テストステロンを効率的に増やす！「ホルモン補充療法」ってどんな治療？ビアンカの美容内科医 前田陽子が解説！
男性ホルモンの代表格であるテストステロンは、筋トレ効果を高めたい方にとって重要な“筋肉増強ホルモン”。筋肉は目に見えてすぐにはつかないものですが「運動を頑張っているのに筋肉がなかなか増えない…」という場合には、テストステロン不足が影響しているかもしれません。
筋肉を大きくし、維持する効果があるテストステロンですが、さまざまなストレスや飲酒、睡眠不足などの望ましくない生活習慣によって、分泌量が低下してしまうことも少なくありません。
そのため、テストステロンは加齢とともに減少する男性ホルモンであるにもかかわらず、20～30代の若い方でもテストステロン値が低下してしまうケースも。なんとなく元気が出なかったり、性生活に支障が出ていたりと、生活に悪影響が及んでいることが意外とよくあるのです。
テストステロンが不足したままだと筋肉がつきにくい体になるだけでなく、心身ともにさまざまな症状を引き起こすようになります。そうならないために、今回はテストステロンを効果的に増加させる方法についてご紹介しましょう。
今日からできる！テストステロンを増やす生活習慣
まずは、日常生活の中でできるテストステロンを増やす方法をご紹介します。
定期的に筋トレ（筋力増強運動）をする
筋力増強運動とは、筋肉量を増やすことを目的とした運動。これを定期的に行うことで、テストステロンの数値が上昇することが知られています。筋力増強運動の種類には、腕立て伏せやスクワット、高速腿上げなどがあり、「高強度インターバルトレーニング（HIIT）」としてこれらを組み合わせて行うのが基本とされています。
週に３回以上は運動の機会を作ると効果的ですが、多すぎても過度な疲労につながり、テストステロンの値が低下する可能性があります。
筋肉を増やす栄養素を摂る
筋肉増強に必要な栄養素としては、タンパク質（アミノ酸）が欠かせません。特に肉が不足しないようにすることが重要です。肉の量が多すぎると老化を招きますが、日本人は欧米人と比べるともともと肉料理を食べることが少ない傾向にあります。そのため、肉を食べることを意識し、積極的にタンパク質を摂取するようにしましょう。
また、筋力増強効果を高めるためには、適度な炭水化物、フィッシュオイルやオリーブオイルなどの健康的な脂質の摂取も重要です。その他、筋肉量を増やすには、ミネラルやビタミン（特に亜鉛やビタミンD）が豊富な食べ物も積極的に取り入れると良いでしょう。魚、卵、ナッツ類などがおすすめです。
質の良い睡眠をしっかりとる
どんなに忙しくても、自分の体の健康以上に大切なものはありません。7～9時間の質の高い睡眠は、必ず確保するようにしてください。十分な時間の質の高い睡眠はテストステロンバランスの維持に重要です。
ストレスを溜めないようにする
テストステロンを含むホルモンバランスは、ストレスの影響をかなり受けます。体がストレスを受けると分泌されるのが、“ストレスホルモン”とも呼ばれる副腎皮質ホルモン、コルチゾール。私たちが過剰なストレスから心身を守られているのも、このコルチゾールのおかげです。
しかし問題なのが、コルチゾールが生成されるときに大量のコレステロールを消費すること。コレステロールは、テストステロンやそのもととなるDHEAの材料でもあるので、コルチゾールが多く分泌されるとテストステロンやDEHAが材料不足に陥り、分泌量が減ってしまうのです。
そうならないためには、日々のストレス管理が大切。１日10〜20分の瞑想やヨガ、深呼吸など、自分なりのストレス管理の方法を見つけて、リラックスする時間を持ちましょう。
ここに挙げたのは、テストステロンを増やす方法の一例です。生活習慣の改善だけで効果が見られない場合には、筋肉量を増やすためのプロテインやテストステロンのサプリといった方法もあるでしょう。他にも、飲酒や喫煙を控えたり、ダイエットをして体重管理をしたりなどさまざまな手段があります。
テストステロンが多い人は筋トレの効果が出やすく、筋肉質な男らしい体型になれる他、前向きでエネルギッシュになれるといった特徴も。その影響からか、顔つきも快活で表情豊かになったと感じられることもあるようです。
