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Dr’s BLOG / 先生のブログ一覧

2024-02-14

プロテイン、どれ選んだら良い?

プロテイン

色々な種類があるプロテインの中から、何を選んでいよいか悩んだことがある人もいらっしゃるかもしれません。

プロテインを選ぶ際には、いくつかのポイントを考慮する必要がありますので、本日は代表的なプロテインの種類とそれぞれの特徴、またそれを踏まえておすすめの選び方についてご紹介します。

まず、プロテインの王様!一番有名で飲んでいる人も多いホエイプロテインです。ホエイプロテインは、筋肉の構築に役立つ必須アミノ酸が豊富に含まれています。吸収が早いため、筋トレなどの運動後の回復に適しており、筋トレやスポーツを頻繁に行う人、筋肉量を増やしたい人に人気があります。

このホエイプロテインと同様に牛乳から作られているプロテインにカゼインプロテインがあります。アレルギーの原因となる乳タンパクとして有名なカゼインですね。このプロテインはホエイと同じく乳由来ですが、ゆっくりと吸収されるため、長時間にわたって筋肉を回復させるのに役立ちます。

ホエイプロテインも、カゼインプロテインも筋肉を増強させたい場合は効果的ですが、カゼイン以外の乳タンパクにも反応してしまうことはよくあり、アレルギーの原因となりやすいため、健康の側面から見ると少し注意が必要なプロテインと言えます。

(ここでいうアレルギーは、マンゴーや甲殻類などを食べた直後に口の中が痒くなったりするような即時型アレルギーではなく、頭痛やお腹の症状、肌荒れやニキビなど様々な不調の原因となるような遅発性アレルギーを指します。)

 

ソイプロテイン(大豆プロテイン)は、植物性で、乳製品やカゼインにアレルギーがある人も安心して飲むことができるプロテインです。心血管疾患のリスクを低減する可能性があります。

植物性のプロテインで、ソイプロテインの他には、えんどう豆から作られるピープロテインがあります。アメリカなどでは、大豆アレルギーのある方にこのピープロテインは人気ですが、日本人で大豆アレルギーがある方は比較的少ないので、日本人にはどちらも向いているプロテインであると言えると思います。

アレルギーの他にもこれらの植物性プロテインをおすすめしたい理由は、「メチオニンの含有量が少ない」からです。

メチオニンは必須アミノ酸の一種ですが、お肉や卵などに多く含まれており、ブルーゾーンつまり百寿者が多い地域の人々が長生きする理由の一つが、このメチオニンの摂取量が少ないことなのではないかと考えられているのです。

タンパク質制限が健康長寿の秘訣と少し前は考えられていましたが、その鍵となるのがメチオニン制限ではないか、と少しずつ考えが変わってきています。

その他にも、ヘンププロテインやライスプロテインなど様々な植物性プロテインがあります。これらもアレルギーなどの観点から選ばれがちですが、ヘンププロテインなどは少し味に特徴があるため、好みが分かれるかもしれません。

 

筋肉増強や減量、食事の置き換え、健康維持などの、様々な目的に応じて、また、アレルギーやご自身の健康への考え方などに応じて、また価格や味など続けやすさに応じてご自身に合ったプロテインを選んでいただけると良いと思います。

 

 

ja Japanese