专栏
2024.07.02
【エイジングケア】日本人が大好きな鯛やマグロは食べ過ぎに注意?その理由を美容内科医が解説
要最大限度地展现美丽,不仅需要外部护理,内部调理同样不可或缺。我们致力于将海外普遍采用的肽疗法等先进抗衰老技术引入日本,惠及更多患者。美容内科疗法虽见效较缓,却是支撑美丽与青春的基石。我们结合营养疗法、生活习惯改善,辅以激素补充、肽疗法及再生医疗,为每位顾客量身定制治疗方案,从内而外提供长效健康与美丽支持。
みなさんこんにちは。
BIANCA 美容内科指導医の前田陽子です。
美容内科指導医 前田陽子医師プロフィール
在冲绳县立南部医疗中心·儿童医疗中心完成初期研修,先后任职于京都府立医科大学放射科及美容诊所。通过点滴疗法研究会研讨会接触高浓度维生素C点滴疗法后,赴美国里奥丹诊所担任研究员。曾以最年轻年龄通过美国抗衰老医学会专科医师考试。
現在はBIANCA (ビアンカ)に美容内科指導医として在籍。美容内科指導医の役割は、身体を内側からケアして健康的な美しさにアプローチすること。身体の内側から老化を治療するエイジングケアのプロフェッショナルとして、ナチュラルホルモン補充療法やペプチド療法、サプリメント治療など、患者様に合わせた治療の提案により、体質を改善しいつまでも若々しく過ごすサポートを行う。
<所属学会・資格等>
・日本美容内科学会理事
・米国抗加齢医学会(A4M)専門医
・A4Mアンチエイジング・代謝・機能性医学フェローシップ
・米国先端医療学会キレーション専門医
<前田陽子先生の美容内科にまつわる情報はこちらからもチェック>
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突然ですが、みなさんはマグロや鯛は好きですか?
とてもおいしくて私も好きですが、身体のためには食べ過ぎに注意した方が良いかもしれません。
その理由は、海産物に含まれるメチル水銀にあります。マグロや鯛をたくさん食べていると、知らず知らずのうちに身体にメチル水銀がたくさん蓄積している可能性も!今回は、海産物に含まれる水銀の量についてお話していきたいと思います。

魚は良質なたんぱく質や脂肪酸などを多く含む食材ですが、メチル水銀という有害物質も含んでおり、これらは加熱しても除去されません。
身体に取り込まれたメチル水銀は時間をかけ身体から排出されるため、摂取したものがすべて蓄積されるわけではありません。ただし、妊娠中の摂り過ぎには注意が必要とされています。おなかの中にいる赤ちゃんは化学物質に敏感で、一定量メチル水銀を摂取すると胎児の発育に影響を及ぼす可能性があるからです。

出典:厚生労働省
こちらは、厚生労働省が妊婦さんに対して食べ過ぎないよう注意すべき魚を示した図です。これを見ると、含まれる水銀量の多い魚はまぐろやマカジキ、鯛など、食物連鎖の上位にいる魚ということが分かります。
なぜかというと、メチル水銀は脂に溶けやすく濃縮しやすいという性質があり、食物連鎖により濃度が高まってしまうから。小さい魚が大きな魚に食べられる食物連鎖を繰り返していくことで水銀の濃度が徐々に高まり、脂肪部分にメチル水銀が蓄積されている可能性が極めて高くなります。
食品から摂取するメチル水銀は、ほとんどが魚介類からだそう。日本人は習慣的に魚を食べるため、なんとアメリカ人の10倍くらいメチル水銀が身体に蓄積していると言われているんです。
メチル水銀によりおこる症状は?

「メチル水銀を多く摂るとどうなるの?」そんな疑問を持つ方も少なくないでしょう。メチル水銀を多く摂取することにより、以下のような症状がおこる可能性があります。
<メチル水銀を摂取することによって起こる症状>
- ・糖尿病
- ・筋肉の痛み
- ・頭痛
- ・抜け毛
メチル水銀を多く摂ることの弊害の中で、日本人に関連が深いのは糖尿病だと思います。そもそも日本人は糖尿病にかかりやすい体質だと言われていますが、メチル水銀の摂取も要因の1つになる可能性も。メチル水銀をデトックスすることで、糖尿病の数値が改善することも珍しくありません。
そのほかにも、筋肉の痛みや頭痛、抜け毛など、人によってさまざまな症状が報告されています。「水銀がどのくらい自分に蓄積しているのだろう」と心配な方は、身体のメチル水銀濃度を調べる方法もあるので、検査してみるのも1つの方法です。
どんな魚を食べれば良いの?

食物連鎖の上位にいる魚は、もちろん食べても問題ありませんが食べ過ぎには注意が必要です。厚生労働省が推奨する量は、週に2回以内。週におよそ100~200g以下にするようすすめられています。
しかし、動物性たんぱく質が含まれる魚は、エイジングケアの観点からも積極的に摂取したい食材の1つです。では、どんな魚を積極的に食べるのが良いかというと、メチル水銀濃度が低い食物連鎖の下位にいる魚。食べるよりも食べられちゃう魚ですね。例えば、サケやキハダ、サバ、サンマ、イワシ、アジ、カツオといった、いわゆる青魚が該当します。
青魚にはメチル水銀が少ないうえ、オメガ3というフィッシュオイルに含まれる良質な脂肪酸がたくさん含まれています。日常的に青魚を食べる方が健康的には良いでしょう。
外側からのケアに加えて、毎日の食事に気を配ることも、エイジングケアに欠かせない要素の1つです。内科的なアプローチからエイジングケアしたい方は、ぜひご相談ください。
