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Dr’s BLOG / 先生のブログ一覧

2025-03-10

ロンジェビティの意味とは?健康長寿を意味する新たな言葉|ビアンカの美容内科医 前田陽子が解説!

ロンジェビティの意味とは?健康長寿を意味する新たな言葉|ビアンカの美容内科医 前田陽子が解説!

 

みなさんの中には、“老化はすべての人に平等に訪れる”、そう考えている方も多くいらっしゃるでしょう。しかし最近の研究では、老化は病であり、適切な治療をすれば若返りが可能という説がスタンダードであることはご存知でしょうか?

 

この考え方は、2022年にWHOが国際疾病分類に「老化関連疾患」を追記し、“老化は病であり、治すべき疾患のひとつ“として考えられつつあることでも話題に。いまや世界中でアンチエイジングの概念が大きく変わりつつあります。

 

そんな中、注目を集めているのが「ロンジェビティ(Longevity)」という言葉。 このキーワードについて、今回は詳しくお話しましょう。

 

ロンジェビティ(Longevity)の意味とは?

 

ロンジェビティ(Longevity)とは、ラテン語の「longus(長い)」と「aevum(時代・寿命)」を語源に持つ単語で、英語を直訳すると「長寿」となります。しかし、抗加齢医学領域では「健康的に長生きして人生を楽しむこと」という意味を持つ言葉です。

 

ロンジェビティにおける“長寿”とは、物理的に死を迎えるまでの期間を指す「生物学的寿命(Life Span)」だけを指しているわけではありません。大切なのは、心身ともに健やかで自立した生活を送れるまでの期間を指す「健康寿命(Health Span)」。つまり、年齢を重ねても生活の質=QOLが保たれることを理想としている のです。

 

ロンジェビティで重視される「生物学的年齢」

 

ロンジェビティの第一歩となるのが、自分の生物学的年齢について知ること。暦年齢と生物学的年齢には次のような違いがあります。

 

<暦年齢と生物学的年齢の違い>
◆暦年齢…生まれてからの経過年数
◆生物学的年齢…体の組織や細胞の状態から割り出される年齢

 

暦年齢とは、いわゆる誕生日を迎えるたびに増えていく年齢のこと。しかし、暦年齢が同じであっても、老けて見える人と若々しく見える方がいますよね。これは、人によって老化の進行スピードが異なるから。

 

老化スピードが速いと、外見が老けて見えるだけでなく、体の機能や加齢関連の疾患リスクにも影響を及ぼすことになります。この老化スピードを示す指標となるのが、生物学的年齢。ロンジェビティにおいても、とても重要な要素です。

 

老化はすべての人に平等に訪れる身体機能の自然な変化ではありますが、その進行スピードに個人差があることは、意外とあまり知られていないのではないでしょうか。

 

暦年齢は毎年確実に増えていくものですが、生物学的年齢はさまざまなアプローチによって遅らせることや、逆に若返らせることが可能です。例えば、ロンジェビティのために必要な栄養素をサプリメントや食事で積極的に摂取する、規則正しい生活と定期的な運動を心がけるなど、普段の生活から意識できることも多いでしょう。さらに、美容内科ではナチュラルホルモン補充療法や点滴療法など医療的なアプローチを受けることもできます。

 

ロンジェビティの指標|エピジェネティッククロック検査で分かること

 

今の老化度合いをチェックできる検査のことを、「老化のバイオマーカー」といいます。これは、ロンジェビティ医学においてとても画期的な発明です。

 

エイジングケアの治療は、将来の自分への投資。その効果は即時的ではなく、30年、40年後になって初めて「エイジングケアを続けてきてよかった」と実感するものです。それが、将来どんな効果が期待できるのかを現時点で予測できるようになったら…これほどモチベーションにつながることはありません。効果がなさそうと分かれば、別の方法を試すこともできるでしょう。

 

老化のバイオマーカーは、日々のエイジングケアや現在の生活が、30~40年後の自分にどんな影響をもたらすのかを、今知ることができるとても画期的な検査。老化のバイオメーカーにはさまざまありますが、中でも「エピジェネティッククロック検査」は、現在最も信頼できる方法とされています。

