blog

Instagramアイコン lineアイコン ショップアイコン youtubeアイコン サロンアイコン tiktokアイコン
Instagramアイコン lineアイコン ショップアイコン youtubeアイコン サロンアイコン tiktokアイコン

Dr’s BLOG / 先生のブログ一覧

2025-09-11

夏で濃くなったシミ!改善方法を解説

こんにちは、印象設計家/美容外科医の夏目隆太郎です

7月頃がピークになる紫外線、もともとあったシミが濃くなりやすいです。

紫外線は細胞のDNAやコラーゲンなどを直接損傷させるだけでなく、活性酸素を発生させます。その活性酸素によってさらに光老化が進行します

その紫外線から守ってくれるのがメラニンです。日に焼けて肌が黒くなるのは一種の生体防御反応の一つなのです。

しかし部分的にメラニン生成が過剰になるとシミ(老人性色素斑)やそばかす(雀卵斑)の増悪に、慢性的な肌の炎症が強く出ることで肝斑が増悪します。

初期の肝斑の場合、患者さん自身が肝斑と自覚していないことが多いです。

秋になって紫外線量が少なくなると濃くなったシミも、ターンオーバーにより少しずつ排出されて自然と元の肌に戻っていきます。

しかしターンオーバーの乱れやメラニン生成がそのまま続いてしまうと、なかなか治ってくれません。

自然に治るのも時間がかかるので美容医療の力を借りましょう!

 

改善方法

◯日焼け直後”72時間”のゴールデンタイム以内ならまずはこれ!

高濃度ビタミンC点滴

メラニン生成抑制効果、抗酸化作用による活性酸素による炎症改善+黒色メラニンを褐色化させる直接還元作用

によって肌のトーンをなるべく維持します。

 

◯日焼け72時間後

炎症がまだあると判断した場合、メソナJでトラネキサム酸やビタミンC誘導体などを直接皮下に導入して鎮静を行います。

その後は原因によって治療が異なります。

シミ(老人性色素斑)やそばかす(雀卵斑)の場合

メラニンが沈着しているので、ターンオーバーを促進させて排出させる事が大切になります。

ピコスポットでメラニンを破壊して外に出す事が最も有効ですが注意が必要です。

日焼け直後だと色素沈着が強く出る可能性があるので、レーザー前3ヶ月の遮光の徹底をお奨めしています。

その上で

「ナビジョンDR TAホワイトローション」 

をレーザー1ヶ月前から施術後半年使用いただくと色素沈着しにくいです。

そばかすの場合は3回ほど治療が必要なことが多いです。ピコスポットの治療間隔は半年空けてください。

 

肝斑の場合

肌の慢性炎症が原因です。

鎮静+メラニン排出+基底膜強化の3本柱で治療します。

鎮静:

トラネキサム酸500mg/日 内服+メソナJ

最近はプルリアルの手打ち水光注射も効果的と言われています。

メラニン排出:

炎症をコントロールした上でピコスポットより出力の低いピコトーニングを肌全体に照射することで

メラニンを過剰生成させているメラノサイトを刺激せずに、全体的にくすんで見える沈着したメラニンを少しずつ削り取って除去します。

基底膜強化:

表皮と真皮の間には基底膜という仕切り構造があります。基底膜よりも表層の部分でターンオーバーが起きています。肝斑病変部はこの基底膜がもろくなり、本来表皮内にあるメラニン色素が、真皮側に落ち込むと言われています。そして真皮内のメラニンは消えにくく治りにくくなると考えられています。

ポテンツァは、細かな針で肌に微細な傷を与え、高周波の熱を照射する治療法です。この熱によって基底膜が強化され、基底膜に存在するメラノサイト(メラニンを作る場所)を抑制+ターンオーバー正常化によって肝斑が改善します。

 

まとめ

このように時期や種類によって治療が異なります。

VISIAという肌診断機を用いた他覚的評価も行いつつ診断治療を行なっています。

是非お気軽にご相談ください。

ご予約はこちらから

60秒で予約完了 ▶︎

👉 https://reservation.medical-force.com/b/d7bb811e-ebd5-4b93-93f8-588864b24f15

※美容医療にはさまざまな考え方があり、医師によって意見や方針が異なることもあります。発信内容はあくまで一つの参考としてお読みいただき、ご自身に合った納得のいく医療を選んでいただけたらと思います。

また、意図せず不正確な情報や誤解を招く表現が含まれていた場合は申し訳ありません。その際は適宜修正・補足させていただきます。

 

【プロフィール】

美容外科医 Dr.夏目隆太郎

https://biancaclinic.jp/doctor/natsume/

形成外科で特に目元や顔面骨を中心としたお顔の手術を多数執刀

目元の治療に関しては、見た目の美しさだけでなく、眼科的な機能面も非常に重要だと考え、より安全かつ確かな治療を提供するため、現在は眼科医としても研鑽を重ねている

メスを使う治療だけでなく、ヒアルロン酸注入などの切らない施術を積極的に取り入れ、

美容外科・美容皮膚科・形成外科・眼科といった多角的な専門的視点から

日本を代表する美容健康再生医療クリニックであるBIANCA CLINICにて最新美容医療を提供している

【経歴】

2020年 東京医科大学卒業 東京都済生会中央病院

2022年 東京慈恵会医科大学附属病院形成外科

2023年 東京慈恵会医科大学附属柏病院形成外科

2024年 BIANCA CLINIC

【所属学会/資格】

日本美容外科学会(JSAS)

日本形成外科学会正会員

日本頭蓋顎顔面外科学会正会員

日本眼科学会正会員

日本美容内科学会正会員

【SNS】

Instagramアカウント 

 https://www.instagram.com/dr.natsume?igsh=OHBvd3VtajV1bmY1&utm_source=qr

 

いいね! 0
ご予約
お問い合わせ
キャンペーン
一覧
オンラインショップ