顎下のたるみ・二重顎が気になる!ペリカン手術とフェイスリフトどちらがいい?ビアンカドクターが解説
みなさんこんにちは。
BIANCA CLINIC(ビアンカクリニック)のひめ先生こと明石仙姫です。
ふいに撮られた写真の横顔を見て、顎下のたるみや二重顎に愕然としたことはありませんか?
「顎下のたるみの原因=脂肪」と思われがちですが、実は脂肪だけとは限らないんです。
今日はそんな「あご肉のお悩み」をどう解決できるのか、ペリカン手術とフェイスリフトについてお話ししますね。
顎下のたるみ、脂肪が原因とは限らない?
顎下のたるみが目立つ理由の多くは、皮下脂肪や皮膚のたるみ。
多くの場合、脂肪吸引やタイトニング治療(エネルギーデバイス)で改善できますが、中にはそれだけではスッキリしない方もいます。
なぜなら顎下は
皮膚 → 皮下脂肪 → 広頚筋 → 脂肪層 → 顎二腹筋
といくつもの層でできていて、脂肪吸引で取れるのは「皮下脂肪」だけだからです。
さらに奥の脂肪層や皮膚の余りが原因になっている場合には「ペリカン手術」が適応になる場合もあります。
ペリカン手術ってどんな手術?
ペリカン手術とは、顎下を3cmほど切開して余った皮膚や奥の脂肪を切除し、広頚筋を縫って引き締める方法。
しっかりとフェイスラインを整えられるのが魅力ですが、デメリットは小さくても切開の傷跡が残ることです。
「何をやっても顎下がスッキリしない…」という方には、選択肢のひとつになるでしょう。
フェイスリフトで顎下のたるみを自然にすっきり

◆ディーププレーンフェイスリフト:150万円~◆リスク・合併症:左右差、顔面神経麻痺、完成イメージの相違、感染、血腫、傷跡、流涙、つっぱり感
「顔全体のたるみもまとめて改善したい!」という方にビアンカクリニックでご提案しているのがフェイスリフトです。
特に注目されているのが「deep plane facelift(ディーププレーンフェイスリフト)」。これは皮膚だけでなく筋膜(SMAS)や脂肪層をまとめて移動させるリフトで、従来よりも自然で若々しい仕上がりが特徴です。
ビアンカクリニックには、ディーププレーンフェイスリフトを得意とする形成外科医・中尾崇先生が在籍しています。
中尾先生が行う「Composite neck lift」は、deep planeの考え方を首にも応用した方法。
脂肪吸引やペリカン手術を行わなくても、強い牽引力でフェイスラインを綺麗に整えられるのが特徴です。
施術を併用しない分、ダウンタイムや費用を抑えられる場合もあります。
ここで少し、中尾先生のお話をご紹介しましょう。
中尾先生いわく、ネックリフトにはいろんな方法があるそうです。
古典的なSMASを横に引くやり方や、Hamra法などがありますが、どうしても広頚筋がテントみたいにピンと張ってしまう欠点があったとのこと。
その弱点をカバーするために登場したのが、いま主流の「Jacono式 Extended deep plane facelift」。
この方法なら、首や顎下のたるみが強い方でも脂肪吸引やペリカン手術を組み合わせなくてもラインを整えられることが多く、下を向いてもフェイスラインが崩れにくい。
横顔まで隙のない仕上がりを目指せるのがポイントとのことでした。
奥が深いですね!(ディーププレーンフェイスリフトなだけに)
まとめ|顎下のたるみは原因によって対処法が異なります
✔ 二重顎の原因が皮下脂肪や軽いたるみ → 脂肪吸引やタイトニング
✔ 皮膚の余りや奥の脂肪 → ペリカン手術
✔ 顔全体のたるみも一緒に改善したい → ディーププレーンフェイスリフト
気になるあご下、実は原因によって治療法が違いま す。
ビアンカクリニックでは、それぞれの専門医があなたのお悩みに合わせたベストな方法をご提案しますので、顎下のたるみにお悩みの方はぜひ一度、カウンセリングでご相談くださいね。