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コラム

2026.10.23

ファイバー1470が向いている人は?脂肪とたるみ、理想の変化から考える

幡手 亜梨子
監修医師
日本形成外科学会認定 形成外科専門医 幡手 亜梨子

形成外科医として多くの症例を経験し、精密な手技と深い解剖学的理解を培ってきました。現在は形成外科の知見と最新技術を組み合わせ、肌・輪郭・たるみなど加齢のお悩みに応じた美容医療を幅広く提供。日本初の婦人科美容手術の教科書「婦人科美容・形成術の基本手技」の分担執筆実績もあります。医学部時代にアイドルとして活動した経験から、「自然な美しさ」とは、自分でどうありたいか選ぶ意志の先にあるものだと実感し、患者様の「自分をもっと好きになれる毎日」を支えることに注力。英語にも対応し、話しやすいカウンセリングを大切にしています。

ファイバー1470が向いている人は?適応を解説するアイキャッチ画像

 

ファイバー1470は、頬や顎下のもたつき、皮膚のゆるみが気になり、自然な輪郭の変化を目指したい方の選択肢です。脂肪の量やたるみの程度、希望する変化によって適応を判断します。

 

フェイスラインをもう少しすっきりさせたい。でも、大がかりな手術までは考えていない。そんな方にとって、選択肢の1つとなるのが「ファイバー1470」です。

 

一方で、脂肪や皮膚のたるみが気になるからといって、誰にでも同じ施術が合うわけではありません。どこを、どのくらい変えたいのかによって、適した方法は異なります。

 

今回はBIANCA CLINIC(ビアンカクリニック)で取り扱うファイバー1470について、向いている人の特徴や、ほかの施術を検討した方がよいケースをお話しします。

ファイバー1470が向いているのはどのような人?

ファイバー1470は、脂肪によるボリューム感と皮膚のゆるみの両方が気になり、自然な引き締まりを目指したい方に向いています。

 

1470nmのダイオードレーザーを細いファイバーで皮下に届け、脂肪組織への作用と皮膚のタイトニングを図る施術です。

大きな切開を伴う外科的アプローチとは異なる方法で、顔やボディの輪郭を整えることを目指します。

 

ファイバー1470が向いている人を、脂肪と皮膚の状態、希望する変化から適応を考えることをイラストで説明

 

例えば、フェイスラインに少しもたつきが出てきたものの、大幅に印象を変えたいわけではない。今の自分らしい輪郭を大切にしながら、気になる部分を整えたい。そんな希望がある場合に検討できる施術です。

 

ただし、切開を伴う外科手術ではなくても、皮下にファイバーを挿入するため、腫れや内出血などのダウンタイムはあります。

 

基本的な仕組みや効果については「ファイバー1470とは?特徴と効果を解説」で詳しく紹介しています。

悩み別に考えるファイバー1470の適応

ファイバー1470は、頬や顎下のもたつきだけでなく、皮膚のゆるみやボディラインのお悩みにも用いられます。ただし、同じ部位でも原因によって適した施術は異なります。

頬や顎下の脂肪によるもたつきが気になる場合

頬や顎下に脂肪がついていると、フェイスラインの輪郭がぼやけて見えることがあります。

このような場合、皮下脂肪に熱エネルギーを届けるファイバー1470が選択肢になることも。

 

とくに、脂肪によるボリューム感を少し整えながら、皮膚の引き締まりも目指したい場合に検討できます。

 

ただし、頬の脂肪は顔の立体感を保つ役割もあるため、単純に減らせば良いわけではありません。どの部分のボリュームを残し、どこを整えるかが大切です。

ファイバー1470の症例

 

ファイバーリフト1470施術前後の症例画像

施術内容:ファイバーリフト1470
料金:頬+顎下 248,000円※局所麻酔代込み
ダウンタイム:腫れ・内出血1~2週間程度、フェイスバンド固定72時間 リスク:左右差・感染・血腫・凹凸など

