dermatólogo
ニキビ治療では、まずニキビのできにくい肌をつくることを第一ステップとしています。
外用薬やスキンケアの見直し、ピーリングなどで肌の土台を整え、炎症や赤みが残っている場合には、メソナJを用いて鎮静と回復を促します。
さらに、クレーター瘢痕に対しては、サブシジョン・トライフィル・ポテンツァなどを症状に応じて使い分け、ニキビの発生 → 炎症・赤み → 瘢痕までを一連の流れとして総合的に治療しています。
私が特に大切にしているのは、「なぜこの方はニキビを繰り返すのか」を病態から丁寧に読み解くこと。保険診療での豊富な経験と、製薬会社と連携したニキビ治療啓発の知見を活かし、外用・内服・機器治療の中から、その方にとって最適な選択肢を導きます。
治療において重視しているのは、患者様が抱える「今いちばんつらい悩み」を見誤らないことです。赤みを先に改善したいのか、ニキビを止めたいのか、それともクレーターまで同時に治したいのか。目的に合わせて、現実的で続けやすい治療の順番とプランをご提案し、肌の状態に寄り添いながら、改善まで責任をもって伴走します。
繰り返すニキビに悩んでいる方、赤みがなかなか引かない方、クレーター瘢痕まで含めてしっかり治したい方は、ぜひ一度ご相談ください。
シミ治療では、ピコシュアレーザーやIPLを中心に、シミの種類や色素の深さに応じた治療選択を行っています。肝斑に対しては、刺激をできるだけ避けながら効果を引き出すため、内服治療・メソナJ・ピコトーニング・ニードルRFを組み合わせた低侵襲なアプローチを採用。また、イボについては炭酸ガスレーザーを用い、周囲へのダメージを最小限に抑えながら正確に除去します。
私がこだわっているのは、16年間の診療で培った観察力に、皮膚病理の視点を掛け合わせた診断です。「色素がどこに存在しているのか」「どのような性質の病変なのか」を丁寧に読み取り、老人性色素斑・肝斑・ADM・炎症後色素沈着・雀卵斑・脂漏性角化症などが混在している場合には、まず何がどれくらい混ざっているのかを可視化したうえで、治療の種類と順番を慎重に組み立てます。
施術では、レーザーやIPL、ニードルRFを必要以上に重ねないことを大切にしています。安全性を最優先にしながら、どうすれば効果を最大化できるかを常に考え、外用薬やスキンケアを組み合わせることで、肌への負担を抑えつつ効率のよい治療を目指します。
シミ治療を続けているのに思うような効果が出ない方、肝斑の治療方法に迷っている方、シミなのかイボなのか分からず不安な方、複数の悩みが重なっている方にも、ぜひご相談いただきたい治療です。
肌育治療では、スキンブースターやヒアルロン酸を用いて、コラーゲン再生を促しながら脂肪支持靭帯を強化し、加齢によるボリュームロスにも適切にアプローチ。肌そのものの土台を底上げすることで、若々しく滑らかな印象を引き出します。
私が特にこだわっているのは、「どの成分をどの深さに届けるか」を病理学的に設計することです。表皮・真皮・脂肪層の構造変化を理解したうえで、それぞれの層に必要な成分を見極め、自然なハリと質感を引き出します。
施術では、肌質や目的に合わせて最適な製剤を選び、濃度・保水力・拡散性を考慮しながら丁寧に注入します。過剰にふくらませることなく、自然で上質な肌感をつくることを大切にしています。
小皺や毛穴の開き、肌のテクスチャーの乱れが気になる方、艶やかで健康的な肌を目指したい方に、特におすすめの治療です。
出会いや環境を大切にし、ぶれない信念を持ちながら、さまざまなことに挑戦し続けることを大切にしています。
自然な変化を重視し、過度ではない“時間の巻き戻し”を大切にした美容医療を心がけています。
葉山先生のモットーについて聞いてみました!
美容施術で私が大切にしているのは、保険診療では届きにくい部分に対して、医学的根拠に基づいた自費治療で“確かな変化と納得のいく結果”を届けることです。皮膚科専門医として、また美容医療に長年携わる中で、患者様が「他人からどう見られるか」ではなく、「自分が心地よく過ごせる肌」でいられることを最優先に考えています。
施術は一度きりの効果を追うのではなく、数ヶ月後・数年後まで見据えて計画。レーザーや注入治療の選択だけでなく、日々のスキンケアや無理のないメンテナンス方法まで、肌質やライフスタイルに合わせて丁寧にご提案することを大切にしています。
「必要なときに、必要な治療を、誠実に丁寧に」
日常の肌が自然に輝くような美容医療を、これからも提供してまいります。
私が好きな美容医療は、「肌の土台を整え、長く美しさを育てる治療」です。赤みやシミなどの色むらがなく、均一で透明感のある肌。そして、毛穴やいぼが目立たず、きめ細かい質感。こうした“素肌そのものの美しさ”を保つことに、大きな価値を感じています。
そのため、肌状態に合わせてデバイス治療やスキンブースターを組み合わせ、季節や体調で肌が揺らいだときも、最も効果が出るタイミングで施術を選ぶことを大切にしています。一度の変化だけでなく、継続することで肌の健康と美しさが積み重なり、自信につながる。その過程を患者様と一緒に共有できる美容医療が、私にとって最も魅力的です。
私がおすすめするスキンケアは、肌の基盤を整えながら美しさを長く育てる、4つのステップです。
まずは余分な角質を取り除き、肌の受け入れ力を高めるピーリング。これにより、その後の成分がより届きやすくなります。
次に、メラニン生成の予防や赤みの軽減、コラーゲン産生のサポートなど、多方面で働くビタミンCを取り入れます。さらに、光老化の予防や皮膚の安定化に欠かせないレチノールを基本の軸として組み込んでいます。
そして最後に、その時々の肌状態や季節の変化、新しく登場する成分・製品を柔軟に取り入れること。スキンケアは“固定化”より“最適化”が大切で、肌が求めているものに合わせて調整することで、より健康的で美しいコンディションを保つことができると考えています。
私の趣味や特技は、体を動かしながら自分らしい時間を豊かにすることです。得意な教科は体育で、小中高はバレーボール部、大学ではテニス部に所属していました。今でもダイビングやスキー、スノーボードなど、季節ごとに楽しめるスポーツを続けています。
旅行も好きで、自然の景色に触れると心が整うように感じます。将来的には世界遺産を巡り、各地の文化や風景を味わう旅をしたいと思っています。また、訪れる場所や季節に合わせて服を選ぶファッションも楽しみの1つです。
何より、友達や家族と過ごす時間が一番のリフレッシュになります。さらに、動物、特に猫が大好きで、幼少期からずっと猫と暮らしてきました。
スポーツで動く時間、自然や旅を味わう時間、身近な人や猫と過ごす穏やかな時間、そのすべてが、私らしさをつくっています。