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Nakao, T.

2024.07.19

フェイスリフトの再手術は何回までできる?形成外科医が解説

中尾 崇
監修医師
Cirujano estético jefe Nakao, T.

鼻整形のスペシャリスト。大学病院で鼻中隔湾曲症をはじめとした機能回復の手術を数多く担当し、再建手術レベルの高度な技術を必要とする鼻整形も成功へ導いてきました。現在はプリザベーションライノプラスティーなど世界標準の先進術式を取り入れ、日本人・アジア人に最適化した鼻形成を提供しています。得意とするのは、欧米で理想とされる“鼻先がツンとしたコンパクトでシャープなデザイン”。形成外科専門医としての豊富な経験と、美容外科の視点を掛け合わせ、機能性と美しさを両立した手術を行っています。

こんにちは。

形成外科の中尾です。

 

「フェイスリフトを受けたけれど、時間が経ってまた下がってきた」

「もう少し引き上げたい」

このような理由で再手術をご相談に来られる方は少なくありません。

 

実際に、今回ご紹介する患者さまも2回目のフェイスリフトでした。

 

 

フェイスリフトにはさまざまな方法がある

フェイスリフトの再手術は何回までできる?形成外科医が解説

上:施術前/下:術後半年
フェイスリフト 844,580円
DT:内出⾎(10日程)強い腫れ(1週間程度)※個人差あり

そもそもフェイスリフトには、患者さまの状態やご希望に応じて複数の術式があります。

こちらの症例では、古典的なSMAS法を用いたミニリフトで施術を行いました。

これは比較的短時間で行える方法です。

術後半年で、フェイスラインの改善が良好に認められています。

 

 

フェイスリフトの再手術は状態に応じて検討できるケースも

術中に確認したところ、初回の手術ではSMAS(スマス)をたくし縫いし、首の広頚筋(こうけいきん)を切離・牽引していたと考えられました。

このような処置であれば、再手術も初回と同様のアプローチで行えるケースが多く見られます。

ただし、前回の手術範囲や瘢痕(はんこん)状態によっては術式の調整が必要です。

再手術を行う際には、皮下組織やSMAS層の癒着の程度を慎重に見極め、無理のない範囲で引き上げることが大切なのです。

つまり、フェイスリフトは、組織の状態や皮膚の張りが保たれていれば再手術を検討できる場合があります。

一度しっかり引き上げても、加齢や重力によって時間とともに変化は生じます。

 

 

ディーププレーンフェイスリフトの特徴

フェイスリフトの再手術は何回までできる?形成外科医が解説

上:術前/下:術後
ディープ プレーン フェイスリフト リスク:左右差、顔面神経麻痺、完成イメージの相違、感染、血腫、傷跡、流涙、つっぱり感 料金:150万円~

さて、こちらはLifting Facial Plano Profundoの術直後の症例です。

ヘビーな首まわり(ヘビーネック)に対しては、Composite neck flapと呼ばれる「皮膚と筋肉を一緒に引き上げる方法」を用いることで、たるみにアプローチします。

ネックリフトにはさまざまな方法がありますが、このアプローチはアジア人の骨格や皮膚の厚みに非常に適していると考えられます。

私たちが多く行っているExtended Deep Plane Facelift(エクステンデッド・ディーププレーン法)の特徴は、従来の方法とは異なり、SMAS層のさらに深い層までリリースして自然な引き上げを目指せること。

ビアンカクリニックでは年齢・リスク・皮膚の状態を丁寧に確認しながら、1人ひとりに合った術式を選択します。

 

 

まとめ|フェイスリフト再手術を検討されるならビアンカクリニックにご相談を

組織や皮膚の状態が良好であれば、フェイスリフトは再手術が検討できる場合もあります。

フェイスリフトは、時間を止める手術ではありません。

自然で美しい輪郭を長く保つためには、術後のケアや維持療法が重要です。

ビアンカクリニックでは、SMAS法・ディーププレーン法など、年齢・皮膚の状態・ご希望に合わせて最適な術式をご提案しています。

フェイスリフトの再手術を検討されている方は、お気軽にご相談ください。

カウンセリングでお待ちしています。

 

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