皮膚のゆるみも気になり始めた場合

輪郭のもたつきは、脂肪の量だけでなく、皮膚のゆるみが関係していることもあります。

ファイバー1470はレーザーの熱によって組織の収縮やコラーゲンの再構築を促し、皮膚のタイトニングを目指す施術です。

 

そのため、脂肪によるボリューム感に加えて、皮膚のハリや引き締まりも気になる方には、選択肢の1つになります。

 

ただし、皮膚の余りが大きい場合や、組織そのものをしっかり引き上げる必要がある場合には、別のアプローチを考えることもあります。

二の腕やお腹などのボディラインが気になる場合

ファイバー1470は顔だけでなく、二の腕やお腹など、ボディの皮膚のゆるみや局所的なボリューム感にも対応しています。

体重を大きく減らしたいというよりも、特定の部分のラインを整えたい場合に検討できる施術です。

 

ただし、ボディも脂肪の厚みや皮膚の状態によって適応が変わります。広い範囲の脂肪をしっかり減らしたい場合には、脂肪吸引など別の方法が適している可能性もあります。

 

ファイバー1470の施術イメージや特徴については、BIANCA公式Instagram(@bianca_clinic_tokyo)でも紹介しています。

ファイバー1470が向いていない可能性があるケース

ファイバー1470は、自然な変化を希望する方にとって魅力的な選択肢ですが、求める変化の大きさやたるみの状態によっては、ほかの施術が適している可能性があります。

脂肪をしっかり減らしたい場合はライポライフによる脂肪吸引も選択肢

ファイバー1470で使用するライポライフ(LipoLife)は、脂肪吸引のほか、採取した脂肪を別の部位へ注入する「ビューティフィル脂肪注入」にも活用できる機器です。

 

ファイバー1470がレーザーの熱作用によって脂肪組織に働きかけるのに対し、ライポライフによる脂肪吸引では、脂肪を実際に吸引して除去します。

 

そのため、脂肪の量が多い場合や、よりはっきりとしたボリュームダウンを希望する場合には、脂肪吸引の方が目的に合う可能性があります。

 

ただし、脂肪を多く取ることが、必ずしも美しい輪郭につながるわけではありません。

 

頬など、適度なボリュームがあることで自然な立体感を保っている部位もあります。ライポライフで採取した脂肪を、ボリュームが不足している部分に活かすという選択肢も含め、顔全体のバランスを考えることが大切です。

大きなたるみや引き上げを希望する場合は外科的フェイスリフトも検討

皮膚の余りが大きい場合や、フェイスラインをしっかり引き上げたい場合には、ファイバー1470だけでは希望する変化に届かないこともあります。

 

そのような場合、SMASフェイスリフトなどの外科手術が選択肢となります。

 

SMASフェイスリフトは、皮膚だけでなく、その下にあるSMAS(表在性筋膜)にもアプローチして組織を引き上げる施術です。

 

ファイバー1470とは作用する組織や施術方法が異なるため、大きなたるみへの対応を考える場合に検討されます。

 

もちろん、外科手術には切開や術後の腫れ、傷痕などの負担もあります。どの程度の変化を希望し、どこまでのダウンタイムを許容できるのかも、施術選択には欠かせません。

脂肪が少なく、ボリュームの不足が気になる場合

顔がすっきりしないと感じていても、脂肪の多さが原因とは限りません。

 

例えば、頬のボリュームが少なくなったことで、周囲の皮膚のゆるみが目立っている場合もあります。

このようなケースで脂肪を減らす方向にアプローチすると、かえってくぼみや影が目立つことも。

 

脂肪が少ないことだけでファイバー1470の適応外になるわけではありませんが、必要なのが引き締めなのか、ボリュームの補充なのかを慎重に考える必要があります。

医師はファイバー1470の適応をどう判断する?

