ピコトーニング、ピコスポット、ピコフラクショナル違いは?
こんにちは、印象設計家/美容外科医 夏目隆太郎です
くすみのない透明感のある肌は男女問わず、上品で洗練された印象を与えます。
(上:施術前、下:施術後、施術内容:ピコスポット 1回+ピコトーニング 15-20回照射後)
個人的には美容外科施術より、まずは肌を整えたほうが全体の印象改善に効果的だと考えています。
ただ実際は、外科治療にはダウンタイムがあるので、時間が取れるタイミングでやることが多いです。
今回はダウンタイムの少ないピコレーザー”ピコシュア”について紹介し、
ピコスポット、ピコトーニング、ピコフラクショナル それぞれの特徴を解説します。
そもそもピコレーザーとは?
ピコ秒(1兆分の1秒)単位で肌にレーザーを照射します。
従来のQスイッチレーザーの照射時間であるナノ秒(1億分の1秒)よりも短いので肌へのダメージが少ないです。
効果:シミやそばかす、くすみ、毛穴、ニキビ跡、肝斑など
◯ピコスポット
高出力で気になるシミにピンポイントで照射して、メラニン色素を破壊し、シミを改善します。
盛り上がりのないホクロにも有効ですが、2-3回程度の照射が必要のこともあります。
ダウンタイム:直後から赤みが出ます、3日後からかさぶたができ、1週間で自然に剥がれます。
◯ピコトーニング
低出力で顔全体に照射することて、全般的なくすみ感を改善します。
レーザー治療で肝斑が濃くなるものが多い中で、ピコトーニングは肝斑に有効なことが特徴的です。
肝斑とは、慢性炎症によって頬や額中心にぼやっとくすんでいる状態です。日焼けや肌を擦る刺激などで増悪し、徐々に濃くなってきます。薄い状態だと肝斑の自覚がない方も多いです。そういう方にIPL治療やピコスポットを当てると色調が濃くなるので注意です。
1ヶ月ごとに10-20回ほどメンテナンスとして継続することをおすすめします。
ダウンタイム:直後赤みが出ることがありますが、翌日には戻っています
◯ピコフラクショナル
皮膚に点状の微細な穴を開けることで、コラーゲン産生を促し、毛穴開き、ニキビ跡を縮小させます。
(上:施術前、下:施術後、施術内容:ピコフラクショナル 5回+ピコトーニング10回+ハイドラフェイシャル5回)
1ヶ月毎に3〜5回程度続けることをおすすめします。
ダウンタイム;2-3日程度赤みが出ることがあります
いずれも麻酔クリームで我慢できる程度の痛みです。輪ゴムでパチンと軽く弾かれたような感覚があります。
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まとめ
今回はピコスポット、ピコトーニング、ピコフラクショナル それぞれの特徴を解説しました。
くすみ感が薄いと多くの患者様は肝斑を自覚されていません。
視診、VISIA肌診断機を用いて肌状態を確認し、一人一人に合った治療を提供しています。
是非お気軽にご相談ください。
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※美容医療にはさまざまな考え方があり、医師によって意見や方針が異なることもあります。発信内容はあくまで一つの参考としてお読みいただき、ご自身に合った納得のいく医療を選んでいただけたらと思います。
また、意図せず不正確な情報や誤解を招く表現が含まれていた場合は申し訳ありません。その際は適宜修正・補足させていただきます。
【プロフィール】
美容外科医 Dr.夏目隆太郎
https://biancaclinic.jp/doctor/natsume/
形成外科で特に目元や顔面骨を中心としたお顔の手術を多数執刀
目元の治療に関しては、見た目の美しさだけでなく、眼科的な機能面も非常に重要だと考え、より安全かつ確かな治療を提供するため、現在は眼科医としても研鑽を重ねている
メスを使う治療だけでなく、ヒアルロン酸注入などの切らない施術を積極的に取り入れ、
美容外科・美容皮膚科・形成外科・眼科といった多角的な専門的視点から
日本を代表する美容健康再生医療クリニックであるBIANCA CLINICにて最新美容医療を提供している
【経歴】
2020年 東京医科大学卒業 東京都済生会中央病院
2022年 東京慈恵会医科大学附属病院形成外科
2023年 東京慈恵会医科大学附属柏病院形成外科
2024年 BIANCA CLINIC
【所属学会/資格】
日本美容外科学会(JSAS)
日本形成外科学会正会員
日本頭蓋顎顔面外科学会正会員
日本眼科学会正会員
日本美容内科学会正会員
【SNS】
Instagramアカウント
https://www.instagram.com/dr.natsume?igsh=OHBvd3VtajV1bmY1&utm_source=qr