みなさんこんにちは、ひめ先生です。

今日は上瞼のたるみが気になる場合にどんな手術を選択すべきか

症状別に説明しようと思います。

 

まず、額のしわに注目してみてください。

スマホのカメラで自撮りのビデオを取りながら、目を開けたり閉じたりしてみます。

額のシワが、目を閉じても開けてもできている場合

それを改善するためには前額リフトが必要になります。

 

逆に開眼時のみに額のシワがよる場合には

症状に分けて手術を選択します。

※今回ボトックスやヒアルロン酸など、切開手術の前に試しておくべき注入治療は割愛します。

 

そもそも上瞼のたるみもあるけど、目自体がちゃんと開けられていない”眼瞼下垂”

という状態の場合には、眼瞼下垂の手術で目の開きを改善します。

また一重瞼の場合には、切開二重または切開二重にプラスして重瞼線に沿って皮膚切除をすると症状が改善します。

 

次に、眼瞼下垂もない上に、しっかりした二重ラインがある場合、

前額リフトか眉下切開のどちらかを選ぶことになるかと思います。

眉下切開は目頭側の皮膚弛みに関しては、引き上げ力が物足りないため、

目頭から目尻までの瞼全体のたるみが気になる場合には、前額リフトを選択することになります。

また、おでこのシワの改善も望む場合には前額リフトでしか改善できません。

 

眉下切開を行うと、眉の位置は下に下がり、

瞼は以前より重くなった感じが出る可能性があります。

そのため、眉の位置が低く、眉と目の距離が近い場合、瞼が重い場合には

前額リフトを選択します。

反対に、窪みの場合は前額リフトで症状が進行する可能性があるため、眉下切開を選択する方が望ましいです。

 

あなたに合う手術は見つかりましたか？

今回説明した手術は全て切開手術になるため、

選択する場合には信頼するドクターと相談を重ねた上で決定するのが望ましいですね。