ボトックスによるエラ治療で失敗しないためのポイントを解説!
BIANCA CLINIC(ビアンカクリニック)のボトックス注射は自然な仕上がりにもかかわらずご自身で変化を実感しやすいため、あらゆる患者様から人気です。特にメスを使わずに小顔効果が期待できるエラボトックスは、オールシーズン、年代問わず需要があります。しかし、“失敗”の文字や画像をSNSやブログで見つけ、気になっている方もいるでしょう。美容医療は満足感を得られる仕上がりが重要です。この記事ではボトックス注射をエラに打つ際に「失敗した」と感じないために、気をつけておきたいポイントを紹介します。
ボトックス注射(botox)とは?
ボトックス注射とは、ボツリヌス菌が産生するタンパク質「A型ボツリヌス毒素」を精製した製剤を注入する治療で、表情ジワの改善や、脇汗の抑制、エラ張りの改善などに効果が期待できる施術です。
筋肉と神経の結合部分に作用しアセチルコリンの分泌を抑制することで神経伝達を阻害し、筋⾁の収縮を弱める、発汗を抑制するといった作用があります。 筋⾁の収縮を弱めることで表情を動かした際にできるシワを目立たなくしたり、張りが気になる部位をほっそりとした印象へ導いたり、メスを使わずプチ整形したかのような変化を得られるのが魅力です。額や眉間、⽬尻などに新たに深いシワが刻まれることも防ぎます。
BIANCA CLINICでは、顔だけでなく肩や首、手のひら、ふくらはぎといったボディへの注入も可能です。 ボトックス注射は施術2〜3⽇後から注入部位に徐々に変化をもたらし、1〜2週間程度で安定、効果は3〜4ヶ月程度持続します。
ボトックス注入治療はアメリカやイギリスを含め80ヵ国以上で承認されており、日本でも眼瞼痙攣の治療薬として1997年4月から厚生労働省の認可を受けています。
エラボトックス とは?
エラボトックスとは、ボトックス注射を顔のエラ部分に打つことで筋肉の働きを抑制し、張り出した輪郭を目立たなくして小顔効果をもたらす施術です。一般的に、「エラボト」とも呼ばれます。
エラボトックスで製剤を注入するのは、「咬筋(こうきん)」という歯を食いしばったときに硬くなる頬骨と下あごをつなぐ筋肉 。咬筋は咀嚼筋の1つで 、過剰に発達すると顔を大きく見せたり、輪郭を四角い印象にしたりします。エラボトックスではエラが目立つ原因が骨ではなく、発達した咬筋が原因の場合に適応です。
BIANCA CLINICでは丁寧なカウンセリングを行い患者様の咬筋の張りを触診し、10〜100単位 を目安にお一人ひとりの輪郭のタイプ、お悩みに適した量を注入します。施術時間は10分程度 で、術後当日からメイクが可能です。
■エラボトックスの効果
エラボトックスは張り出したエラを目立たなくしてスリムな輪郭や小顔に導くことで注目されていますが、効果はそれだけではありません。発達した咬筋の働きを抑制して徐々に委縮させることで、食いしばりや就寝中の歯ぎしりといった症状の緩和も期待できます。食いしばりや歯ぎしりなどの強い噛みしめがあると、フェイスラインに影響を及ぼすだけでなく、頭痛や肩こり、歯が欠けるといった不都合が生じる場合があります。 このようなお悩みを抱える方もぜひBIANCA CLINICでのエラボトックスをご検討ください。
エラボトックスの効果は施術から3〜4ヶ月程度持続したあと数週間かけて徐々に薄れるため、施術の成果を持続させたい方は、年に2~3回の定期的なメンテナンスがおすすめです。
■エラボトックスはこんな方におすすめ
エラボトックスは次のようなお悩みを抱える方に適しています。
・エラの張りが気になる方
・フェイスラインをほっそりとさせたい方
・頬から顎にかけて輪郭を整えたい方
・メスを入れずに小顔になりたい方
・食いしばりや歯ぎしりにお悩みの方
エラボトックスは施術から通常2〜3⽇で徐々に変化が現れ、その後1〜2週間程度で安定します。効果は3〜4ヶ⽉程度持続した後、数週間かけて徐々に消えていきます。
ボトックス注射をエラに打ち「失敗したかも」と感じる気をつけたい事例
エラボトックスはメスを使うことなく小顔効果が期待できる人気の美容医療ですが、稀にご本人が「失敗したかもしれない」と感じてしまうケースも存在します。美容医療は満足感を得ていただくことが重要です。ここからは、ボトックス注射による治療ならではの特徴もふまえ、エラへの施術の失敗例や気をつけておきたいポイントを紹介します。
