专栏
2025.09.14
タレ目形成は皮膚切開、結膜切開どっちがいい?
形成外科出身で、美容外科と眼科を横断する“二刀流”ドクター。大学病院では目元・顔面骨の手術を中心に高難易度の症例を多数執刀し、解剖学に裏打ちされた精密な技術を培ってきました。見た目の美しさと機能面の安全性を両立させることを重視し、眼科的知見も踏まえた目周りのカスタマイズ治療を提供しています。切開を伴う手術だけでなく、ヒアルロン酸注入など“切らない”施術も積極的に活用。一人ひとりの状態と魅力を読み取り、自然で整った目元へ導くオーダーメイド治療を行っています。
こんにちは、印象設計家/美容外科医の夏目隆太郎です

目をぱっちりさせたい、つり目感をなくして優しい印象にしたい、
タレ目形成がおすすめです。
タレ目形成=お人形の目になりすぎて不自然 というイメージがありますが、
調整加減でナチュラルにも、造形感が強い目にも可能です。
個人的にはナチュラルで上品な仕上がりが好きです。
タレ目形成は皮膚切開する場合と、結膜(瞼の裏から)切開する場合があります。
今回はその適応に関してお話しします。
◯結膜切開症例

瞼の裏を切開するので表に傷跡が残りません。
脱脂や裏ハムラと同時に行う事ができます。
結膜を操作するので1ヶ月ほど目が浮腫みやすいです。
◯皮膚切開症例

睫毛の近くの皮膚を切開します。術後1週間前後で抜糸が必要になります。
下眼瞼の傷は目立たなくなる事が多いです。
術前から逆さまつげ気味の場合にタレ目形成をする悪化するので、下瞼の余分な皮膚を一部切除することで予防します。
また皮膚切開からのアプローチの方が引き下げ力が強いと言われているので、強い変化を臨む場合は皮膚切開で行います。
過去に脱脂している症例も、CPFという瞼を引き下げる筋肉が切断され、瘢痕化していることが多いので表から行う事があります。
タレ目形成を受けたい方は涙袋を好まれる傾向にあり、外科的涙袋形成術と同時に行うこともあります。
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※美容医療にはさまざまな考え方があり、医師によって意見や方針が異なることもあります。発信内容はあくまで一つの参考としてお読みいただき、ご自身に合った納得のいく医療を選んでいただけたらと思います。
また、意図せず不正確な情報や誤解を招く表現が含まれていた場合は申し訳ありません。その際は適宜修正・補足させていただきます。
【プロフィール】
美容外科医 Dr.夏目隆太郎
https://biancaclinic.jp/doctor/natsume/
形成外科で特に目元や顔面骨を中心としたお顔の手術を多数執刀
目元の治療に関しては、見た目の美しさだけでなく、眼科的な機能面も非常に重要だと考え、より安全かつ確かな治療を提供するため、現在は眼科医としても研鑽を重ねている
メスを使う治療だけでなく、ヒアルロン酸注入などの切らない施術を積極的に取り入れ、
美容外科・美容皮膚科・形成外科・眼科といった多角的な専門的視点から
日本を代表する美容健康再生医療クリニックであるBIANCA CLINICにて最新美容医療を提供している
【経歴】
2020年 東京医科大学卒業 東京都済生会中央病院
2022年 東京慈恵会医科大学附属病院形成外科
2023年 東京慈恵会医科大学附属柏病院形成外科
2024年 BIANCA CLINIC
【所属学会/資格】
日本美容外科学会(JSAS)
日本形成外科学会正会員
日本頭蓋顎顔面外科学会正会員
日本眼科学会正会員
日本美容内科学会正会員
【SNS】
Instagramアカウント
https://www.instagram.com/dr.natsume?igsh=OHBvd3VtajV1bmY1&utm_source=qr