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Dr’s BLOG / 先生のブログ一覧

2025-03-10

老化は病気ってどういうこと?ビアンカの美容内科医 前田陽子が解説!

老化は病気ってどういうこと?ビアンカの美容内科医 前田陽子が解説!

 

「老化は病気」という考え方が、いま世界の医療業界で注目を集めています。これまで自然な現象として受け入れられてきた老化ですが、最新の研究では体の機能低下や病気を引き起こす要因とされ、治療や予防の対象と見なされ始めています。

 

実際に、WHOでも老化を疾病分類に加える議論が行われました。「老化は治せる病気」として、遺伝子編集技術や幹細胞治療など最先端のアプローチが進化しており、健康長寿を実現する「ロンジェビティ医学」が新たな可能性を切り開いています。

 

『老化は病気』がグローバルスタンダードに!

 

自然現象で避けられないもの、これが老化にまつわるこれまでの認識でした。しかし、老化研究が進み原因や治療方法が解明しつつあるという背景から、世界的には『老化は病気』であるという認識に変わりつつあります。

 

老化は体の機能低下や病気を引き起こす要因となるため、予防したり治療したりする必要があるというのが最近の考え方。認知症やがん、心筋梗塞など、老化が原因で生じる病気もあり、WHO(世界保健機構)でも疾病分類に老化を加えるかどうかの検討がなされました。

 

老化は病気ではないとする声もあり、2022年の改定では見送りとなりましたが、世界的に見ても今後老化を病と定義する動きも進むと予測されます。

 

病気ということはすなわち治療ができるということ。老化は治せる病気として、予防や治療ができるものになりつつあります。遺伝子編集技術や幹細胞治療などの先進医療技術の進化も、老化は治るものとされ始めた要因の1つです。

 

エピジェネティッククロック検査が老化の指標になる

 

最近は、同じくくりとされてきた加齢と老化が区別され始めています。加齢とは、誕生してからこれまでの時間の経過を示すもの。それに対して老化とは簡単にいうと、加齢に伴い身体機能が衰えることを指します。

 

ビアンカクリニックで行っているエピジェネティッククロック検査は、体の老化度合いを調べるもの。加齢スピードは誰しも同じですが、老化の速度には個人差があります。

 

生物学的年齢を割り出し実年齢と比較することで、老化の進行度合いの把握が可能です。精度の高いエピジェネティッククロック検査の登場は、老化研究の進捗に大きな影響を与えました。

▽エピジェネティッククロック検査についてはこちら 

 

ただ長生きするのではなく健康的に長生きするロンジェビティが理想

 

長寿であっても健康とは限りません。疾患を抱えていたり足腰が痛かったりすると、生活を思い切り楽しむとはいかない可能性もあるでしょう。 『老化は病気』がグローバルスタンダードになりつつある今、ロンジェビティ(Longevity)という概念が注目を集めています。

ロンジェビティとは、健康的に楽しく長生きすることを意味する言葉。高齢者だからと我慢するのではなく、自立した生活を送りおいしいものを食べていろんな場所に出かけることができれば、老後が楽しみになりますよね。

 

これまでネガティブなものとされてきた老化をポジティブにとらえ、向き合っていこうとする風潮が高まっています。

 

ロンジェビティの10段階とは?

 

Longevity medicineについての情報サイトであるLongevity technologyの編集長であるフィル・ニューマン氏によると、老化の治療は以下のように分類できると考えられてきています。

 

<ロンジェビティの10段階>

1. ライフスタイル管理…生活習慣を整えることで老化に伴う疾患の進行を予防したり遅らせたりすること

 

2. 消費者による診断…ライフスタイルに関するアンケートや情報を用いて健康寿命を延ばす臨床介入とライフスタイル介入を行うこと

 

3. ロンジェビティサプリメント…代謝を高めて加齢とともに衰える細胞機能を補うためのサプリメントを摂取すること

 