■施術後の凹凸が気になる
エラボトックスで「失敗したかもしれない」と感じる例として、まず挙げられるのがボトックス注射を打ったあとの顔の凹凸です。施術後の凹凸が気になる場合、次の2つの可能性が考えられます。
<エラボトックス後の凹凸の原因>
・薬剤が一部分にだけ効いた
・注射による腫れや内出血
ボトックス注射を咬筋に打った際に、薬剤を注入したぶん筋肉が膨らみますが、時間の経過とともに改善します。また、注入量のバランスのとれていない部分がある場合にも一部が張り出してぽこっと膨らむことがあります。製剤がなじむまで1週間ほど様子を見ても変わらなければ、医師に相談してください。
稀ではありますが注射部位の内出血に伴う腫れが生じ紫色の斑点が現れる場合もあります。内出血や腫れが軽度の場合は1週間程度で出血が吸収されてなくなります。内出血の程度が重い場合は、皮下血腫と言ってこぶのように膨れ上がることがあります。もし注射部位がこぶのように膨れ上がってきたら、すぐに医師にご相談ください。
エラボトックスで一部の筋肉だけ動きを抑えると、ほかの筋肉の動きや骨格が目立ったり、「噛むと膨らむ」状態が気になったりする場合もあります。ほとんどが時間とともに改善しますが、筋肉量に対して製剤の量が少なく、効かせたい部位に効果が得られていない場合は追加の施術を検討しても良いでしょう。
■頬がコケた印象になる
定期的にエラにボトックス注射を打つと、頬がコケたように見える場合があります。これは薬剤を多めに注入していたり、施術回数が多かったりして、咬筋が美しく感じられる程度以上に小さくなり、頬骨が浮き出てしまうためです。正面から違和感がなくても、横顔でゲッソリとした印象を与えてしまうこともあります。
頬がコケると老けて見え、貧相なイメージになりがちです。“顔が小さいほど綺麗”ではないことを念頭に、施術を受ける頻度には気を配り、カウンセリングでは適した製剤の注入量や顔全体のバランスを考慮したデザインを相談しましょう。
■皮膚のたるみが気になる
エラボトックスにより皮膚のたるみが目立つ例もあります。ボトックス注射をエラ打つことで張り出た咬筋を小さくできますが、皮膚の表面積は変わりません。その結果として、頬や口元の余った皮膚がたるんで失敗したように感じてしまうことがあるのです。特に40代以降の方は加齢に伴い皮膚の弾力が低下しやすいため、気をつけましょう。
皮膚のたるみはエラや頬に丸みが戻れば自然に引き上がり、気にならなくなります。施術後のたるみが目立つときは一定期間ボトックス注射による治療を控える、施術する頻度や注入量を調節するなどで改善が見込めます。医師に相談し、適切な判断を仰ぎましょう。
■笑顔が不自然になる
多くの方が心配されるエラボトックスの失敗例として、表情が硬くなるケースも挙げられます。製剤が咬筋だけでなく、笑筋や大頬骨筋など表情に関連する筋肉に効いてしまった場合に起こり、口角が上がらない、笑顔が不自然といった症状が代表的です。この原因としては次のようなケースが考えられます。
<エラボトックス後に表情が硬くなる原因>
・筋肉量に対して製剤の注入量が多く、周りに流れてしまった
・打つ場所が不適切だった
時間の経過とともにボトックスの効果が弱まるのを待つのが一般的な対処法です。
エラボトックスで失敗しないためのポイントをBIANCAドクターが解説
エラボトックスでご希望の仕上がりと異なり失敗したと感じないよう、BIANCAドクターが施術に際してよくある質問や気をつけておきたいポイントを解説します。
Q:ボトックス注射をエラに打つ場合、どのようなことに気をつけたらいいですか?
A: 医師との十分なカウンセリングを経て、個々の顔のタイプ、筋肉の張り、コケの有無などを考慮し、適した量を打つことが満足感を得られる仕上がりへの近道です。咬筋の大きさには個人差があり、適切な使用量はそれぞれ異なります。どなたにも同じ施術を提案するクリニックではなく、個々に適した量、頻度を提案してくれるクリニック、医師を見極めることも大切でしょう。
Q:エラボトックス後の凹凸が気になる場合、どうしたらいいですか?
