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Dr’s BLOG / 先生のブログ一覧

2020-10-24

涙袋の左右差は修正できる?原因と治療法をビアンカドクターが解説

こんにちは。

BIANCA CLINIC(ビアンカクリニック)理事長の堀田 和亮です。

 

鏡を見たときに「涙袋の左右差が気になる…」と思ったことはありませんか?

笑ったときや写真を撮ったときに、片方だけふっくら、もう片方は平らに見える。

実はこの“涙袋の左右差”には、いくつかの原因があるんです。

 

今日は、涙袋に左右差が出てしまう原因と修正方法について解説していきます。

 

 

涙袋の左右差が起こるおもな原因

涙袋は、眼輪筋(がんりんきん)という筋肉と、その上にある皮膚と脂肪のバランスで形づくられています。

涙袋に左右差が生じる原因には、以下のようなものがあります。

 

① 筋肉のつき方の左右差

人によって眼輪筋の厚みや強さは少しずつ異なります。

片側の筋肉が発達していると、笑ったときに片方の涙袋だけが強く膨らみやすくなります。

 

② 骨格や目の形の違い

顔の骨格が左右非対称な場合、涙袋の位置や高さもわずかにズレて見えることがあります。

 

③ 過去のヒアルロン酸注入によるボリューム差

すでにヒアルロン酸を注入している方の中には、左右でヒアルロン酸製剤の注入量や層の違っているために左右差が生まれているケースも多いようです。

また、ヒアルロン酸製剤は時間の経過とともに体内に吸収されていますが、左右で吸収スピードに差が出ることもあります。

 

④ 加齢やむくみの影響

年齢とともに皮膚のたるみや脂肪の位置が下がると、涙袋のハリに左右差が出ることがあります。

 

 

涙袋の左右差は修正できる?

結論から言うと、涙袋の左右差はほとんどの場合、修正可能です。

ただし、原因によってアプローチが異なります。

 

過去に涙袋ヒアルロン酸を受けたことがある方の場合

すでに注入歴がある場合は、まずヒアルロニダーゼという酵素で不要なヒアルロン酸を溶かし、左右差をリセット。その後、骨格と表情筋の動きを確認しながら、左右のバランスを見てヒアルロン酸を再注入します。

BIANCA CLINICでは、極細のカニューレ針を使用して自然なふくらみと左右対称のラインをデザインしています。

 

もともとの骨格や筋肉差による場合

骨格の差による左右差は、完全にゼロにはできませんが、注入量や深さを微調整することでほとんど気にならないレベルを目指すことが可能です。

また、片側の筋肉の緊張が強い場合には、ごく少量のボトックスを併用することで左右差を緩和できるケースもあります。

 

涙袋の左右差修正の症例を紹介!ダウンタイムや持続時間は?

涙袋の左右差は修正できる?原因と治療法をビアンカドクターが解説
上:注入前/下:注入直後
💉BELOTERO BALANCE 計0.1ml
💴ヒアルロン酸施術料 20,000円  製剤料 40,000円
😷腫れ・内出血: 1週間程度
⚠️リスク: 感染・血流障害

こちらが実際の症例写真です。

施術後は1〜2日ほど軽い腫れや内出血が出ることがありますが、メイクで隠せる程度です。ダウンタイムは比較的短く、日常生活に大きな支障が出ることは少ないでしょう。

ヒアルロン酸の持続期間はおよそ6〜12か月。定期的なメンテナンスで、自然な涙袋をキープできます。

 

目の下クマたるみ取り×ヒアルロニダーゼによる目元治療で目の下スッキリした症例写真・ビフォーアフター
上:治療前/中:ヒアルロニダーゼ注入後/下:術後1ヶ月
📍目の下クマたるみ取り 298,000円
😷 腫れ・内出血 10日間前後
⚠️ リスク: 窪み・血腫・シワが濃くなる
📍ヒアルロニダーゼ  30,000円
💉麻酔: 表面麻酔選択可
😷DT: 腫れ・内出血 1週間程度
⚠️リスク: アナフィラキシー・感染など

 

こちらのモニター様は、過去に涙袋にヒアルロン酸を注入していました。

ヒアルロン酸のせいで目の下が膨らみ、浮腫んで見えます。また、眼窩脂肪も出ていて余計膨らみが助長されていました。

まず全てのヒアルロン酸を分解し、その後目の下に現れた眼窩脂肪を適量除去。ご覧の通りスッキリしました。

 

ヒアルロン酸が長年入っていると、ご自身は見慣れてしまって、はじめは不自然さが理解できない方も多いですが、見比べると差は歴然です。

 

 

涙袋の左右差をきれいに整えるためのポイント

涙袋の左右差を整えるためのポイントは以下の3つ。

 

  • 左右のバランスは「高さ」よりも「丸み」で合わせる

  • 注入は“どちらか一方”だけではなく、両側の微調整が大切

  • 入れすぎると涙袋が「線」ではなく「段」になって見える

 

涙袋は、数ミリの違いで顔の印象が大きく変わる繊細なパーツ。

だからこそ、経験豊富な医師によるデザインと注入テクニックが重要です。

 

まとめ:涙袋の左右差は“修正できる”

涙袋の左右差は、骨格や筋肉、過去の注入量の違いなど、複数の要因が重なって起こります。

しかし、原因を見極めて適切にアプローチすれば、自然でバランスのとれた目元に整えることが可能です。

ビアンカクリニックでは、顔全体のバランスを見ながら、表情の動きまで考慮したデザインを行っています。

「涙袋の左右差が気になる」「不自然な仕上がりを直したい」とお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

 

▼涙袋ヒアル以外にも方法が!外科的アプローチについては目元治療のスペシャリスト・夏目先生のこちらの記事もチェック

ヒアルで涙袋が作れない…外科的涙袋形成術とは

 

▼あなたのお好みの涙袋は?ビアンカクリニック女性ドクターたちの涙袋特集はこちら!

 
 
 
 
 
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