”弘法筆を選ぶ?”目のクマ治療に脳外科の手術器具?
こんにちは、印象設計家/美容外科医の夏目隆太郎です
直径16cmのこの器具、、、ある手術で、私にとって欠かせないものです。
正式名称”上山式中深部持針器”、脳外科の名医 上山博康先生が開発、使用されているもので、細いトンネルの先の細かいものを操作するのに適しています。
脳外科医でない私が、何に使用しているのでしょうか?
正解は裏ハムラ法です。
裏ハムラ法とはクマ治療の術式の一つで、瞼の裏からクマの脂肪を下にずらして改善させるものです。
狭い視野の中で眼窩隔膜という薄い膜をクマの脂肪ごと下の骨膜に結ぶ必要があります。
瞼が持ち上がりにくい患者さんではさらに視野が狭く難易度が高くなりますが、上山式中深部持針器があれば狭い空間でも細かな操作が可能になります。
色々な器具を試す中で、この手術器具に出会いました。
結ぶ糸にもこだわりを持っています。糸の太さ、通す針の長さや曲がり形状でも手術のやりやすさが変わってきます。
”弘法筆を選ばず”と言いますが、いいものが溢れている現在、より良いパフォーマンスを発揮するためにも状況に適した筆を選び抜く力も大事だと考えています。
因みにこの持針器、1本で10万円以上します、、、もちろん自腹です!
先が細いので落として壊れないかいつもヒヤヒヤして使っています。
自分はまだ弘法ではありませんが、手術中の細かな器具までこだわり抜いた目元手術を提供して、現状に納得せず常にレベルアップし続けられるよう精進しております。
是非お気軽にご相談ください。
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※美容医療にはさまざまな考え方があり、医師によって意見や方針が異なることもあります。発信内容はあくまで一つの参考としてお読みいただき、ご自身に合った納得のいく医療を選んでいただけたらと思います。
また、意図せず不正確な情報や誤解を招く表現が含まれていた場合は申し訳ありません。その際は適宜修正・補足させていただきます。
【プロフィール】
美容外科医 Dr.夏目隆太郎
https://biancaclinic.jp/doctor/natsume/
形成外科で特に目元や顔面骨を中心としたお顔の手術を多数執刀
目元の治療に関しては、見た目の美しさだけでなく、眼科的な機能面も非常に重要だと考え、より安全かつ確かな治療を提供するため、現在は眼科医としても研鑽を重ねている
メスを使う治療だけでなく、ヒアルロン酸注入などの切らない施術を積極的に取り入れ、
美容外科・美容皮膚科・形成外科・眼科といった多角的な専門的視点から
日本を代表する美容健康再生医療クリニックであるBIANCA CLINICにて最新美容医療を提供している
【経歴】
2020年 東京医科大学卒業 東京都済生会中央病院
2022年 東京慈恵会医科大学附属病院形成外科
2023年 東京慈恵会医科大学附属柏病院形成外科
2024年 BIANCA CLINIC
【所属学会/資格】
日本美容外科学会(JSAS)
日本形成外科学会正会員
日本頭蓋顎顔面外科学会正会員
日本眼科学会正会員
日本美容内科学会正会員
【SNS】
Instagramアカウント
https://www.instagram.com/dr.natsume?igsh=OHBvd3VtajV1bmY1&utm_source=qr