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Dr’s BLOG / 先生のブログ一覧

2025-07-16

人中短縮で失敗しないポイントは?

 こんにちは、印象を整える美容外科医 夏目隆太郎です。

 

加齢とともに伸びてしまった鼻の下・・・老いた感じや”寂しそうな、幸が薄そう”な印象を与えてしまいます。

本日は人中短縮を紹介します!

”失敗”や”傷跡”とネットでよく出てくるのは、適応を間違えたり、手術手技の問題だったり、患者様の術後管理の問題だったり、、

色々な要因があるので今回はそれを解説していきます!

 

(上:術前、下:術後、施術内容:人中短縮術)

・唇・人中の加齢性変化

口周りの表情筋が衰え、真皮のコラーゲンが減少すると、人中が弛んで伸び、唇も小さくなります。

そうなると、鼻の下が間伸びして老いた感じ、”寂しそうな、幸が薄そう”な印象を与えてしまいます。

・鼻の下の間伸び改善方法

手軽な治療の順で紹介します

①人中ボトックス

上、下唇の淵に数箇所少量ボトックスを注射することで唇を仰け反らせて厚みのある唇となります

水が飲めなくなる、こぼれやすくなるなど噂を聞くことがありますが、少量から始めて適量を探せば大丈夫です!

②唇ヒアルロン酸

詳しくはこちらのブログで紹介しています!

上唇のボリュームが増えることで人中短縮効果が期待できます。

血色が良くなる、保湿の効果もあります

③人中短縮術

やっとここで登場、今回のテーマです!

鼻の下の弛んだ皮膚を切除し、丁寧に縫合します。根本的な解決方法です!

・人中短縮の適応

鼻柱の根元から上唇の上縁までの距離が20mm以上(全体のバランスも大事)

5mm以上上唇を押し上げた状態が気に入る場合

・人中短縮に向かない人

ガミースマイルがある:人中短縮で悪くなります

出っ歯、上顎の張り出しが強い:人中短縮で口が閉じにくくなる可能性があり

術後安静が保てない・ケロイド体質:傷が目立つ可能性があります

 

◎傷を残さない/不自然な結果にしないこだわり

デザインや手術手技や適切な術後管理に徹底したこだわりを持っています。

 

・デザインのこだわり

 ①波打デザイン、鼻腔底隆起の一部温存

鼻の付け根の入り口には元々鼻腔底隆起という盛り上がりがあります。

鼻腔底隆起がないと鼻が顔からいきなり出現したような感じ”パーティグッズの付け鼻”のような印象となり違和感が強くなります。

鼻腔底隆起に切り込むように付け根ギリギリで切開すると傷跡は目立たないのですが、違和感が強くなります。

それを嫌がって付け根から少し離れて切開すると、正面からみて傷跡が目立ってしまいます。

なので波打つようなデザインを行います。

鼻腔底隆起を一部残しつつ(少し傷跡が目立つ)、一部では鼻の付け根で切開します。

一本の連続した横線を傷と認識しやすいので、分断することで傷と認識しないようにするのです。

隠すとこは隠す、視覚的な効果も利用して傷跡が目立たない工夫をしています。

 

 ②鼻柱基部のポイント

鼻柱基部とは鼻柱の付け根のことですが、そこより数ミリ少し鼻柱側を切開することで、術後傷が引き伸ばされても目立ちにくい場所になります。

 

・手術手技のこだわり

 ①後戻り予防

唇側の真皮、口輪筋を鼻中隔軟骨に縫合することで後戻りを防ぎます。

皮膚にかかる緊張を緩和して傷跡になりにくくする目的もあります。

 ②傷跡になりにくい切開、縫合

切開は斜切開を行います。その方が傷の接地面積が広く傷跡になりにくいです。

縫合は、口輪筋同士、真皮同士、表皮同士の3層に分けて、段差やひきつれが生じないようにルーペ顕微鏡を使用して丁寧に行います。

 

・術後管理のこだわり

傷は引っ張られると瘢痕になり安いです。

特に口元は話したり、食事をしたり、動きを伴うことが多い場所なので1ヶ月間の管理がとても重要です。

 

術後1週間まで:テーピングを継続して創部への緊張を和らげる

術後1週間から:ケロイド肥厚性瘢痕治療薬リザべンの内服

術後1ヶ月間まで:長時間会話しない、大きな口を開けて食べるのを避ける口を大きく開けない

これを徹底するようお願いしています。

 

・まとめ

間伸びした人中は老いた感じや”寂しそうな、幸が薄そう”な印象を与え、気にされている方が多いです。

今回は人中短縮術の適応や失敗しないためのポイントを

普段から私が心がけているデザインや手術手技の工夫、術後管理含めてお話ししました。

1ヶ月程度制約がある手術ですが、やってよかった、化粧が楽しくなったなど高い満足をいただいております。

是非、形成外科出身のDr.夏目にお任せください

 

ご予約はこちらから

60秒で予約完了 ▶︎

👉 https://reservation.medical-force.com/b/d7bb811e-ebd5-4b93-93f8-588864b24f15

※美容医療にはさまざまな考え方があり、医師によって意見や方針が異なることもあります。発信内容はあくまで一つの参考としてお読みいただき、ご自身に合った納得のいく医療を選んでいただけたらと思います。

また、意図せず不正確な情報や誤解を招く表現が含まれていた場合は申し訳ありません。その際は適宜修正・補足させていただきます。

 

【プロフィール】

美容外科医 Dr.夏目隆太郎

https://biancaclinic.jp/doctor/natsume/

形成外科で特に目元や顔面骨を中心としたお顔の手術を多数執刀

目元の治療に関しては、見た目の美しさだけでなく、眼科的な機能面も非常に重要だと考え、より安全かつ確かな治療を提供するため、現在は眼科医としても研鑽を重ねている

メスを使う治療だけでなく、ヒアルロン酸注入などの切らない施術を積極的に取り入れ、

美容外科・美容皮膚科・形成外科・眼科といった多角的な専門的視点から

日本を代表する美容健康再生医療クリニックであるBIANCA CLINICにて最新美容医療を提供している

【経歴】

2020年 東京医科大学卒業 東京都済生会中央病院

2022年 東京慈恵会医科大学附属病院形成外科

2023年 東京慈恵会医科大学附属柏病院形成外科

2024年 BIANCA CLINIC

【所属学会/資格】

日本美容外科学会(JSAS)

日本形成外科学会正会員

日本頭蓋顎顔面外科学会正会員

日本眼科学会正会員

【SNS】

Instagramアカウント 

 https://www.instagram.com/dr.natsume?igsh=OHBvd3VtajV1bmY1&utm_source=qr

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