コラム
2026.06.08
クォンタムとは?皮膚の内側から“たるみの土台”へ直接アプローチ!先進の【切らないたるみ治療】を解説
形成外科医として多くの症例を経験し、精密な手技と深い解剖学的理解を培ってきました。現在は形成外科の知見と最新技術を組み合わせ、肌・輪郭・たるみなど加齢のお悩みに応じた美容医療を幅広く提供。日本初の婦人科美容手術の教科書「婦人科美容・形成術の基本手技」の分担執筆実績もあります。医学部時代にアイドルとして活動した経験から、「自然な美しさ」とは、自分でどうありたいか選ぶ意志の先にあるものだと実感し、患者様の「自分をもっと好きになれる毎日」を支えることに注力。英語にも対応し、話しやすいカウンセリングを大切にしています。

みなさん、こんにちは!
自然で上品な若返りを提案する、日本形成外科学会認定 形成外科専門医のありす先生です。
さて、今回は美容医療業界でも注目を集めるたるみ治療「クォンタム(クォンタムRF)」について解説していきます。
たるみ治療機器は他にもさまざまあり、「何が違うの?」「どんなところがすごいの?」と疑問を持たれる方もいますよね。
クォンタムの一番の特徴は、皮膚の深層にある“たるみの土台”へ直接アプローチできるところ。
たるみ治療を考えている方の施術選択にも役立つように分かりやすくご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
クォンタムとは?
クォンタムとは、インモード社の美容医療機器「イグナイトRF(IGNITE RF)」を用いて皮膚の内側からフラクショナルRF(ラジオ波)を照射し、切らずに顔やボディのたるみにアプローチする施術です。
インモード社といえば世界的な美容医療機器メーカーであり、たるみ治療機器「エンブレイスRF(Embrace RF)」が広く知られています。
「イグナイトRF」はその後継として、熱設定やハンドピースの性能、安全性をより追求し、開発されています。
クォンタムの仕組み
「イグナイトRF」にはいくつかのハンドピースがありますが、クォンタムでは長いカニューレのような形状のハンドピースを使います。

ハンドピースは「クォンタムRF10」(写真上)と「クォンタムRF25」(写真下)の2種類。先端の細い棒(カニューレ)部分の長さと直径、ピークパワーに違いがあり、施術部位や目的によって使い分けます。
そして、このハンドピースの形状こそが、クォンタムの一番の特徴である皮下深層へのアプローチを可能にしている秘密。
皮膚表面からの照射ではなかなか届かない、皮下深層の“土台部分”へのエネルギー照射を行います。

クォンタムでは、皮下へ細長いカニューレを挿入し、真皮・皮下組織・皮下脂肪の3層へ立体的に、同時に熱エネルギーを与えます。
最高到達温度102度にもなるRF熱エネルギーは、脂肪層への熱作用と周辺組織の収縮を同時に行うことを可能に。
切らずにたるみや脂肪の気になるところをすっきりとした状態へ導きます。
そして、カニューレの先端から8方向へ照射することで、たるみに関与するFSN(脂肪隔壁)*へ直接アプローチできるところも特長の1つ。
施術直後のタイトニングに加え、持続的なリフトアップ効果が期待できます。
*FSN…皮下脂肪内にある、皮膚と脂肪をつなぐ網目状の組織。
クォンタムが向いているのは?
切らずに皮下脂肪のサイズダウン×たるみの引き締めが目指せるクォンタムは、こんな方に向いている施術です。
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- ハイフやサーマクールなど他のたるみ治療では満足できなかった
- フェイスラインや二重顎のもたつきをすっきりさせたい
- 顔だけでなくボディラインのたるみも気になる
- 急激なダイエットによって皮膚がたるんでしまった
- 切開手術をせずにたるみを改善したい
- 持続力の高いたるみ治療を受けたい
- 脂肪吸引や骨切りの手術後のたるみが気になる
脂肪吸引や骨切りなどの外科手術では、脂肪や骨組織の減少によって皮膚のたるみが起こりやすい状態になります。
クォンタムはこうした外科手術後のたるみにも引き締め効果が期待できます。
また、脂肪吸引とクォンタムを掛け合わせると、熱によって止血しながら施術を進められるため、出血量が抑えられ、ダウンタイムの軽減が期待できるというメリットも。
術後の肌の質感も自然で美しく仕上がるため、脂肪吸引を考えている方は併用を検討されても良いかもしれません。
クォンタムのダウンタイムは?
「細い棒を皮膚に挿し込む」と聞くと、「痛そう…」「ダウンタイムが怖い」という方もいらっしゃいますよね。
しかし、結論からお伝えするとクォンタムのダウンタイムは比較的短く、時間の経過とともに落ち着くことが一般的です。
施術中も麻酔を使用しますのでご安心ください。
もちろん痛みやダウンタイムの程度には個人差はありますが、施術直後の腫れや内出血は1~2週間程度で落ち着くケースがほとんど。
切開を伴う脂肪吸引やリフトアップ施術と比べると、低侵襲で体への負担にも配慮することができます。
クォンタムの症例紹介

