今話題の赤み肌治療”アドバテックスレーザー”とは?
こんにちは、印象設計家/美容外科医の夏目隆太郎です
透明感がある洗練された印象を与える陶器肌、憧れますよね。
しかしどんなにすべすべな肌でも赤みがあるとそこが目立ってしまいます。
今話題の赤み肌治療の新機械”アドバテックスレーザー”について解説します。以前より赤み肌治療で多く使われているVビームとの違いも説明します。
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赤み治療の大まかな理解
赤み肌治療の原則は、リンパ球浸潤を抑えるor 血管拡張を抑えるです。
リンパ球浸潤を抑える:
ニキビやレーザー照射後、日焼け後の炎症では、リンパ球浸潤による赤みが起きます。
炎症を鎮静させる治療を行います。
例:ビタミンCやトラネキサム酸をメソナJなどで肌に導入
血管拡張を抑える:
炎症がある程度鎮静化していても残っている赤みは、血管拡張によって引き起こされています。
IPL、リジュラン/プルリアルなどのPN製剤、Vビームなどは血管拡張を改善させる治療です。
”アドバテックスレーザー”もこちらに該当します。
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”アドバテックスレーザー”とは?
このレーザーの特徴は、
ダウンタイムがほとんどなく、赤みだけでなく肌の引き締め効果もあることです。
589nmと1319nmの2つの波長を搭載しています。
589nm・・・特に血管内に多いヘモグロビンに反応して熱を発生させて毛細血管を縮小、破壊して赤ら顔や毛細血管拡張症を改善します。
1319nm・・・真皮層でのコラーゲン生成を促進して毛穴の引き締め、ハリ感を出します。それだけでなく皮脂腺を抑制してニキビ予防効果もあります。
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”アドバテックスレーザー”とVビームレーザーの違いは?
赤み肌治療といえば、Vビームレーザーが以前から多く使用されています。
Vビームは1週間ほど内出血が出るのが問題でした。
しかし”アドバテックスレーザー”は直後から内出血が出ません。そして赤みに対する効果も同等です。
Vビームは照射範囲が広い分、肌にダメージが大きかったのです。
”アドバテックスレーザー”は照射範囲が少ない重ね打ちをして、結果として照射ダメージを少なくしています。
また、Vビームには1319nm波長がありません。
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まとめ
赤み肌に悩まれる方は多いですが、Vビームは内出血があるためダウンタイムを躊躇される方が一定数いらっしゃいました。
”アドバテックスレーザー”はダウンタイムがない、ハリ感もアップするので陶器肌を目指している方に最適な治療です。
今話題の治療なのでまとめてみました。
カウンセリングでは、赤み肌の原因に応じた治療提案をしております。
是非お気軽にご相談ください。
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※美容医療にはさまざまな考え方があり、医師によって意見や方針が異なることもあります。発信内容はあくまで一つの参考としてお読みいただき、ご自身に合った納得のいく医療を選んでいただけたらと思います。
また、意図せず不正確な情報や誤解を招く表現が含まれていた場合は申し訳ありません。その際は適宜修正・補足させていただきます。
【プロフィール】
美容外科医 Dr.夏目隆太郎
https://biancaclinic.jp/doctor/natsume/
形成外科で特に目元や顔面骨を中心としたお顔の手術を多数執刀
目元の治療に関しては、見た目の美しさだけでなく、眼科的な機能面も非常に重要だと考え、より安全かつ確かな治療を提供するため、現在は眼科医としても研鑽を重ねている
メスを使う治療だけでなく、ヒアルロン酸注入などの切らない施術を積極的に取り入れ、
美容外科・美容皮膚科・形成外科・眼科といった多角的な専門的視点から
日本を代表する美容健康再生医療クリニックであるBIANCA CLINICにて最新美容医療を提供している
【経歴】
2020年 東京医科大学卒業 東京都済生会中央病院
2022年 東京慈恵会医科大学附属病院形成外科
2023年 東京慈恵会医科大学附属柏病院形成外科
2024年 BIANCA CLINIC
【所属学会/資格】
日本美容外科学会(JSAS)
日本形成外科学会正会員
日本頭蓋顎顔面外科学会正会員
日本眼科学会正会員
【SNS】
Instagramアカウント
https://www.instagram.com/dr.natsume?igsh=OHBvd3VtajV1bmY1&utm_source=qr