美しい顔の条件”オージーカーブ”、追い求めすぎると整形顔に?
こんにちは、印象設計家/美容外科医 夏目隆太郎です
輪郭の美しい条件としてE-Line、首顎角度、正面から見た黄金比などあります。
しかし正面や横だけでなく、斜めから見ても美しくある必要があります。
オージーカーブとは、顔のこめかみから頬にかけて存在するなだらかなS字カーブのことを言います。
オージーカーブがなく平坦な顔だと立体感に欠けて、老けて貧相な印象になります。
オージーカーブの理想は決まっていませんが、平坦すぎず、膨らみすぎず、適度な曲線が美しいとされています。
膨らみは頬骨の張り出し、ROOF脂肪などで構成されてます。
しかし加齢とともに骨や脂肪が萎縮して膨らみのボリュームはなくなり、周囲の皮膚もたるむことで膨らみの位置は下がり、オージーカーブは崩れていきます。
対策
①減った脂肪エリア、こめかみ付近の靭帯にヒアルロン酸注入して中顔面リフトアップ
②バーティカルスレッドリフトでほうれい線上の脂肪を上に持ち上げてチークトップを上げる
③クマ、その下の凹みなどで凹凸が出ている場合は、クマ治療で整える
などの方法があります。
しかし、チークトップの位置を上げようとヒアルロン酸などを注入し続けると、over filled syndromeという
the整形顔になってしまいます。
なので、あくまでもオージーカーブは若さの象徴ではありますが、ウェルエイジング(年齢に合った美しい年の取り方)の観点からすると追い求めすぎてはいけない美の条件だと考えています。
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まとめ
オージーカーブとは顔のこめかみから頬にかけて存在するなだらかなS字カーブのこと。
年齢とともに曲線が弱くなり、斜めから見ると平坦な顔つきになります。
しかし、オージーカーブ形成にこだわりすぎるとover filled syndromeのような顔貌になるので注意が必要です。
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※美容医療にはさまざまな考え方があり、医師によって意見や方針が異なることもあります。発信内容はあくまで一つの参考としてお読みいただき、ご自身に合った納得のいく医療を選んでいただけたらと思います。
また、意図せず不正確な情報や誤解を招く表現が含まれていた場合は申し訳ありません。その際は適宜修正・補足させていただきます。
【プロフィール】
美容外科医 Dr.夏目隆太郎
形成外科で特に目元や顔面骨を中心としたお顔の手術を多数執刀
目元の治療に関しては、見た目の美しさだけでなく、眼科的な機能面も非常に重要だと考え、より安全かつ確かな治療を提供するため、現在は眼科医としても研鑽を重ねている
メスを使う治療だけでなく、ヒアルロン酸注入などの切らない施術を積極的に取り入れ、
美容外科・美容皮膚科・形成外科・眼科といった多角的な専門的視点から
日本を代表する美容健康再生医療クリニックであるBIANCA CLINICにて最新美容医療を提供している
【経歴】
2020年 東京医科大学卒業 東京都済生会中央病院
2022年 東京慈恵会医科大学附属病院形成外科
2023年 東京慈恵会医科大学附属柏病院形成外科
2024年 BIANCA CLINIC
【所属学会/資格】
日本美容外科学会(JSAS)
日本形成外科学会正会員
日本頭蓋顎顔面外科学会正会員
日本眼科学会正会員
【SNS】
Instagramアカウント
https://www.instagram.com/dr.natsume?igsh=OHBvd3VtajV1bmY1&utm_source=qr