专栏
2024.09.02
くぼみ目はメイクだけでカバーできる?原因や治療法を医師が解説
「より多くの人を幸せに」という信念のもと、一般内科・救急外科での経験と海外研鑽を経て美容医療の道へ。国連英検特A級を持つ国際派ドクターとして幅広い患者様を診療しています。目指すのは、美容外科・美容内科・美容皮膚科を横断する“真のオールラウンダー”。世界基準の美への理解が深く、TargetCool・NEAUVIA®・CORETOX®のKOLを務めています。柔らかな物腰で相談しやすく、日本語・英語でのカウンセリングにも対応。見た目だけでなく「幸福感まで変わる美容医療」を追求しています。

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くぼみ目とは、目元の脂肪が少なく、上まぶたがへこんで見える状態を指します。加齢や骨格、生活習慣などが原因で起こることが多く「老けて見える」「疲れた印象を与える」一因にも。
今回はくぼみ目の特徴や原因、改善方法などを医師の視点で解説します。
くぼみ目整形を検討中の方やくぼみ目にお悩みの方が、理想の目元に近づくヒントとなれば幸いです。
こんにちは、BIANCA CLINIC(ビアンカクリニック)の池田雪太郎です。
今回は、「くぼみ目」について解説します。
くぼみ目とは?

くぼみ目とは、目の上がへこんで見える状態を指します。
おもな原因は、眼球を支える眼窩脂肪が少ないこと。
骨格や加齢の影響でも生じやすく、目元の印象に大きく関わります。
くぼみ目の特徴と見え方

くぼみ目は加齢によって進行するケースが多いため、治療や整形を検討される方も少なくありません。
【くぼみ目の特徴】
・目元が疲れて見える
・上まぶたがへこんで見える
・骨格が際立ちやすく、彫りが深く見える
・青クマや血管が透けて見える
・アイメイクがしやすい反面、崩れやすい
・加齢とともにさらに目立ちやすくなる
くぼみ目は老けて見える、疲れて見えるといったデメリットがある一方で、くっきりとした彫り深い印象を与えるなどの理由で“くぼみ目美人”と称される芸能人もいます。
くぼみ目の原因とは?
くぼみ目の原因には、先天的な骨格の影響や、眼窩脂肪の減少、皮膚のたるみなどが挙げられます。
また、以下のような原因でくぼみ目になることも。
・生まれつき脂肪が少ない
・加齢による脂肪や筋肉の減少
・眼瞼下垂や皮膚のたるみ
・コンタクトやアイプチなど目元への刺激
・眉毛を上げるクセによる筋肉の緊張
生活習慣や年齢によって進行するケースもあるため、原因を見極めたうえで対処することが大切です。
くぼみ目の改善方法

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くぼみ目は状態や原因に応じて治療法が異なります。
自然に見える仕上がりを目指すためには、適切なアプローチを選ぶことが重要です。
・ヒアルロン酸注入:目の上にボリュームを与えることで、へこみを目立ちにくくし、二重幅のバランスを整えやすくなります。
・ボトックス注射:眉の動きによる筋肉の緊張を緩和し、目元の印象を穏やかにする効果が期待できます。
・眉下切開などの外科的手術:皮膚のたるみによるくぼみ目に対して有効です。
・スキンケア:くぼみ目に効くアイクリームやマッサージで目元のハリをサポートします。
どの方法が適しているかは、目元の状態やご希望によって異なりますので、専門医の診察が必要です。
くぼみ目をカバーするメイク方法
今回は、メイクでくぼみ目をカバーする方法もご紹介します。
具体的なポイントは以下のとおりです。
・明るめのコンシーラーでくぼみをカバーする
・肌なじみのよいアイシャドウで、凹凸を整える
・ハイライトを眉下に入れて、目元に立体感を出す
・アイシャドウを使うならパール感のあるベージュ系やピンク系
・アイラインは細めに引き、重たく見せない
やりすぎず、ナチュラルに。
くぼみ目をメイクで目立ちにくくするためには、光と影を使いこなしましょう。
くぼみ目は原因に応じて多角的にアプローチしよう
くぼみ目は、骨格や脂肪の減少、筋肉のクセなど、さまざまな要因が絡んで生じます。
ヒアルロン酸注入や眉下切開、ボトックス、スキンケアなど、症状に合わせ対処法はさまざま。
メイクでのカバーも有効ですが、根本的に解消したい方は、ビアンカクリニックのドクターにご相談ください。
カウンセリングでお待ちしています。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の疾患の診断、治療、予防を目的としたものではありません。健康上の懸念がある場合は、必ず医師にご相談ください。