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コラム

2026.09.24

スカルプトラとレディエッセの違いは?コラーゲン生成を促す注入製剤の選び方を医師が解説

横山 歩依里
監修医師
横山 歩依里

「病気を治す」こと以上に、「人生をより豊かに、美しくする」お手伝いがしたいという想いから美容医療の道へ。得意施術は、ヒアルロン酸・ボトックス・糸リフト。その人らしさや上品で自然な美しさを引き出す施術を提供しています。皮膚科だけでは改善が難しい目元の悩みにも外科手術で対応し、皮膚科と外科の融合でトータルに顔のバランスを整えます。3度の海外留学経験があり、英語での診療にも対応可能です。

スカルプトラとレディエッセの違いを説明するアイキャッチ画像

 

スカルプトラはPLLA、レディエッセはCaHAを主成分とする注入製剤で、どちらもコラーゲン生成を促すのが特徴です。顔のボリュームロスに時間をかけてアプローチするスカルプトラに対し、レディエッセは原液でボリュームや輪郭を整えたり、希釈して広い範囲の肌のハリを目指したりできます。

 

「スカルプトラとレディエッセ、結局どっちがいいの?」と迷われる方、多くいらっしゃいます。

 

どちらもコラーゲン生成を促す製剤のため、悩むところですよね。

 

スカルプトラと比較する際には、レディエッセは原液と希釈で目的が変わるため、まずそこを分けて比べてみましょう。

 

それぞれの仕組みや特徴は、スカルプトラとは?、レディエッセとは?でも紹介しています。

スカルプトラとレディエッセの違いを比較表で確認

どちらもコラーゲン生成を促しますが、スカルプトラは時間をかけた変化が特徴です。

 

レディエッセは原液か希釈かで、ボリューム補正と肌質へのアプローチを使い分けます。

 

比較項目 スカルプトラ レディエッセ
主成分 ポリ-L-乳酸(PLLA) カルシウムハイドロキシアパタイト(CaHA)
主な目的 顔のボリュームロスやハリに段階的にアプローチ 原液:ボリューム補正・輪郭形成

希釈:広い範囲のハリや肌質を目指す

変化の出方 コラーゲン生成に伴って徐々に現れる。

3~6週間頃から変化を感じ始める傾向

原液:注入直後からボリュームを補正

希釈:時間をかけて肌質の変化を目指す

部位 頬、こめかみ、フェイスラインなど 原液:頬やあごなど

希釈:顔、首、デコルテ、手の甲など

ダウンタイム・施術後の管理 腫れ、赤み、内出血など

しこりが生じる可能性があり、マッサージ指導あり

腫れ、赤み、内出血など

※変化やダウンタイムには個人差があります。施術部位や注入方法によっても異なるため、診察時にご確認ください。

ボリュームを補うなら、スカルプトラ・レディエッセどっち?

施術直後からボリュームや輪郭を整えたい場合はレディエッセ原液、時間をかけて顔のボリュームロスにアプローチしたい場合はスカルプトラが選択肢になります。効果が出るスピードの違いがポイントです。

レディエッセの製品画像

レディエッセ原液は、硬いテクスチャーが特長で製剤そのものがボリュームを補うため、注入直後から形の変化が見られます。

 

あごのラインや深いシワなど、気になる部分を整えたいときに検討される方法です。

 

その後はCaHAがコラーゲンやエラスチンの生成をサポートします。

 

スカルプトラは、PLLAが線維芽細胞を刺激し、自身のコラーゲン生成を促します。

 

変化はすぐに完成するのではなく、施術後3~6週間頃から徐々に現れる傾向があります。

 

肌を底上げしてくれる注入製剤のイメージを持っていただくと良いかもしれません。

 

注入直後は水分や腫れでふっくら見えることもありますが、その腫れが落ち着いてから経過を見ていく施術です。

 

例えば、同じ「頬のこけ」でも輪郭の一部をその場で整えたいのか、顔のボリュームロスに時間をかけてアプローチしたいのかで、考え方は変わります。

 

診察では骨格や脂肪のつき方、皮膚の厚みも確認し、希望する変化に合う方法を検討します。

肌のハリを目指すなら、スカルプトラ・レディエッセどっち?