4. ロンジェビティクリニック…専門的な診断や老化の進行を緩和する生活習慣の臨床的な指導を行うこと

 

5. 老化疾患の管理…老化疾患の症状を管理する臨床的介入(現在の一般医療)

 

6. 老化疾患の予防的治療…老化の要因を制御し、老化関連疾患の発生を防ぐ臨床的介入のこと

 

7. 標的を絞った老化関連疾患の逆転…特定の臓器や組織、老化関連疾患における老化関連疾患を阻止または逆転させる治療的介入

 

8. 全身的老化の逆転…全身にわたる老化に伴う損傷を阻止または逆転させる治療的介入

 

9. 臓器や生物の保存または維持…寿命の限界を超えて伸ばすための、損傷した臓器や組織の修復技術の開発

 

10.肉体/意識の保存…現在はまだ使用できない治療方法が利用可能になったときのために肉体や意識を保存すること

 

 

それぞれの治療に優劣はありませんが、段階が進むにつれてより複雑でより多くの費用がかかる傾向にあります。また、すでに市場に登場しているものから、まだ現実のものとはなっていないものもあります。

 

ビアンカクリニックでは、ロンジェビティクリニックに該当する老化治療を提供。生物学的年齢を割り出す最新のエピジェネティッククロック検査はもちろん、体の内側からの健康を図る医学的なアプローチを検討します。

 

ペプチド療法やホルモン補充療法、オーソレモキュラー栄養療法など、体の内側から健康にアプローチできる治療方法も導入していますので、最先端のエイジングケアに興味のある方や老化防止に取り組みたい方は、ぜひカウンセリングにお越しください。

 

ビアンカクリニック美容内科指導医
前田陽子医師プロフィール
https://biancaclinic.jp/doctor/maeda/

沖縄県立南部医療センター・こども医療センターで初期研修、京都府立医科大学放射線科、美容クリニックでの勤務を経て点滴療法研究会のセミナーで高濃度ビタミンC点滴療法と出会い、アメリカリオルダンクリニック リサーチフェローとして留学。米国抗加齢医学会の専門医試験に最年少で合格するなどの実績を持つ。

 

現在はBIANCA CLINIC (ビアンカクリニック)に美容内科指導医として在籍。美容内科指導医の役割は、体の内側を整える方法を提案して健康的な美しさにアプローチすること。女性の更年期障害はもちろん、男性更年期障害、疲労回復、FAGA(女性の薄毛)、ED(勃起障害)、筋肉増強など、さまざまな体の不調や悩みにも対応。体の内側から老化を治療するエイジングケアのプロフェッショナルとして、再生医療や先進医療を用いた診療方法の中から患者様に合わせた治療を提案。体質を改善し生物学的年齢の若返りを目指すアプローチで、単に寿命を延ばすのではなく健康的に長生きするロンジェビティ(Longevity)に向けたサポートを行う。

 

<美容内科の診療内容>

◆男性更年
◆FAGA
◆生物学的年齢(エピジェネティッククロック・生物学的年齢検査)
◆筋肉増強
◆ペプチド療法
◆ホルモン補充療法(HRT)
◆オーソレモキュラー栄養療法
◆水素療法
◆NMN点滴療法
◆エクソソーム注射
◆浄化濃縮幹細胞培養上清液点滴
◆高濃度ビタミンC点滴
◆プラセンタ注射 など

 

<所属学会・資格等>

◆日本美容内科学会理事
◆米国抗加齢医学会(A4M)専門医
◆A4Mアンチエイジング・代謝・機能性医学フェローシップ
◆米国先端医療学会キレーション専門医

 

<前田陽子先生の美容内科にまつわる情報はこちらからもチェック>
前田陽子医師のインスタグラムアカウント(@dr.yokomaeda)はこちら
ビアンカクリニックの公式インスタグラムアカウント(@biancaclinic)はこちら
ビアンカクリニックの公式YouTubeアカウントはこちら

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