ファイバー1470を検討する際には、脂肪の量や皮膚の状態に加え、患者さまがどの程度の変化を望んでいるのかを確認します。

 

大切なのは、施術によって変化を出すこと自体ではなく、その変化がご自身の顔立ちや体のバランスに合っているかどうかです。

脂肪・皮膚・骨格のバランスを確認する

同じフェイスラインのもたつきでも、脂肪が多い場合と、皮膚や深部組織のゆるみが中心の場合とでは、必要なアプローチが異なります。

 

診察では、脂肪の厚みや分布、皮膚の弾力、骨格とのバランスなどを確認します。

 

例えば、脂肪が多い部分を整えたい場合でも、どこまで減らすかによって印象は変わるものです。

 

すべてのもたつきをなくすことを目指すのではなく、自然な立体感や表情との調和を保ちながら、どのような変化が適切かを考えます。

これまでの変化と、これからの希望を大切にする

ファイバー1470が向いているかは、脂肪や皮膚の状態だけでなく、どの程度の変化を希望するかによっても異なります。

 

ビアンカクリニックでは、初診時と現在のお写真やこれまでの施術経過も参考にしながら、次の視点を大切にしています。

 

「今の自分に、どの程度の変化が必要なのか」

「その変化が、自分らしく健やかな美しさにつながるのか」

 

大きく変えることだけを目指すのではなく、患者さまの希望と現在の状態を踏まえ、自然な引き締めを目指すファイバー1470が適しているかを考えます。

 

年齢を重ねながら変わっていく自分自身を受け入れ、そのときの状態に合ったケアを選んでいく。そうした考えを大切にしています。

ファイバー1470が向いている人に関するよくある質問

ファイバー1470の適応について、年齢や脂肪の量、ほかの施術との組み合わせなど、気になりやすい疑問にお答えします。

Q. ファイバー1470は40代以降の人に向いていますか?

A. はい。40代以降で、頬や顎下のもたつき、皮膚のゆるみが気になり、自然な引き締まりを希望する方にも選択肢となります。

 

ただし、年齢だけで適応が決まるわけではありません。脂肪の量や皮膚の状態、希望する変化を踏まえて判断します。

Q. 脂肪が少ない人でもファイバー1470は受けられますか?

A. 脂肪が少なくても、皮膚の引き締めを目的として検討できる場合があります。

 

顔のボリュームが不足している場合には、脂肪への熱作用が希望する仕上がりに適しているか慎重な判断が必要です。

Q. ファイバー1470は二重顎が気になる人にも向いていますか?

A. 顎下の脂肪や皮膚のゆるみによる二重顎であれば、選択肢になります。

 

骨格や筋肉などが関係している場合もあるため、原因によって適した施術は異なります。

Q. ファイバー1470と糸リフトは組み合わせられますか?

A. はい。ビアンカクリニックでは、ファイバー1470によるタイトニングと糸リフトによる引き上げを組み合わせる施術もお選びいただけます。たるみの状態や希望する変化に応じて検討します。

Q. ファイバー1470を受けない方が良い場合もありますか?

A. 脂肪を大きく減らしたい方や、皮膚のたるみをしっかり引き上げたい方には、別の施術が適する場合があります。

 

また、妊娠中の方は施術を受けられず、施術部位に感染や炎症がある場合も見送ることがあります。持病や服用薬がある場合は、事前に医師へお伝えください。

ファイバー1470が向いているかは、目指す変化から考えましょう

ファイバー1470は、脂肪と皮膚の両方にアプローチし、自然な引き締まりを目指す施術です。

 

一方、より大きなボリュームダウンを希望する場合には脂肪吸引、しっかりとした引き上げが必要な場合には外科的フェイスリフトなど、ほかの施術も検討できます。

 

大切にしたいのは、変化の大きさだけで施術を選ばないこと。

 

年齢を重ねることで生まれる変化を否定せず、今の自分らしさを活かしながら、健やかで美しい状態を目指す。そのために必要な施術を考えていきたいと思います。

 

BIANCA CLINICでは、ファイバー1470のほか、脂肪吸引や外科的フェイスリフトにも対応しています。

どのくらい変えたいのか、どのような自分でありたいのか。そんなお話も伺いながら、今の状態に合った施術を一緒に考えていきましょう。

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