸フィラーとしてFDAで初めて承認された製品です。
・ドイツ メルツ社製ベロテロシリーズは、アメリカFDA承認を得ています。
・医薬品副作用被害救済制度について。万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。