A: 咬筋は顔の中では大きい筋肉であり、咬筋全体の動きが均一に抑制されるまでムラがでることがあります。ボトックスの効果が弱い部位が、咬むたびにこぶのように膨らんで見えることがあります。時間の経過で薬剤が均一に浸透し消失することもあります。またボトックスを追加することでも改善します。
他にも、針を刺したことで内出血が起き腫れるといった場合があります。激しい運動や飲酒により血行が良くなるとこうした症状が悪化しやすいため、施術後の過ごし方に気を配ることが大切です。
施術の翌日から運動は可能 ですが、症状が気になる方は落ち着くまで様子をみると良いでしょう。腫れは薬剤が咬筋になじむと自然に改善するため、数日から1~2週間程度、経過を観察してください。
Q:エラボトックスはどのような仕上がりを目指すと失敗がないでしょうか。
A:一般的には、頬骨から顎にかけて滑らかに流れるような輪郭が理想的と言われています。小顔効果を求めて過度に施術を受けると、頬がコケた印象になり、かえって老けて見えてしまうこともあるためご注意ください。ご希望や体とのバランスを考慮しながらご満足いただける仕上がりを提案しますので、カウンセリング時に気軽にご相談ください。
Q:エラボトックス後は顔のマッサージNGと聞きました。本当ですか?
A: エラボトックスのあとに顔をマッサージすると、薬剤が咬筋以外にも広がり他の筋肉にまで影響を及ぼすことがあります。思わぬ結果をもたらすことがないよう、ボトックス注射後のマッサージはお控えください。また、うつぶせ寝にもご注意ください。
Q:エラボトックスが痛い場合は失敗ですか?
A:ボトックス注射をエラに打つ際に痛みを伴うことがあります。注射針を刺す痛み、薬剤を注入する痛み、施術後には薬剤を注入したことによる鈍痛が生じるケースがありますが、“痛い=失敗”とはかぎりません。もちろん、心配な場合は遠慮なく医師へご相談ください。なお、ビアンカクリニックでは注入時の痛みに配慮したボトックス製剤を使用しております。
ボトックス注射の経験豊富なクリニックでエラボトを受けるのが失敗しないコツ
ボトックス注射はシワの改善や小顔効果、汗の抑制など期待できるメリットが多く、エラボトックスも人気ですが、失敗のリスクを気にされている方も多くいます。満足いく仕上がりを得るには、患者様一人ひとりのお悩みに寄り添い、適した薬剤の量や施術頻度をご提案でき、高い技術を持った医師との出会いが不可欠です。エラボトックスをご希望の方はぜひBIANCA CLINICにお任せください。
施術詳細
A型ボツリヌス毒素注射
施術にかかる時間:10分程度
施術期間・回数の目安:約3~6ヶ月に1回程度 ※個人差があります。
入浴・洗顔:施術後当日より可能
メイク:施術後当日より可能
禁忌:次の方は施術をお受けいただけません。
・妊娠中・授乳中および妊娠の可能性がある方
・ボツリヌス毒素および使用する製剤に含まれている成分にアレルギーがある方
・全身性の神経接合部障害、全身性の筋肉の疾患がある方(重症筋無力症、ランバード・イートン症候群、筋萎縮性側索硬化症など)
※詳細は医師にお尋ねください。
注意事項:次の方は施術を受ける場合、必ず医師に申し出てください。
・他の医療機関でボトックス注射の施術を受けている方
・喘息など慢性的な呼吸器疾患や、緑内障の場合
・パーキンソン病の治療薬、抗菌剤、精神安定剤、筋弛緩薬などを服用中の方
※詳細は医師にお尋ねください
副作用、腫れ、内出血、表情の強張り、感染など使用製剤について:
・A型ボツリヌス毒素製剤注入の治療には、国内未承認医薬品または薬事承認された使用目的とは異なる治療が含まれる可能性があります。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、当クリニック医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報は、下記をご参考ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・諸外国における安全性等に係る情報
-ボトックスビスタ®は「65歳未満の成人における眉間又は目尻の表情ジワ」で国内薬事承認
-NABOTAは米国FDA・韓国KFDA承認を取得
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。