高希釈のレディエッセは、広い範囲に注入し肌のハリや質感を目指せます。

 

スカルプトラのパッケージとバイアルの製剤写真

 

スカルプトラも肌のハリにアプローチしますが、顔のボリュームロスを含めた段階的な変化が特徴です。

 

スカルプトラも、ボリューム補正だけでなく肌のハリを目指す施術として用いられます。

 

高希釈レディエッセは製剤を広い範囲に分散して注入し、コラーゲンやエラスチンの生成をサポートする施術です。

 

ビアンカクリニックでは顔に加え、首・デコルテ・手の甲も施術部位としてご提供しています。

 

ここで比べたいのは「どちらがコラーゲンを増やすか」ではありません。

 

頬やこめかみのボリュームロスを少しずつ補いたいのか、首やデコルテなど広い範囲のハリや質感を整えたいのか。

 

目指す変化と施術部位を並べると、ご自身に合う施術が判断しやすくなります。

診察では部位と希望する変化を一緒に確認

製剤名から決めるのではなく、気になる部位や希望する変化、施術後の経過への希望を医師に伝えて相談しましょう。

 

横山先生が患者へカウンセリングを行う様子

 

「頬をふっくらさせたい」「あごの形を整えたい」「首のハリが気になる」など、まずは気になる部分をお聞かせください。

 

変化を早く感じたいのか、時間をかけて自然な変化を目指したいのかも、施術を考えるうえで大切な情報です。

 

スカルプトラは6~8週間隔で3回程度をご提案する場合がありますが、回数はボリュームロスの程度や目標によって異なります。

 

レディエッセも原液か希釈か、注入部位や肌の状態によって計画が変わります。

 

さらに、スカルプトラとレディエッセ以外の選択肢も検討する必要があるでしょう。施術選びに迷われるときは、まずは何を悩まれているかご相談ください。

 

ビアンカクリニックでは、医師が効果の現れる時期や持続期間も含め、お一人おひとりに適した施術をご提案いたします。

スカルプトラとレディエッセに関するよくある質問

コラーゲン生成への働きかけや変化の時期、施術回数、部位など、選ぶ前に気になる点をまとめました。

Q. スカルプトラとレディエッセは、どちらもコラーゲン生成を促しますか?

A. はい。スカルプトラはPLLA、レディエッセはCaHAを主成分とし、どちらもコラーゲン生成を促します。

 

ただし、注入後の変化や施術の狙いは異なります。

Q. 施術後すぐにボリュームの変化を感じたい場合は、どちらが選択肢になりますか?

A. レディエッセ原液は製剤そのものがボリュームを補うため、注入直後から変化が見られます。

 

スカルプトラは徐々に変化する施術なので、希望する時期も含めて医師にご相談ください。

Q. 頬のこけには、スカルプトラとレディエッセのどちらが向いていますか?

A. こけの範囲や皮膚の状態、どのような仕上がりを希望するかで異なります。

 

部分的な形を整えたいのか、顔のボリュームロスに段階的にアプローチしたいのかを診察で確認します。

Q. スカルプトラは何回受ける必要がありますか?

A. ビアンカクリニックでは、6~8週間隔で3回程度を推奨しています。

 

ただし、必要な回数や間隔は、ボリュームロスの程度や目標によって変わります。

Q. 希釈レディエッセはどの部位に使えますか?

A. ビアンカクリニックでは、顔のほか、首・デコルテ・手の甲などをお選びいただけます。

製剤名より、変えたい見え方を医師と共有しましょう

スカルプトラとレディエッセは、どちらもコラーゲン生成を促しますが、成分や変化の出方、使い方には違いがあります。

 

ボリュームを補いたいときはスカルプトラとレディエッセ原液を、広い範囲のハリや肌質が気になるときはスカルプトラと希釈レディエッセを比べてみてください。

 

BIANCA CLINICでは、骨格や脂肪分布、皮膚の状態を確認し、希望する変化と施術の負担を一緒に整理します。

 

比較しても迷う場合は、製剤を決めずにお悩みからご相談ください。

 

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