 

<エピジェネティッククロック検査の方法>
エピジェネティッククロック検査では、遺伝子のオンオフのパターンである「DNAメチル化」を測定します。DNAとは、私たちの体を構成する遺伝子の設計図。このDNAにメチル基という分子が結合する現象をDNAのメチル化といいます。

 

DNAのメチル化のパターンは老化のメカニズムと密接に関係していることが、最近の研究で分かってきました。例えば、DNAのメチル化によってタンパク質が変化すると、シワや白髪などのエイジングサインが目立つようになります。

 

エピジェネティッククロック検査では、DNAのメチル化のパターンをデータ化し、詳細に分析。ロンジェビティの指標の1つである生物学的年齢を、血液検査だけで簡単に調べることができます。

 

生物学的年齢に着目したエイジング治療ならビアンカクリニックへ!

 

今や、世界中で健康長寿志向が高まっており、ロンジェビティは2025年の注目キーワードの1つです。世界的なソーシャル経済メディア「News Picks」は、アンチエイジング研究の最先端を問うプロジェクト『 (HYPER HYPED LONGEVITY: the REPORT)』を開設。ドイツ・ベルリンでは『Life Summit 2025』と題した、ロンジェビティにまつわる大規模なイベントも開催されます。

 

BIANCA CLINICでは、日本で先駆けて世界基準のロンジェビティ医療をご提供。まずは、エピジェネティッククロック検査にて、ご自身の生物学的年齢を知るところから始めてみませんか。興味のある方、老化にまつわるお悩みや不安を抱えていらっしゃる方は、ぜひ当院へお気軽にご相談ください。

 

▷エピジェネティッククロック検査(生物学的年齢検査)の内容や料金はこちら

 

ビアンカクリニック美容内科指導医
前田陽子医師プロフィール
https://biancaclinic.jp/doctor/maeda/

沖縄県立南部医療センター・こども医療センターで初期研修、京都府立医科大学放射線科、美容クリニックでの勤務を経て点滴療法研究会のセミナーで高濃度ビタミンC点滴療法と出会い、アメリカリオルダンクリニック リサーチフェローとして留学。米国抗加齢医学会の専門医試験に最年少で合格するなどの実績を持つ。

 

現在はBIANCA CLINIC (ビアンカクリニック)に美容内科指導医として在籍。美容内科指導医の役割は、体の内側を整える方法を提案して健康的な美しさにアプローチすること。女性の更年期障害はもちろん、男性更年期障害、疲労回復、FAGA(女性の薄毛)、ED(勃起障害)、筋肉増強など、さまざまな体の不調や悩みにも対応。体の内側から老化を治療するエイジングケアのプロフェッショナルとして、再生医療や先進医療を用いた診療方法の中から患者様に合わせた治療を提案。体質を改善し生物学的年齢の若返りを目指すアプローチで、単に寿命を延ばすのではなく健康的に長生きするロンジェビティ(Longevity)に向けたサポートを行う。

 

<美容内科の診療内容>

◆男性更年
◆FAGA
◆生物学的年齢(エピジェネティッククロック・生物学的年齢検査)
◆筋肉増強
◆ペプチド療法
◆ホルモン補充療法(HRT)
◆オーソレモキュラー栄養療法
◆水素療法
◆NMN点滴療法
◆エクソソーム注射
◆浄化濃縮幹細胞培養上清液点滴
◆高濃度ビタミンC点滴
◆プラセンタ注射 など

 

<所属学会・資格等>

◆日本美容内科学会理事
◆米国抗加齢医学会(A4M)専門医
◆A4Mアンチエイジング・代謝・機能性医学フェローシップ
◆米国先端医療学会キレーション専門医

 

<前田陽子先生の美容内科にまつわる情報はこちらからもチェック>
前田陽子医師のインスタグラムアカウント(@dr.yokomaeda)はこちら
ビアンカクリニックの公式インスタグラムアカウント(@biancaclinic)はこちら
ビアンカクリニックの公式YouTubeアカウントはこちら

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