【施術名】クォンタム(頬)、脂肪吸引(頬)、モフィウス8バースト(頬+顎下)、アルテミスリフト
【写真の説明】左:施術前・右:施術後1ヶ月
【費用】クォンタムフェイス(頬):297,000円、脂肪吸引(頬):110,000円(※クォンタムフェイスとの同時施術追加の場合)、モフィウス8バーストフェイス(頬+顎下):77,000円(※クォンタムフェイスとの同時施術追加の場合)、アルテミスリフト(ロングメッシュ)10本:550,000円
【副作用・リスク】内出血・浮腫み、血腫、火傷、色素沈着、神経障害、感染症、施術部位の腫れ、痛み、ひきつれ、異物感、部分的な皮膚の凹みなど
こちらは脂肪吸引とクォンタムを同時に行った症例。
フェイスラインのもたつきがすっきりと美しく引き締まって見えます。術後1ヶ月も経つと、腫れや内出血もほとんど分からないほど落ち着いています。
BIANCAのクォンタムの特長|違和感のない自然なタイトニングを目指す
私が日々の診察で大切にしているのは、その方の骨格や筋肉、たるみの全体像を診た上で、自然で若々しい印象を叶えながらも本来の美しさを引き出すような施術プランを提案すること。
クォンタムについても、違和感のないナチュラルなタイトニングが目指せるところが魅力だと感じています。
ビアンカが「イグナイトRF」を導入したのは、日本国内で4台目。いち早くクォンタムの施術を開始し、すでに多くの方に施術を受けていただきました。
クォンタム単独はもちろん、脂肪吸引や他のたるみ治療、ヒアルロン酸注射などとのコンビネーション治療についても対応しています。
より効率的なタイトニングを目指せる糸リフト(BIANCA LIFT)との併用も可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。
クォンタムについてよくある質問
最後に、クォンタムについて患者さまからよくいただく質問をまとめました。
Q.クォンタムとハイフの違いは?
クォンタムとハイフはどちらも熱作用を利用した“切らないたるみ治療”。しかし、その照射方法に違いがあります。
- クォンタム…皮膚内部(真皮・皮下組織・皮下脂肪)へ高温の熱を直接加える
- ハイフ…皮膚表面から高密度の超音波照射によって一定の熱を加える
クォンタムは、ハイフと比べると術後の腫れや内出血が出る可能性がありますが、1回で効果を実感する方もいます。
迷われた際には適応など診させていただきますので、ぜひビアンカへご相談ください。
Q.クォンタムリフトとは?フェイスリフトとどう違う?
クォンタムリフトとは、先進タイトニング機器「クォンタムRF」を用いてリフトアップを目指す施術です。
クォンタムリフトは皮下にRFを照射し、切らずにたるみの引き締めを行います。
一方フェイスリフトは、耳の後ろなどを切開し、たるんだ組織を直接引き上げる外科手術です。
Q.クォンタムの効果はいつから実感できる?
施術後1ヶ月ほどで徐々にタイトニング効果を感じ始め、 3〜6ヶ月後にピークを迎えるケースが多いです。
Q.クォンタムの効果の持続期間は?
個人差はありますが、半年〜1年ほど持続するとされています。
クォンタムとは皮膚の深層へ直接アプローチできる先進たるみ治療!
クォンタムとは、皮膚の深層にアプローチできる今注目の先進たるみ治療。
ビアンカでは、あらゆる選択肢の中からあなたにぴったりの方法をご提案し、じっくり検討し、後悔のないたるみ治療をサポートさせていただきます。
クォンタムも含め、さまざまなたるみ治療の方法があり「どれを選んだら良いのか分からない…」という方は、ぜひビアンカへ。
クォンタムRF施術の効果や値段のことなど、気になることがあればお気軽にご相談ください。