テストステロンを意識することは、男性にとってとても大切なこと。まずは、心身ともにストレスをためないように、規則正しい生活と食事を続けていくことを心がけてみてください。
美容内科的アプローチ「テストステロン補充療法」とは？
テストステロンは加齢とともに減少してしまう男性ホルモン。年齢を重ねるにつれて、適正量をキープすることは難しくなっていきます。年々、次のような症状がみられるようになったら、テストステロン不足を気にしてみてください。
◆運動をしていても筋肉がつきにくくなる
◆腰回りを中心に脂肪がつきやすく、痩せにくくなる
◆疲れやすくなる
◆イライラしたり、気分が落ち込んだりする など
これらの症状は、男性更年期障害（LOH症候群）ともいわれています。40代以降の方は心当たりのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ビアンカクリニックではテストステロン不足を改善する治療法として、「テストステロン補充療法（ホルモン補充療法）」を行っています。当院で提供するホルモン補充療法は、体内に存在するホルモンと同一のナチュラルホルモンを投与する方法。体への負担を極力抑え、副作用の少ない治療法です。
運動や生活習慣の改善によってテストステロン不足を補うのは、そう簡単ではありません。テストステロン補充療法なら、血液検査に基づいた最適な治療を医師管理のもとで行うことができます。
テストステロンの値に明らかな不足がない方でも、補うことでさまざまな症状が改善することがあります。気になった方はぜひ一度、当院へご相談ください。テストステロン不足は血液検査ですぐにチェックすることが可能です。
テストステロンを効率的に増やすならビアンカクリニックへ！
テストステロンが不足していると、筋肉量を１kg増やすだけでも思うようにいきません。筋肉量を増やす方法には筋肉増強剤もありますが、高い効果が期待できる反面、安全性や副作用が気になるという方もいらっしゃるでしょう。
ビアンカクリニックなら、医師管理のもと効率的で体への負担を抑えた方法でテストステロン分泌量を増やすことができます。筋力増強効果はもちろん、男性更年期障害の改善や将来への健康づくりにも効果が期待できるテストステロン補充療法。テストステロン不足は血液検査で簡単にチェックできますので、お気軽に当院へご相談ください。
▷テストステロン補充療法の内容や料金はこちら
ビアンカクリニック美容内科指導医
前田陽子医師プロフィール
https://biancaclinic.jp/doctor/maeda/
沖縄県立南部医療センター・こども医療センターで初期研修、京都府立医科大学放射線科、美容クリニックでの勤務を経て点滴療法研究会のセミナーで高濃度ビタミンC点滴療法と出会い、アメリカリオルダンクリニック リサーチフェローとして留学。米国抗加齢医学会の専門医試験に最年少で合格するなどの実績を持つ。
現在はBIANCA CLINIC （ビアンカクリニック）に美容内科指導医として在籍。美容内科指導医の役割は、体の内側を整える方法を提案して健康的な美しさにアプローチすること。女性の更年期障害はもちろん、男性更年期障害、疲労回復、FAGA（女性の薄毛）、ED（勃起障害）、筋肉増強など、さまざまな体の不調や悩みにも対応。体の内側から老化を治療するエイジングケアのプロフェッショナルとして、再生医療や先進医療を用いた診療方法の中から患者様に合わせた治療を提案。体質を改善し生物学的年齢の若返りを目指すアプローチで、単に寿命を延ばすのではなく健康的に長生きするロンジェビティ（Longevity）に向けたサポートを行う。
＜美容内科の診療内容＞
◆男性更年
◆FAGA
◆生物学的年齢（エピジェネティッククロック・生物学的年齢検査）
◆筋肉増強
◆ペプチド療法
◆ホルモン補充療法（HRT）
◆オーソレモキュラー栄養療法
◆水素療法
◆NMN点滴療法
◆エクソソーム注射
◆浄化濃縮幹細胞培養上清液点滴
◆高濃度ビタミンC点滴
◆プラセンタ注射 など
＜所属学会・資格等＞
◆日本美容内科学会理事
◆米国抗加齢医学会（A4M）専門医
◆A4Mアンチエイジング・代謝・機能性医学フェローシップ
◆米国先端医療学会キレーション専門医
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